コロナウイルスによりパンデミックが約束されている日本ですが、中国人の入国拒否という当たり前の手段がとれなかったことが、アメリカ等他国に「日本は危険」と揶揄されるレベルで新型肺炎が蔓延してしまった大きな理由であることは、誰の目にも明らかでした。
なぜ日本は入国禁止の措置を取ることができなかったのでしょうか。
↑ 武漢が封鎖された後の安倍首相。
安倍首相や自民党の政治家に対する批判が続いている中、一人の議員がこの件で問題提起されていました。
小野田紀美の発言 入国拒否できない理由
自民党の参議院議員、小野田紀美さんが入国禁止、渡航制限しなかった理由についてツイッターにて告発されています。
なんで他国のような渡航制限しないのか、するべきだとの意見はずっとずっと自民党内の会議の中で沢山の議員が主張しています。が、本日も他国との対応の差についての役所の説明は「我が国は様々な状況を勘案して対応を決めていく」というような答弁と言えない答弁のみです…。 https://t.co/pk7zs2iKQZ
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) 2020年2月14日
松川先生は元外務省官僚としての見識をお持ちの上で、渡航制限について日本も毅然とした危機管理をすべきと求めてくれる仲間です。が、先ほど官僚答弁についてのみ書きましたが、自民党にも、他与党にも、様々な考えの人がいる。政治主導といっても、主導すべく向いている方向性が完全一致ではない…。 https://t.co/18arfLC5y1
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) 2020年2月14日
役所が悪いという言い分です。
個人的には自民党に配慮しつつ、国民への言い訳を兼ねたコロナ問題の責任回避発言のように感じました。話が事実であっても役人を説得するなりケツを叩くのも政治家の仕事なので、これによって「じゃあ仕方ない」とはならないです。
中国への5000円寄付についても発言されています。
https://t.co/MlFPJ1TLui中国に5000円寄付するのかというリプをいくつか頂きました。私もその話自体報道でしか聞いてない状況ですが、護る会として、寄付は任意にすべきと申し入れ済み。当然金額の問題ではない。この大変な時に、我が国の領海に侵入してくる余裕がおありの中国に寄付?冗談でしょう。
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) 2020年2月14日
【本当にふざけた話、『新型肺炎支援で日本称賛 「尖閣」は変化なし―中国』】
新型肺炎が中国国内で、猛威をふるっている一月も二月も、尖閣諸島周辺での中国公船の動きは止まらない。
爆撃機の沖縄通過まである。
国賓として呼べる環境なのか?新型肺炎で4つから5つのトゲ https://t.co/Vq0ucBX8BE— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2020年2月15日
そうですね。もうこの件に関しては私も呟かない方が良いですね。よく分かりました。呟くのは他の方にお任せします。
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) 2020年2月16日
話をまとめると、二階俊博幹事長はどうにかした方が良さそうです。
入管法の限界も言い訳
入管法を柔軟に使って中国からの入国制限をする政府の判断はまだ規制を受ける相手が海外にいるからいいけど、新型インフル特措法は直接国民生活に厳しい規制をかけるもので「柔軟な当てはめ」を政府に求めるのは危うすぎる。
新型インフル特措法を使えというなら、とっとと法改正してほしい。— くるくる🚰👏 (@_crr_) 2020年2月16日
入管法が入国拒否できる一場面として包括的に規定する5条1項14号「日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれ」に、中国から渡航する外国人が含まれるという解釈を今の政権は閣議で行ったので、法クラの皆さんが「ギリギリ」と感じたわけです。
— くるくる🚰👏 (@_crr_) 2020年2月16日
武漢縛りとも言われた、地域限定の無意味な渡航制限が今尚続いています。(現在は多少対象地域が拡大)
入管法の不備とも声もありますが、百歩譲ってそうであったとしても、コロナウイルスに関しては政治家がルールを破り自身の地位を失ってでもどうにかするべき問題でした。
日頃はルール違反を犯しまくっているくせに、都合が悪くなると杓子定規のスタンスへの切り替えは通らないです。手段を選ばず入国拒否した後に自身が処分されるなりすればよかっただけです。安倍首相にはその覚悟がありませんでした。
中国に送るマスクは日本の市場に出ることのない製品ですので、送ることによって日本のみなさんには影響はありませんので、どうぞご安心ください。「山川異域、風月同天」。ある日本人が贈ったこの言葉で多くの中国人が日本にとても感謝しています。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2020年2月16日
コロナ以降、安倍首相批判ばかりしていますが、野党を支持しているわけでもないです。今は支持したい政党がない状況。無論自民党一強の状況を良しとしていた我々日本国民にも少なからず責任はあるでしょう。
ネットの反応まとめ
批判が大半です。
流石中共の味方の自民党らしい見解です。責任取りたくないなら内閣総辞職して下さい。
— もるもる (@moromkx2) 2020年2月15日
役所の説明で国会議員の行動が決まるの?だったら国会議員要らないよ。役所を制してでも政治力を発揮して最善策を取るのが政治家の役目でしょう。行動力と実行力の無い議員はいらない。総理に直談判に行ってくれ。
— ニュースに物申す!! (@iwanttosay8) 2020年2月15日
小野田先生、それでは政治が官僚を全くコントロールできていないことを吐露していることになりますが、大丈夫ですか?緊急事態で大臣が決断できなければ日本政府は機能不全です。国民の為に命がけで戦ってくださるようお願い致します。このままではオリンピックも危機ですが、国民の生命最優先です。
— 山岡鉄秀 (@jcn92977110) 2020年2月14日
日本人を危険に晒そうとしてるのは『法務省の官僚』って
なんでハッキリ書かないのですか?— puppu🇯🇵 (@tttuka3) 2020年2月14日
渡航制限に反対する役所はどこですか?
外務省?国土交通省?厚生労働省?
前例がなく想定外と言っている余裕はありません。
感染症対策は封じ込めが基本。
国防意識の低い役所を教えて下さい。
選挙で役人や官僚を選ぶ事はできませんが、
直接声を届けるくらいはできます。https://t.co/9AtH5vsoM1— こたママ kotamama (@kotamama318) 2020年2月14日
役人は責任取らないですよね?
責任を持って決定出来るのは政治家さんじゃないのでしょうか?
役所は縦割りで自らの保身しか頭に無いから思い切った意見出ないだろうし、緊急時に多くの国民が支持をした自民党の心ある議員に頑張って欲しい!— 後藤槍武士道 (@gotobushi) 2020年2月14日
法務省? 外務省?
いくら日本国民が犠牲になっても
それに勝る国益があるのか
まったく理解できません。— カンチ (@4YZK09LFI1ErW6b) 2020年2月14日
渡航制限反対はどの議員が主張していたのか教えてください。今後の投票判断に使います。また今回の水際対策不手際の総括をお願いします。誰が何を主張し何を間違えたのか?でないと亡くなった方も浮かばれません。責任の追及をお願いします。
— 功山寺決起 (@sinsaku1865) 2020年2月15日
なぜ国民の付託を受けている議員さんの言う意見より官僚の意見が通るのでしょうか?
権限が強すぎるのではないですか?
— 日乃本@カミカゼ (@hi_nihon) 2020年2月14日
国民は一刻も早く中国人観光客の全面入国禁止を願っています。国民の意志が反映しない国会など意味はありません。我々が知りたいのは安倍総理の本音です。安倍総理が中国人観光客を止めたくないというなら最早支持は出来ない。或いは二階幹事長や親中派議員や経団連が邪魔をしているのか?
— イシマエル (@PNFBLRp1Ulm4pGh) 2020年2月15日
北海道に行って来ました
新幹線、電車、路面電車に乗ってる中国人の多さと乗客のマスクの装着率の低さに愕然としました
マスク売ってないのかな?
怖かった感染してなきゃいいな— Koji (@Koji95946207) 2020年2月14日
周りを海に囲まれた日本だからこそ渡航制限で簡単に守れたものを。なにやっとんだか(T . T)
— 猫村スナイパーにゃんどら (@nyandora222) 2020年2月14日
コロナはどの程度の危険性なのかまだ確定できない未知のウイルスです。(whoは致死率2%と断言していましたが現段階では一切信用できない)
コロナウイルスに対してアメリカは最大限の対応、日本は最小限の対応という印象です。
そのアメリカもインフルエンザに手を焼いていますが、インフルが気温が上がれば終息が約束されているのに対し、コロナは既に高温多湿の東南アジアでも確認されているため、厚労省のいっていた「梅雨に落ち着く」は希望的観測に過ぎないです。今からでも政治家の方々には覚悟を持って対応してもらいたいところです。