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高橋由伸の辞任で原辰徳監督 父親の借金と松井秀喜と不倫騒動の不幸

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我が巨人軍は永久に不滅じゃなかったということで、高橋由伸監督の辞任劇について

3年連続でリーグ戦優勝を逃した責任をとって高橋由伸自ら辞任を申し出たとのこと。まあ空気を読んでの決断でしょうね。本当は辞めると言ってくれと頼まれて実質解任に近い可能性すらあり得ます。

なんでそんな捻くれた見方をしてしまうかというと、やはり就任の経緯が滅茶苦茶だったからですかね。その辺の事と、巨人軍の歴代成績など簡単に紹介します。

 

巨人の歴代成績

最近はCSがあるのでリーグ戦の意義が薄れてしまいましたが、それでも3年連続の惨敗は巨人にとっては厳しい結果です。

過去を振り返ると3年優勝から遠ざかったシーズンは2003年~2006年(原~堀内暗黒時代)、1997年~1999年(長嶋監督)、1984年~1986年(王貞治監督)、まで遡ることになります。

2003年からの暗黒時代はちょうど松井秀喜が抜けた時期ですね。イチローと並んで球界の顔だったので成績だけじゃなく色んな意味で巨人が巨人じゃなくなった空気を感じました。

ただ王貞治自身も言っていましたが、監督は2~3度チャンスが巡ってくるので最初駄目でも野球への情熱を失わずに気に備えていればまた輝く可能性はあります。高橋由伸は華のある野球選手、監督なので応援したいです。

 

松井秀喜監督はあり得ない

巨人としては松井秀喜監督を誕生させたいんですけど、まずあり得ないです。松井が今更日本で監督をやるメリットはないですし、大田泰示に背番号55をやった時点で残されていた僅かな可能性も消えてしまいました。

背番号55は空けておくべきでしたね。

そんなこんなで順番的には監督をやるはずだった松井秀喜が難しくなったので、前倒しで高橋由伸監督になってしまったんですが、結局3年で解任となってしまいました。

 

後任は原辰徳

2006~2015年まで10年間監督を勤め、実に6度のリーグ優勝をされています。WBCでも結果を出していましたし、戦略性はともかくモチベータータイプなんでしょうね、優秀な監督だと思います。

そしてこんな状況で軽く引き受けてくれる便利な所も親会社の読売新聞に重宝されている気がしています。

 

高橋由伸の不幸

この人は天才だったんですが、巨人に振り回された野球人生ですね。自分で選んだ道とはいえ、大本のきっかけは父親の借金問題なので自業自得と言えないところはかなり同情してみてしまいます。

本当はヤクルトに入団したかった(当時は逆指名制度があったので実際に入団できていたはず。)んですが、父親の借金を肩代わりしてもらった借りを返すために巨人へ入団。

松井秀喜が脅威を感じる程の天才ぶりを発揮するのですが、守備時のフェンス激突を機に選手として一回り小さくなってしまいました。(2007年がキャリアハイですが、1999年のフェンス激突が無ければ、もうワンランク上の選手になっていたはず)

ヤクルトに入団していればこんな不倫騒動も無かったかも。まあ怪我と不倫は自己責任でもありますが、極めつけは監督になった経緯ですね。

打率.287、OPSも.8を超えていたのに、巨人の監督に適任がいない事で半ば強制的に引退させられてしまいました。そりゃねえぜ巨人と誰もが感じたはずです。そしてたった3年で今度は監督もおさらばです。

就任時は明らかに戦力が低迷期に入っていたので、チーム成績自体は想定の範囲内だったはずなんですが、さすがにちょっとかわいそうですね。

 

巨人ファンのファン脳

高橋由伸へ同情的な意見がほとんどでした

 

まとめ

日本野球はとりあえず球団を代表する選手に監督をやらせてみるという慣習があるので、原辰徳の次は阿部慎之助監督でしょうか。

必ずしもそれが悪いこととは思わないですが、だったらもう少し誠意をもって高橋由伸を扱って欲しかったなあというのが本音ですかね。相当貢献してくれたはずなので引退の経緯は残念でした。とりあえず3年間お疲れ様でした。










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