上沼恵美子を批判したとろサーモン久保田とスーパーマラドーナ武智の「暴言飲み会」に対する先輩芸人や芸能人の反応を簡単にまとめます。
全体的には「ネタで緩和しつつ厳しく叱咤して上沼恵美子の立場には理解を示す」スタンスの方達が多かったです。最近は世間に一度嫌われてしまうと、悪事の程度に関わらず消えるまで叩かれてしまうので、先輩芸人としては早々に守ってあげたい心情になってしまうのは理解できます。
今回はハリガネロック、博多大吉、爆笑問題の太田光、今田耕司、ナイツのの反応について紹介します。
元ハリガネロックのユウキロック
初期のM1では存在感を発揮していましたが、漫才の進化についていけずひっそりと芸人を引退して現在はタレントスクール講師や構成作家をされている方です。(相方の大上邦博さんは芸人廃業してローカルタレントに)
昨日21時、電話があり急遽原稿依頼がありました。「漫才を『審査』する難しさ」。色んなことを理解しました。寝ずに書きました。是非。
上沼恵美子に噛みついた久保田らを「俺は批判できない…」と元M-1ファイナリスト | 日刊SPA! https://t.co/QaLeO03VEZ @weekly_SPAより
— ユウキロック (@yuukirock0416) 2018年12月5日
リンク先にあるユウキロックの総評は論理的かつ愛があって読み応えがありました。要約すると、
自身出場のM1決勝はCM中島田紳助に「あんなネタしかないのか」と怒られた
武智と久保田は言葉を間違ったが落ちた芸人仲間を放っておくことができなかった。一度だけ許してあげてほしい
敗れた直後は人(審査員)のせいにして自分を守る習性が芸人にはある
M1も番組。上沼恵美子の毒舌は視聴率に貢献している。2017年に酷評されたマヂカルラブリーもM1以外では楽な立場に
といった感じです。どれも説得力のあるご説明でした。
上沼恵美子は審査と同時にM1というソフトを盛り上げる役目も担っていたわけですし、そういう俗っぽさもあってM1は盛り上がっていたので、その恩恵に与っていたスーパーマラドーナやとろサーモンはM1の全てを受け入れるべきでした。
博多大吉は激怒
審査員に大吉さんが復帰してほしい。 pic.twitter.com/o6IDqcJLLE
— 青茶 (@seitya04) 2018年12月2日
華丸と区別付いてない人いると思いますがM1の審査も務めたこちらの方です。
「バカ後輩たちがやらかした」
「リスナーの皆さんに宣言しますよ。僕史上、最大級の雷を落としますよ、あの2人には。ひき肉どころじゃすまないですよ。こねて、炒めて火を通して……あの野郎」と「ちょっとコミカルな言葉選んだけど割とマジ風」というスタンスでこの問題を処理しようとされてました。身内が庇ってしまうと火に油をそそぐので、マジっぽく対応するのは正解ですね。
問題を言及したラジオでは「本当にもう、おまかせください。コテンパンにしてやります」と説教モードだったそうです。武智と久保田はありがたいんじゃないでしょうか。
ナイツの塙宣之
漫才コンビ「ナイツ」の塙宣之さんはブログで暴言問題について触れていました。
「えげつないほど悩んだ」ナイツ塙宣之がM-1審査めぐり振り返る https://t.co/J6FV82eG92 pic.twitter.com/laMcRXzTYW
— アイドル芸能ニュース総合(公式)TW版。相互フォロー (@sexiier4545) 2018年12月3日
ボ:武智くんと久保田くんがやっちゃいました
ツ:お酒に気をつけないといけないね
ボ:来年は心機一転、「くぼたけち」でM-1に参戦するみたいです
ツ:新コンビ結成するわけないだろ!
ボがボケ、ツがツッコミです。
漫才化する必要性はないと思いますが、どうやらいつもブログでやっているパッケージのようです。塙宣之さんは審査員もやってmたしたし触れない訳にはいかないですもんね。
塙宣之はまだ若く審査員するには物足りない芸人キャリアですが、思いの外はっきりと点差をつけて正しい採点をしていたようです。久しぶりにヤホーの漫才見たくなってきました。
爆笑問題太田
上沼恵美子をジョーカーと称して諭していました。ジョーカーとはトランプじゃなくて映画バットマンの方です。
爆笑問題の太田が上沼恵美子を指してジョーカーって言ってるのを聞いてジャックニコルソン版のことだろうと思うけど、なかなか言い得て妙で笑える pic.twitter.com/QvA80IkYtC
— 伸 (@instl_) 2018年12月5日
似てますね。ジャックニコルソン版もそうですし、ヒースレジャーのジョーカーでもいけそう。ちなみに太田光も以前似たようなことやってました。
デスノートのリュークです。
この時のコスプレがあったからこそ上沼ジョーカーという発想に至ったのかもしれません。ラジオでは
「久保田がまた、アイツは性格悪いから。しょうがないな。ジョーカーのこと言っちゃったんだろ? ダメだよ、ジョーカーの悪口言っちゃ」
「ちょっと真剣になりすぎてるきらいがあるからな、M-1は。もうちょっと、笑う雰囲気じゃなくなってきちゃってるのはある」
相方の田中裕二は
「すげぇ反省してそうだけどね」
「まあ確かにしょうがないですよ、本人たちは必死で人生かかってるのも事実だからね」
と言及していました。
爆笑問題は今でも定期的に舞台で新ネタを披露しているので言うだけの資格はあると思います。
今田耕司
「Yahoo!検索大賞2018」のイベントで暴走(というテイかもしれませんけど)で言及されました。
「うちの後輩がすみません。僕が怒っときますから」
イベントでは一応言わないように釘を刺されていたのか吉本の関係者に止められる一幕があったようです。今田耕司さんももうかなりの立場ですからある程度の暴走は許されるでしょう。何よりM1の司会ですからね。ここでスルーはどう考えてもおかしいです。
一方上沼恵美子には「来年もやっていただきたい」と続投を望んでいました。番組を盛り上げていたのでMCとしては、とろサーモンとスーパーマラドーナより上沼恵美子を取るのは当然かもしれません。
次の記事では立川志らく、乙武洋匡、オール巨人、、ケンドーコバヤシらの反応についてまとめます。