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M-1を松本人志が総括 漫才の定義と矛盾した審査員のコメント

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マヂカルラブリーの優勝で幕を閉じた「M-1グランプリ2020」について松本人志さんがワイドナショーにて彼なりの総括をされていました。

「漫才じゃない」と今だ物議をかもしている今年度のm1グランプリ騒動ですが、松本人志曰くそれはニワカお笑いファンの戯言に過ぎないようです。

以下マヂカルラブリーに対する松本人志のコメント。

「漫才の定義は基本的にないんですね。定義ないんですけど、定義をあえて設けることで、その定義を裏切ることが漫才なんですよ。だからあえて定義を作るんですが、これは破るための定義なんですよ、いわば最終的にルールはちょっとあるんですよ、小道具を使わないとか、ズラ(カツラ)を被らないとか、でもベテランの人で面白ズラ被ってる人おるからね」

「だからね、今回のマヂカルのことでいうと、例えがいいのかどうかあれなんですけど、野球のすごい大一番の時に、ピッチャーが消える魔球を投げたみたいな感じなんですよ、で、我々プロはすごいなと、ここで消える魔球投げてくんねやって思うんですけど、にわかプロ野球ファンなんかはあれは卑怯だと、あそこで魔球投げるかね、真剣勝負せいやみたいな意見が出てくるんですよ、これは多分ね一生交わらない、この交わらないからこそ我々は飯が食えていける」

また「正統派」という括りについても言及されていました。

「『正当派漫才』なんてさぁ、正直ベテランの漫才師さんで、いまいち爆発力に欠ける人を何とか言わなあかんから言うてるだけや」とバッサリ。とがった発言に周囲が慌てふためく中、さらに「『個性派俳優』みたいなもんや。なんとか褒めなあかんから」

松本人志は政治問題については見識が浅く、比喩やボケでお茶を濁すことがほとんどですが、お笑いに関しては専門家だけあって毎度見事なコメントをしてくれます。

漫才の定義については

・小道具を使わない

・ズラを被らない

とおっしゃっているので、これは他の芸人さん達がいっているセンターマイクさえあれば漫才という今年のコメントと一致しています。

審査員たちの矛盾

「今年のコメント」については巨人師匠以外足並みが揃っているM1グランプリ審査員の皆様ですが、これまでのコメントや審査基準を振り返ってみると、ちょっとした矛盾も出てきます。

例えば中川家の礼二さんは、ジャルジャルのネタについて「面白いが漫才としてはどうなのか」的なコメントをされていました。松本人志も決勝ラウンドでマヂカルラブリーに投票しなかったことについて

「本当に難しかった。いまだにあれでよかったのかと思ってますよ」とまだモヤモヤがあると告白。「2本の(ネタの)総合得点で決めようと思って。本当にやや、おいでやすの1本目の方が爆発力があったかなって」

とコメントされていましたが、これも過去の「2本の合計で決めたくない」的な発言とやや矛盾してしまいます。

無論中川家の礼二は減点した上で、松本人志も2本目のネタ比べでは五分だったことから渋々1本目のネタも考慮したのかもしれません。

本来であればこの辺の規定は、M1運営や漫才協会でしっかり話あって定義を定めるべきのような気もしますが、漫才はよく言えば懐が深く、悪く言えば適当な成り立ちなので、今の所は審査員らの現場判断が正義となっています。

オール巨人さんはかなり一貫しています。さすが漫才一筋で食ってきただけありますが、先輩であっても発言力はかなり下っ端なので、彼に他の審査員が前へ倣えすることはありません。

 

松本人志≒お笑い

松本人志は長らくお笑い業界のトップに君臨しています。

比肩し得る島田紳助やビートたけしは遠い昔に芸能界とお笑いを辞めてしまいましたし(火薬だドンは例外ですが年1ぐらいなので)、明石家さんまは笑いを審査することに否定的なので、M1には今後も直接的には関わらないです。

つまりM1の審査基準は極論いうと今の所松本人志が決めている状況といってもいいです。お笑いで天下をとったとはいえ、漫才は早々に切り上げてしまったダウンタウンですが、それでも尚松本人志がそういうのならば仕方ないといえるぐらいの功績を残してきたので個人的には納得しています。

但し、

我々プロはすごいなと、ここで消える魔球投げてくんねやって思うんですけど、にわかプロ野球ファンなんかはあれは卑怯だと、あそこで魔球投げるかね

この部分は、ロシアで開催されたサッカーW杯ポーランド戦で無気力試合をした日本代表に対し否定的だった松本人志さんに返ってきてしまいます。

あの時はまさにニワカサッカーファンが代表を叩き、プロや日頃からサッカーを見ている方々が擁護する傾向にありました。

規模は違いますがM1もW杯も大規模イベントなので、ニワカファンが大量発生します。バカにされがちなニワカファンですが、彼らがいなければドマイナーなジャンルに逆戻りです。業界や識者はニワカファンを温かく迎え入れる必要があります。

 

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