MLBの前田健太投手がトレードによりドジャースからツインズへ移籍する運びとなりました。
ボストンレッドソックスとツインズとドジャースによる三角トレードで、レッドソックスからドジャースにデビットプライスとベッツが移籍、ツインズからレッドソックスへグラテロルという若手の超有望株が移籍しています。一体どのチームが得をしたのでしょうか。そして嫁と購入したロサンゼルスの豪邸はどうなってしまうのでしょうか。
【前田健太 ツインズへトレード】https://t.co/7m3VnBE9jo
ドジャースがレッドソックスから2選手を獲得することで合意、とESPNの記者が伝えた。MLBネットワークの記者はドジャースから前田健太がツインズへ移籍する三角トレードになると報じた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2020年2月5日
🇺🇸MLB🌎
2018年のア・リーグMVP男🎖
ムーキー・ベッツが絡む大型トレードが成立!その中には前田健太の名前も…👀
・ツインズ
グラテロル
↕
・ドジャース
前田健太・ドジャース
グラテロル
バードゥーゴ
↕
・レッドソックス
ベッツ
プライス※詳細は後程記事で! https://t.co/CG4mZ5Ht8B
— ベースボールキング⚾ (@BaseballkingJP) 2020年2月5日
↑ このようなトレード内容です。レッドソックスはグラテトルと合わせてバードゥーゴも獲得、ドジャースだけが前田健太一人の放出となりました。
前田健太のアホ契約 1.1億の臨時ボーナス
参考までに以下日本人投手の年俸と契約です
ダルビッシュ
6年136億・・年俸約22億円(サイヤング賞で+出来高)
田中将大
7年170億・・年俸約24億円
菊池雄星
7年110億・・年俸約15億円
前田健太
8年27億+複雑なインセンティブ・・ベースの年俸は3億ちょい
ダルビッシュとマー君はwarでも1ランク上ですが、そうはいっても前田健太は不当に低すぎます。NPBと違ってMLBの平均年俸は4.4億円ぐらいなので平均すら下回っている契約を結んでいました。
これは前田健太というより代理人のワッサーマン・メディア・グループの落ち度ですかね。今回も前田健太クラスであればトレード拒否条項があってもおかしくないのですが、1.1億円でトレードも可能の契約となっていたようです。
ツインズにトレード前田健太が1・1億円受け取りへ #SmartNews
正直ドジャースの監督にあまり好かれていないかも?って思うような起用方法に感じていたので!
ミネソタへのトレードは私はいいと思います❣️⚾️ https://t.co/hCe5vJvxrd— NEW元祖 めぐたん💕SP (@mexam39DDON43) 2020年2月5日
ドジャースでは先発登板数や投球回数のインセンティブの足元を見られるかのように5回途中で降板、良いように便利屋として使われていました。ただこれはインセンティブ条件を達成させないためというより、ドジャースのロバーツ監督の継投策がエースのカーショウ以外は引っ張らないものだったので、その割を食ってしまった格好です。
日本ではイニングを食えない投手という評価を受けていますが、どちらかというとイニングを食わせてもらえなかったという印象です。
ドジャースにいる価値はあったのか
代理人が悪いといっても前田健太は強いチームを希望していたようなので、彼の意向を汲んだ契約でもあったのかもしれません。(それでも酷いですが)
ドジャースは確かに常勝軍団でした。
ただそんなドジャースでは結局一度もワールドシリーズ制覇できずに若手とほぼ等価交換でツインズへ移籍です。最後まで舐められていました。ドジャースはサイン盗みでアストロズに負けたようなものなので、もしかすると今後チャンピオンリングだけは貰えるかもしれませんが、前田健太は今更貰ってもと困惑していました。
嫁の成嶋早穂さんとの豪邸 単身赴任へ
ドジャース前田健太がプール付き豪邸の画像を公開 pic.twitter.com/cVDKXVfHpd
— ななし (@OK3ih) 2016年11月20日
ロサンゼルスのサンタモニカにプール付きの豪邸を建てていました。ツインズの本拠地はミネソタと遥か遠くなので恐らく単身赴任になるでしょう。MLBで自宅から絶対動かないマンが許されるのはほんの一握りの選手達です。
嫁さんは成嶋早穂さんという元フリーアナウンサーの方で、前田健太さんが相原ななさんと不倫報道の危機も乗り越えていましたので、今回もきっと大丈夫です。
どのチームが得をしたのか
ベッツとプライスといえばMLBでも超大物選手ですが、プライス投手は完全に峠を過ぎている上に年俸30億円と、レッドソックスにとっては不良債権化していました。
ベッツもMVPを獲得するほどの将来の殿堂入り候補の打者で、放出は本来ならば考えられないです(エンゼルスがトラウト出すようなもん) 。しかしサイン盗み疑惑などで現在評価が揺れている選手でもあります。レッドソックスとしてはプライスと抱き合わせで厄介払いに成功したとの見方もできます。
もし、サイン盗みが無いとベッツは打てないって判断のトレードだったとしたら、ただ哀しい。
ベッツにしろ、プライスにしろ、ポンっとトレードに出されるような選手じゃないだろ。
ベッツなんて、フランチャイズプレイヤーだぞ— Pocaroba (@JaaazzU) 2020年2月5日
サイン盗みはMLBに影を落としています。
ツインズはオフに先発ローテを放出しており、前田健太というある程度計算できる先発の獲得に至った事情があります。しかしグラテロルという若手の超有望株を放出し、地元ファンからは批判されているようです。
ドジャースは完全に野手過多状態ですが、今後もトレードを駆使して戦力を調整する意向かもしれません。前田健太もリュヒョンジンも抜け、カーショウも力を落としているので先発投手を獲得したいところです。
ツインズで活躍できるのか
余程調子を落とさない限り先発ローテの一角として当面安泰のはずです。能力的にも3番手ぐらいであればやっていけると思っています。
ピッチャーズパークのドジャースで防御率が2019年に4点台ですが、通算では3点台ですし、ツインズの本拠地ターゲット・フィールドもパークファクターはドジャスタ程ではないにしろ投手有利ですので、防御率が目も当てられないことになる可能性は低いです。
懸念は環境面ですが、メンタルは図太いタイプに見えるので乗り越えてくれるはずです。弱くもないのでポストシーズンも期待できます。ドジャースとレッドソックスと違いワールドシリーズ優勝を狙えるチームでないのは残念ですが、可能性が0というわけではないので、何とか頑張って欲しいです。