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【UFC229】マゴメドフ暴走!マクレガーに圧勝も客と乱闘でベルト没収

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マゴメドフがやってくれました。初めてのビッグマッチで興奮しすぎたんでしょうか、マクレガーとのUFCライト級タイトルマッチに圧勝しただけじゃ飽き足らず、試合後に客席に乗り込んで客に殴りかかってしまいました。

賛否あるでしょうが私は最高に面白かったです。格闘技はこれでいい!

こちらはマゴメドフのパンチでマクレガーがダウンしたシーン。マクレガーは今日いいとこ無し。

何故乱闘が起きたのか、そして今後どうなるのか、試合内容とともに振り返ってみます。

 

試合後の乱闘

ほとんどフェイスロックのようなリアネイキドチョークでタップを奪ったマゴメドフは勝利しても興奮収まらないまま、客席に殴り込み。

ほんの僅かな時間にも拘わらず、恐ろしいことに客も応戦して普通に殴り合ってました。10秒でも戦えばマゴメドフが瞬殺するんでしょうが、外国の一般人強すぎます。(もしかしたら格闘技関係者かもですが)

そして乱闘はそれだけでは終わらず

タップして沈んでいるマクレガーが後ろから殴られちゃってます。マクレガーはこの日踏んだり蹴ったりでした。

 

ヌルマゴ陣営に逮捕者

逮捕時の映像です

ダナホワイトもおかんむり。三人も逮捕されてしまいました。

 

乱闘の原因

プロレス的に挑発を続けていたエンターテイナーマクレガーに対し、マゴメドフはシャレの通じないロシア人なので、相性が悪かったですね。ダナホワイトはロシア勢にWWEのDVDを見せた方が良かったかもしれません。

決定的となったのがマクレガーのバス襲撃事件(バスのガラス割ったりして破片が目に入り後遺症が残った選手も)で、たまたまマゴメドフが不在だったものの、あの件で両陣営の亀裂はスポーツの枠を超えてしまった気がします。

どうもマクレガーに後ろから殴りかかったのは、マゴメドフのセコンドの人間らしいですし相当怒りが溜まっていたようです。

その他にも以下のような因縁も溜まっていた模様。

試合中にも拘らずマゴメドフは、チラチラ客席だかマクレガーのセコンドの方を見ていたので、どうも試合中からキレていたようです。マゴメドフの感情の高まりは試合にも影響していて、タックルして塩漬けという十八番ではなく、打撃で打ち合う場面も多くなっていました。

よくぞそんな状態で勝てたなという感じですが、総合格闘家としてはマゴメドフとマクレガーには思いの外大きな差があったので、問題なく勝ってしまいました。

 

ベルト剥奪

まだ確定ではないですが、どうやらマゴメドフのベルトは剥奪される可能性が高そうです。あと罰金も避けられないでしょう。ネバダ州コミッション裁定待ちです。

試合に勝った選手とそのセコンドが殴るって前代未聞ですね。普段ニコニコしてるダナホワイトがプッツンしていたので、最悪追放もあり得ると思います。

 

試合内容

マゴメドフの完勝です。

1Rは早々にタイクダウンして塩漬けしマクレガーのスタミナを削り、2Rから本腰入れてパウンドを入れるという作戦通りの戦い方で試合を優勢に進めると、3R当たりからは挑発に切れたのかマクレガーの打撃に脅威はないと感じたのか、積極的に打ち合うようになり、打撃でも互角以上に戦って全局面でマクレガーを上回っていました

今日の試合を見た限りでは何度戦ってもマゴメドフが勝ってしまうと思います。マクレガーはメイウェザーとボクシングやったり話題性には事欠きませんが、総合格闘家としては峠を過ぎた感があります。

才能とスター性は抜けた選手なので復活に期待したいですが、100億円以上稼いだ選手がここから地道に頑張れるかというとかなり厳しいと思います。

 

客も乱闘

マゴメドフファンとマクレガーファンが乱闘

アイルランドとロシアという国籍も関係あるのでしょうか。この日きたお客は色んな試合を観戦することができました。

 

ファンの反応

 

まとめ

スポーツマンとしていけない行為なのは分かりますし、個人的に好きな選手がこんな乱闘起こしたら失望しますけど、格闘技というジャンルとしてはこれでいいと思ってます。

(乱闘で誰かしらに後遺症が残っていたら別ですが)試合後にノーサイドばかりじゃ中々次に繋がらないですし、マゴメドフのようにスター性がない選手はヒールになって客の関心を自分に向けるのは一つの選択だと思います。

少なくとも私は次のマゴメドフの試合はチェックする予定です。まあダナホワイトがブチギレていたので最悪UFC追放になって次はWWEでの試合とかになるかもですが。

仮に追放にならなければ次はトニー・ファーガソン戦かマクレガーとのリマッチですかね。マクレガーとはちょっと結果が見えてしまうので個人的にはファーガソン戦を期待しています。










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