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マンCの正式処分は?優勝剥奪&CL出場停止 ペップデブライネら移籍放出へ

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金の力でメガクラブに成りあがったマンチェスターシティFC(以下マンC)のサイクルは、思わぬ形で終わりを迎えそうです。

粉飾決算と虚偽報告により(捜査妨害疑惑も)、暫定的な処分として優勝剥奪、罰金36億円、2年間のチャンピオンズリーグ出場停止、プレミアリーグからの降格(4部降格という話も)が下されました。

過去の例を見るに最終的な処分は、およそ半分程度に軽減されることは多いですが、かき集めた超一流の選手を引き留めておくことはできないでしょう。

オーナーのアブダビ・ ユナイテッド・グループもクラブへの思い入れはビジネス以上のものはないはずなので、こちらも一から立て直すモチベーションは無いかもしれません。

マンCが働いた不正は、スポンサー収入の水増し(オイルマネーを際限なく使うため)と、調査への非協力的な姿勢が問題視されており、ファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)に違反したとみられています。散々指摘されてきた疑惑ではありましたが、FIFAも堪忍袋の緒が切れたのかついにメスが入ってしまいました。

マンCが提訴するため、最終的な処分はスポーツ仲裁裁判所が下すことになります(マンCは他チームの不正についても調査するなど悪あがきしています)。正式な処分決定次第追記します。1年間のCL出場停止と2部降格ぐらいかなと予想しています。

 

マンCは終了 ユベントスとは違う

以前ユベントスが、八百長のカルチョスキャンダルで2部降格となっていました、

その時にはデルピエロが真っ先に残留を表明し、ブッフォン、ネドベド、カモラネージ、トレゼゲが呼応し何とかユベントスは崩壊を免れていました(イブラヒモビッチやカンナバーロなどはユーべから移籍)。

歴史のあるユーべはこれを成し得ましたが、金の力で集まったマンCの選手達はそこまでのクラブ愛は無いでしょうから、マンCは以前のただの中堅クラブに戻ってしまうかもしれません。イメージするのは財政破綻で落ちぶれたパルマFCですかね。

(選手達は悪くないです。お金や名誉を求めることは一つの正しい姿です)

 

マンCの有力選手と監督

監督はペップことジョゼップグアルディオラです。

マンCの悲願はCL優勝なので、今の所やや期待外れです。(プレミアリーグでは安定して優勝していますが、それは過去の監督でもできていました)。

ベップとしてはマンCを離れるいい口実ができたかもしれません。世界一監督の座はクロップに明け渡しましたが、モウリーニョと違いまだ一線級なのでオファーはいくらでもあるでしょう。マンCの選手達にもオファーは殺到するはずです。

エデルソン
ウォーカー
ストーンズ
ラポルト
メンディ
ロドリ
デブライネ
ギュンドアン
マフレズ
ダビドシルバ
ベルナウトシウバ
アグエロ
スターリング

特にデブライネを中心とした前線の選手達は今頃ビッグクラブが身を乗り出しているはずです。このレベルの選手を安く獲得するいい機会になりました。

上記の選手と監督は複数年契約とはいえ、降格となれば減俸は免れないですし、金というより栄光を求めてマンCに来ているので、長くないキャリアの1年2年を下のカテゴリーで過ごすことは受け入れないでしょう。

(個人的には南野拓実も心配です。リバプールはそこまで金にモノを言わせないですが、今現在CL優勝に最も近い魅力的なクラブではあるので、有力選手がくれば南野拓実の序列が更に下がってしまう懸念が)

 

サッカーファンの反応まとめ

当然マンCサポーターは絶望、ライバルチームのファンは歓喜していました。

金を使えるうちにCL優勝しておきたかったところですが、優勝していたとしても剥奪されていたかもしれないので、結果は同じかもしれません。

古豪だったチェルシーはアブラモビッチがオーナーになってから暫くは成金クラブとして冷ややかな目で見られていましたが、CL優勝も果たしてビッグクラブとして定着しました。パリSGやマンCもそれに続けと頑張っていましたが、マンCは脱落ですかね。パリもCLでは結果を残せず厳しい状況が続いています。

移籍金などがあまりに高騰(エムバペは480億円とも)していたので、今回の制裁によって多少歯止めがかかるかもしれません。健全な運営をお願いしたいところです。










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