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マスク転売で逮捕へ 過去の遡及と返品は コロナバブル終了へ

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コロナウイルス感染パンデミックに乗じたマスク転売が違法となることが決定したとの報道がありました。

自宅や倉庫にあるマスク在庫の山を見てニンマリしていたであろう転売ヤーですが、一夜明けただの不良在庫に。破産だけでなく、遡って過去のマスク転売歴の遡及もあるのではという情報もあるようです。マスク転売ヤー逮捕騒動についてまとめて紹介します。

緊急措置法の26条が適用され、懲役5年以下、または300万円以下の罰金となるようです。経済産業省も3月14日以降にオークションサイトへの出品を自粛するよう事業者に要請しているため、転売屋はこれから10日間で在庫は吐き出さなければいけません。

ただしFNNのソース元では現状’検討’という文言止まりですし、どの程度厳格に運用されるのかも不明な上、小ロット(箱からだして小分けに)で売るなど抜け道もあるかもしれませんが、割と重い刑罰になるのでマスク高騰も多少落ち着くはずです。※落ち着きはしましたが、抱き合わせや替え玉出品で抜け道転売をしている方も。

 

マスク転売で2000万の収入

もはや臨時収入というレベルではありません。フライデーの取材ではマスク転売で2000万円の収入を得た中国人もいたとのこと。⇒https://friday.kodansha.co.jp/article/98260

ヤフーオークションでも即決1000万以上で設定した転売ヤーがいます。

質問欄でも病院などに譲っては?という質問に対し、マスクもタダではありませんからと軽いレスバトルになっていました。1週間では捌ききれない在庫を抱えている転売ヤーが多くいたので、違法となれば多少の痛手を被ることになりそうです。

他にも数多くの転売ヤーがいます。

今や人の命に係わる必需品となったマスクの、最低限の備蓄はともかくとして営利目的の転売は逮捕されて然るべき案件かなと思います。

1月時点で10億枚の在庫があったそうです。消えたマスクは我々の元に姿を現してくれるでしょうか。

 

転売ヤーは株をやるべき

熱心な転売ヤーがマスク買い占めに動いた1月20日を過ぎてから、マスク製造業者の「興研」の株価は2倍以上に跳ね上がっています。現物取引だけでもマスク転売以上には稼げるので、世の中に迷惑をかけてしまう転売と違う道を今後は模索すべきです。

 

返品は可能なのか

オークション(メルカリやヤフオク)では難しいですが、ショップ販売形式のアマゾンや楽天では返品も規約上は可能のようです。今度マスクの価格が下がる可能性がありますので、高額で購入してしまい後悔している方は返品を検討してもいいかもしれません。

 

マスク転売で遡及はあるのか

一部掲示板にて、読売新聞が国民生活安定緊急措置法の施行と、特例法制定により2月1日まで遡って処罰するという情報がありましたが、さすがに過去に遡っての遡及は原則不遡及の日本の法律では可能性が低いです。あくまで施行後が対象になるでしょう。

但し遡及して欲しいという声はかなり多かったです。

札幌にマスクを送ったのも国民生活安定緊急措置法を利用しての変則的な経緯だったので、遡及の可能性も0ではないのかもしれません。ただ中国人が絡んでいるので難しいですかね。日本人だけならば厳しい対応も期待できました。

※朝日新聞などは遡及し2月分も処罰対象という表現でしたhttps://www.asahi.com/articles/ASN346WZ9N34ULFA02P.html  やるにしても見せしめ逮捕が数件レベルだと思いますが、転売屋はしばらく緊張感を持って過ごすことになりそうです。

 

病院や医療従事者に配るべき

病院は既にマスクの在庫不足で、医者や看護師が1日1枚しか使えない異例の事態になっています。

医療現場は最重要拠点といっても過言ではないので、北海道や中国に送るのもいいですが、まずは日本国内の医療現場にマスクを送って欲しいです。これは本当にシャレにならないです。コロナだけでなく、他のウイルスの伝染にも繋がってしまい医療崩壊しかねないです。

 

ネットの反応まとめ

転売ヤー終了の展開につかの間のお祭り騒ぎが起きていました。

マスクだけじゃない

アルコール消毒液を筆頭にトイレットペーパー、オムツ、非常食等が品薄の状況になっています。日本は強奪の心配が今の所はないので、これでも海外よりはマシといえますが、もう少し節度のある行動を心掛けたいです。










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