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復活勝利した松坂のメジャーリーグ時代の本当の評価。200勝と引退の可能性は?

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日本では4241日ぶりの勝利みたいです。

お世話になったソフトバンクでの勝利でないのは残念ですが、その事はもうソフトバンクファン以外忘れたことでしょう。それぐらい感慨深い久しぶりの勝利と復活でした。

勝利決まったときの松坂選手。


結果を見ようとYAHOOで松坂を検索したらまず松坂桃李がトップで上がってきました。時代は変わったもんです。

松坂は世代を代表する選手と同時に松坂性を代表する著名人でもありましたが、今は違うんですね。(松坂慶子もかなりのネームバリューですけど私の感覚では僅差で松坂大輔のほうが有名なはず。)

ここ最近はヤスの階段落ちのごとく、転げ落ちていったキャリアだったんですが、見事這い上がってきました。

本当におめでとうございます。

一部でお嫁さんの柴田倫世は何してるんだとか言われてますけど、私生活切り売りしてるようなタレントとかは仕方ないとして、彼は純粋なアスリートなわけで、プライベートに言及することは私の信念として行いません。

いやぁしかしあのダイナマイトボディのお嫁さんは元気なんでしょうか。って失礼しました。

まずは松坂選手のメジャーリーグ時代について簡単に振り返ってみます。

 

メジャーリーグ時代の松坂

通算で56勝43敗、投球回は790回で防御率が4.45です。

レッドソックスの本拠地であるファンウェイパークはヒッターズパーク(打者有利球場)なので、防御率は仕方ないとして、稼働率が残念でしたね。

渡米前の期待値からすると通算成績は相当寂しい数字ですが、実は最初の2年はかなり活躍しており、まだダルビッシュや田中将大が現れる前だったというのもあるので、当時の野球ファンはそれなりに舞い上がったんじゃないでしょうか。

渡米した2007年にワールドシリーズも制覇していますし、チームや勝利にも恵まれた選ばれし野球選手なんだなというのがリアルタイムの印象でした。

特に2年目は18勝をあげて、あのサイヤング賞の最終候補にも選ばれていました。

 

サイヤング賞

日本のプロ野球でいうなら、沢村賞(日本は一人でメジャーは各リーグから二人)にあたるその年の一番いい投手を選ぶ表彰で、松坂投手は2008年に18勝と大車輪の活躍で、最後の3人に残っていました。

ただこの年はクリフ・リーという投手が頭一つ抜けていたので、受賞は難しかったのと、あとはサイヤング賞といっても少人数による投票制ですので、松坂投手がこの年のトップ3に入る投手だったと断定するものでもありません。

あとはこの年の松坂は、イニングを多く投げていない事と、よくランナーを残した状態で降板して中継ぎに助けられており、それほど評価していない野球ファンも実は多く、まだ1年目の方が良かったという声もあるぐらいです。

中にはレッドソックスが強かっただけって意見もあるぐらいです。

ただファンの意見というのは、個人の好き嫌いも介入してしまいますので、等身大の評価を考えるために数字と2008年のレッドソックスを振り返ってみます。

 

2008年のレッドソックス

いざ振り返ってみると、確かに凄まじいメンバーが揃っていました。

打者ではマニーラミレス、デビットオルティズ、ケビンユーキリス。先発投手ではペケット、レスター、バックホルツ、ウェイクフィールド、そしてわれらが松坂で先発ローテーション、抑えがパペルボンという、ビッグネーム揃いです。

このビッグネーム揃いの中で松坂はどういった立ち位置だったのか数字で考えてみます。

war

warという賢い人が考えてくれた指標で考えてみましょう。

日本では打率や本塁打数といった、分かりやすい指標ばかりクローズアップされがちですが、メジャーリーグはデータの分野でもプロ野球のはるか先をいっており、WHIPやらRCやら様々な指標で選手を正当に評価する土台があり、warもその数多い中の指標の1つです。

そしてwarの便利なところは総合指標なのでそれ1つで、投手と野手を比較したりすることも可能です。(完璧ではないと思いますが概ね正しい事が多いです。)

特に野球はサッカーなど流動的なスポーツと違って、全てのプレーを数値化できるので、日本はもう少しこの手のデータを取り入れたほうがいいと思います。

チーム内で何番目の選手だったのか

2008年の成績を見ていきましょう。投手は勝利数とwarを紹介していきます。

レスターは16勝でwar6.1、ベケットが12勝(前年は20勝!)、war3.3、松坂は18勝でwar5.4、ウェイクフィールドが10勝、バックホルツが2勝です。

バベルボンはよく喧嘩したり自分の感情を抑えるのは苦手ですが、相手打者はよく抑えていました。しかしクローザーなのでwarでは先発投手に勝てません。

打者のwarは、ユーキリスが6.3、ラミレスが3.5、オルティズが1.7でした。

オルティズはDHで、ラミレスは守備がお粗末なので、バッティングでのインパクトほど総合的な仕事量では実は思いのほか高くありません。

ということで松坂はローテ2番手の先発投手、チームでは3番目に貢献した選手といえるでしょう。

 

まとめ

上記のことから決してレッドソックスが強かっただけとはいえませんし、2007年のwarよりも2008年の方が高いです。

サイヤングレベルの投手とはいえませんが、強豪チームのローテ2番手、普通のチームならエースクラスなので、日本人投手としてはやはり抜きんでた実力がある、というのが等身大の松坂の評価ではないでしょうか。

具体的にいうと、ダル田中には及ばないものの、国内で絶対的エースクラスの和田杉内には勝るぐらいの立ち位置でしょうか。

WBCで無理して怪我をしたりと、アメリカ人にとっては理解できないことかもしれませんが、当時の日本国内ではWBCはかなり重要な位置づけの大会でしたし、決して骨折り損なんかではなかったと思います。

(今ではWBCの価値の無さに日本人が気付いてしまってお飾りの大会になってしまったのは悲しいですが)

キャリア中盤以降は、怪我も含めてあまり冴えないピッチングでしたが、ここへきてかなり状態を戻しており、今シーズンはかなり期待しています。

200勝は?

年齢も年齢ですし、デビュー当時は間違いなく200勝に届くと思っていましたが、今の状況を考えると、200勝はかなり難しいと思います。

ただメジャーの殿堂ならともかく、名球会に入っても実はそれほどいいことがあるわけじゃなく、名球会ゴルフに参加できるぐらいですし、何より今の松坂投手は、何か吹っ切って投げているようにも見えます。恐らく来シーズンまでは現役を続ける考えなんじゃないでしょうか。

とにかく悔いの内容頑張ってほしいです。










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