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悪質タックルの宮川泰介がアメフト復帰!内田監督も驚きの判断力

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悪質タックルを行い引退を表明した、日大アメフト部の宮川泰介選手ですが、復帰を検討していることが明らかになりました。

i一応検討ということですが、復帰は既定路線でしょうね。過去の記事でも触れた通り、宮川泰介選手は「うまい会見」をしました。

では復帰の是非などを考えていきます。

 

宮川泰介も悪質

厳しいようですが、彼は実行犯です。そしてそこについて、脅されていたなら主犯(悪質タックルでいうところの内田正人監督や井上コーチ)の方が悪質という声がかなりありました。

ただ宮川選手は別に脅されていたわけじゃなく、あくまで自分が試合に出られなくなるという保身がそこにあっただけです。身の危険は一切なく、脅し云々とは話が違います。

ナイフ突きつけられてタックルしろと脅されていたならともかく、自分の保身のために人を傷つけてもいいと判断したわけですから、相当悪質というのが私の考えです。

しかもちょっと傷つけるとかではなく、頸椎や腰や背中に生涯の人生において影響を及ぼすレベルの暴行だったので、それが一つの会見でここまで世間の印象というのは変わってくるんですから、やはり相当悪質であると同時に、相当上手い会見でもありました。

↑タックル動画。関学の選手は交通事故のような衝撃だったはずです。

 

復帰は全然問題ない

これも過去の記事で触れましたが、復帰は全く問題ありません。

こちらは5月31日の記事で言及しました。

理由も記載にある通り、被害者が許しているからってだけです。というかそれ以外必要な理由はありません。いくら悪質であろうが被害者が寛容的な以上、第三者がその処遇についてとやかく言う道理はありません。

(刑事罰が伴うのであれば、そこは被害者の意向でなく司法の判断を仰ぐことになりますが、どうやらそれも無さそうなので)

対する内田監督と井上コーチは永久追放状態なわけですから、とんでもない差がついてしまいました。

井上元コーチが一番悲惨ですね。内田監督は仕事に関してはいつ辞めてもいい年齢でしたが、井上コーチは働き盛りの年齢でキャリアの完全リセットは相当つらいもんがあります。

アメフトと同様、人生にも勝敗はつきものですし今回の「悪質タックル加害者の会」では宮川君が勝ち、井上コーチが負けたという結果になりました。

 

宮川君へのエールだらけ

何か別の問題もあるようです。

引退宣言から早々の復帰ですが、組織と弱者という構図の印象が強かったのか、復帰にはかなり好意的な意見が多かったです。というより否定意見はツイッター上では私が見た限りではありませんでした。

私も復帰には上述した理由で賛成ですが、悪質タックルで同情的に見られているのは驚きです。

 

日大部員も後押し

日大アメフト部員たちの後押しも大きかったんでしょうね。彼らは共通の敵「日大」がいるので、前以上に団結しているのかもしれません。

世間的にも日大だけが悪いというような空気になっているので、恐らく問題なく復帰できるはずです。

個人的にも「蔓延していたパワハラ問題」に関しては、日大が悪者だと思いますが、その事と「悪質タックル問題」が完全に混同されているのは少しどうかと思いますが、とりあえず復帰で一件落着という感じになりそうです。

素晴らしい選手らしいので、色々な意味で成長した宮川選手に期待したいと思います。










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