パワハラ問題で揺れる体操協会ですが、宮川紗江選手への強烈な暴力動画が話題になった速見佑斗コーチの件で、宮川紗江の母親から、宮川のスポンサーとなった高須克弥へメールが送られていました。
ちなみにこちらが例の暴力動画。 宮川選手ママからのメール情報は以下記事にて。
宮川の母からのメール
宮川紗江さんのお母さんとLINE友達。
かっちゃんスタンププレゼント。お礼のメール
「いいお嬢さんですね。上手に育てられました。ダイヤモンドがさらに輝くよう応援します」メールしたら
「ありがとうございます。いいコーチに育てられましたから💕」と返事。
第三者委員会のみなさんに見せたい。なう— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年9月1日
高須医院長がツイート
「いいコーチに育てられましたから💛」というのが宮川母の速見コーチに対する印象のようです。
ビンタ動画の流出前ですから、高須医院長としても速見コーチや暴力行為へのネガティブな印象を軽減しようとしたのかもしれませんが、今となっては中学生へのあんな暴力を容認していたのか、と逆効果になってしまいそうです。
お母さんは暴力をどの程度知っていたのか
ビンタ動画以降お母さんからの発言情報がありません。
もしかすると具志堅幸司副会長のように「これはアカン」という、母の想像以上の暴力だった可能性はあります。(常識的に考えるとお偉いさんやお母さんがいるところでは、手を出すにしろ手加減するはずなので)
ただ今更速見コーチに苦言を呈したところで全く意味はないので、仮に暴力に困惑したとしても速見コーチを全面擁護するスタンスは変わらないのかなという気がします。
高須医院長と宮川紗江
宮川選手とスポンサー契約の相談。
体操協会の🆗もらったら身内なう。 pic.twitter.com/pUkWZS5QG2— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年9月7日
このようにスポンサー契約を前提として接触しているようです。
ちなみに高須クリニックはミヤネ屋のスポンサーでもありますから、宮川紗江擁護のスタンスである日テレミヤネ屋と、塚原夫妻擁護のスタンスであるフジテレビの対立構造も明らかになってきました。
宮川紗江選手は大人たちの争いに巻き込まれている感もあるのですが、ここ最近の目立つ行動でやや世間の支持は落ちているのかなという印象です。
母のメールに対するネットの反応
思いのほか肯定的な意見が多かったですが、これは高須克弥にリツートする形式だったので高須克弥氏のファンも混じっているからかもしれません。
このお母さんの言葉が全てを表現してますね!
宮川選手本人も御両親も速見コーチを信頼し、速見コーチのおかげで今があると感謝している。
そしてこれからも宮川選手には速見コーチが必要なんだ。
体操は極めて過酷で極めて危険な競技。
誰にでも任せれるものじゃないんですよ。— 戦後最大の危機!日本人は目覚めよ!! (@nippon_fukkatu) 2018年9月1日
2020年、最高に輝く宮川選手を見たいですね。
速水コーチの、満面の笑顔も。— 虎key (@K8yu4Ii4gTEH5qV) 2018年9月1日
正義が勝つ世の中であってもらいたいと希望します。
— 野球道bt (@89doubot) 2018年9月1日
宮川選手の育てのコーチに濡れ衣きせて…塚原チームに強引に所属させようとしたに見えますよね…一連の報道観てると…育ての親のコーチに濡れ衣きせようとさせたのが無意識のうちに塚原さん側でやってたとしても潜在意識が家のチームに来るしかない様に仕向けよう…としたな…と感じました。
— おりおん (@orionkoya) 2018年9月2日
18歳の将来ある少女が、内部から、しかもドンに対し告発する勇気に尊敬もですが胸が締め付けられる思いでした。お母さんの言葉を聞き宮川さん自身の言葉であることがわかり、凄くほっとしております。
— ほっこり (@hokkoriO) 2018年9月2日
私にも娘いるので、お母さんがどんな気持ちでお返事したのか、よーくわかります😃
スタンプ、良いですよね。
私も欲しいです‼️— 春夏秋冬 (@iG2BSquSmmNYTIQ) 2018年9月2日
これが真実ですよねぇ😅
— oyster-head (@head_oyster) 2018年9月2日
18歳の女性の告白になぜ、大人たちが嘘をつくのか?意味がわかりません。先生は、こんな大人をどーしたらいいと思います?
— たまごとひよこ (@L3DByv98aSAYSVR) 2018年9月2日
勇気を持ってる素敵なお嬢さんですね。権力にどうどうと立ち向かう。怖いこともあるでしょうに。
最近の日本は素敵な子が苦労するように感じますね。いじめや不登校も。いい子が苦労してるような。
かっちゃん先生みたいに助けてくれるカッコいい大人が少なくて残念。
— 小瀧弘美📪 (@neko_pi) 2018年9月2日
『教師の体罰』とやらも大方の人は容認していました。時代が流れていってるのを強く感じます。力の行使は一切ダメなんですね。良い悪いとは別に、日本人の教育の一面が否定されている訳で、益々かつて日本人を形作っていたものが変容していくのですね。
— しゅう (@bukettibukke) 2018年9月3日
いかに信頼関係があり愛情からの体罰であっても、絶対に暴力は許しません。暴力が唯一の理由です。断じて自分のクラブに引き抜くための工作ではありません。ましてや「五輪に出れないよ」と発言した事もありません。全部、本人が嘘を言っています。とにかく暴力は許せませんwww..
— ダークラブリーりすちゃん❤ (@__risu_) 2018年9月1日
18歳の少女に、大人の醜さと向き合わせてしまうことが情けな過ぎて、
無関係の私でも、一社会人として申し訳なくなってしまった。
そんな時に高須先生のご支援のお申し出があって、心苦しさは若干軽くなった。
宮川選手がしがらみから解放されて、競技に集中できる日が早く来ますように!— 🎌ちゃっきー🗾🇯🇵 (@dkchucky1) 2018年9月2日
母親を叱らないんだ・・・
— no war no ABE (@carol112222) 2018年9月7日
自分の娘がボコられているのに平気なお母さんって良いお母さんなの?
— 新いわし (@siniwasi) 2018年9月9日
LINEは韓国企業なので気を付けて下さいね。
重要なやりとりはガラケーで!— マメ (@K7JLoUz6VF34k9P) 2018年9月2日
高須克弥さんはお金を慈善活動に使っていたりと素晴らしい方ではあるんですが、かなり極端な姿勢の方なので今後この件では更に賛否分かれていくかもしれません。
なんで暴力はいけないのか
本人が容認していてもなんで許されないのかというと、簡単に言うと理由は2つ。
まずそもそもIOCが暴力を容認していない事。オリンピックを主催するIOCが駄目と言っているんですから、いくら選手が容認してもオリンピックを目指す限り本人の意思よりも尊重されるべきルールです。
そして例えば宮川選手が引退後コーチになったときなどに、暴力を使って指導してしまう可能性が高くなってしまうことですね。そうやって暴力は連鎖してきた歴史があります。ちょっとこの辺の事情に関しては後日詳しく記事にしたいですね。では。