メジャーリーグでオールスターゲームの前日に行われたホームランダービーで、ハーパー選手が優勝しました。
↑ハーパー。イケメン選手としても有名ですが、ヘアバンドはかわいすぎてあまり似合っていませんでした。
今季は決して好調とはいえないですが、とにかく華のある選手なので、こういうお祭り舞台での優勝はさすがといったところでしょうか。実のお父さんも登場していたので、色々と振り返ってみます。
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出場選手
プライス・ハーパー、リース・ホスキンス、ヘスス・アギラル、カイル・シュウォーバー、アレックス・ブレグマン、ハビアー・バエス、マックス・マンシー、フレディー・フリーマン
以上8人が参加しました。マンシーの覚醒はドジャースにとってもうれしい誤算でした。
ホームランダービーはフォームや調子を崩すということで、毎年辞退する選手もいますが、これは仕方がないですね。
今年はスタントンやジャッジらが辞退したようです。
日本と違って辞退した場合の罰則であるオールスター後の出場停止もないので、各々が自己判断で決断しています。
ただハーパーなんかは野球を単なる競技として考えていないので、盛り上げるため、自己プロデュースのため、地元で開催されたHRダービーに参加して見事優勝してくれました。
↑ ホームランダービーのみの開催ですが、ワシントンは超満員に。
こういう選手はMLBにとっても有りがたいでしょうね。人気があるのも頷ける魅力があります。
ハーパーの父親の筋肉がおかしい
ホームランダービーはパートナーとなる投手や、投げさせる距離を指定できるので、ハーパーはお父さんを指名。
↑ 左のマッチョがハーパーのお父さん(笑)腕の太さがおかしい。190センチの大男ハーパーが小さく見えます。
趣味でプロレスか何か嗜んでるんでしょうか。
滅茶苦茶近すぎる距離から投げさせている上に、、更に緊張してど真ん中ではなくコーナーを突いてしまうという、面白要素満載でした。
↑ この距離から投げさせるハーパー
お父さんはこっからハーパーの内角や外角の際どい所にボールを投げてしまっていました。実況もお父さんにエールを送る事態に。
しかし、これらの珍要素がありながらも、最後は優勝してコメディではなく、きっちり物語をハッピーエンドで締めくくるハーパーにも感嘆ですね。
普通ならこの負の引力に巻き込まれて、お笑い暗黒面に落ちてしまいます。生まれながらにして主役になるべき男のようです。
イチローも参加候補に
バッティング練習で軽くスタンドインさせるイチローの参加に待望の声もあったんですが、オールスター出場選手からの選出という原則もあり、残念ながら参加とは至りませんでした。
バリーボンズなんかはイチローはホームランダービーで優勝できると、太鼓判を押していましたし、ハーパーもイチローに言及してくれていました。(まあ日本の記者が聞いたのかもですが)
以下ハーパーのイチローに対するコメント
「イチローを見るのは本当に楽しいと思う。打撃練習では自在に本塁打を打つことができるからね。右翼席へボールを飛ばすということに関しては、彼は間違いなくスペシャルだ」
イチロー不参加に対しては「そこまでガッカリしているわけではない」
というような感じ。
まあ昨日のハーパーの出来だと、イチローは引き立て役になってしまったかもしれません。
とにかく大盛り上がりのホームランダービーでした。