大谷翔平がMLB新人王を獲得しました。
大谷が新人王を取れなかったらお尻に「ショウヘイ」ってタトゥーを入れるとお約束していたので、私も今回の受賞を喜んでいます。
【おめでとうございます!】
大谷翔平選手がア・リーグの新人王に選出されました!
日本選手では野茂英雄投手、佐々木主浩投手、イチロー外野手以来、17年ぶり4人目の快挙です!https://t.co/nNzK5FvS4T— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年11月12日
野茂英雄投手、佐々木主浩投手、イチロー以来4人目です。彼らの新人王獲得にケチをつけるわけではないですが、実質的にも新人といえる状況では史上初のともいえる快挙です。
(イチローは新人王断った方が良かったですね。そうすればヒット数を日米通算とする事にも理が出てました。まあ本人は気にしてないかもですが)
そんな大谷翔平の新人王獲得に割とケチがついているようなので、その辺の事について。
MLBの新人王
MVPやサイヤング賞もそうですが、MLBのアワードは「 全米野球記者協会」に所属する記者30人によって選出されます。
TBの記者が大谷選手には一切票を入れないかったんですね。NYの記者が意外にも2人とも大谷選手に1位票でした。
— Shoko Mizutsugi 水次祥子 (@mizutsugi) 2018年11月12日
トーレスとアンドゥハーが所属するヤンキースの地元ニューヨークの記者は大谷に投票してくれたようです。いざ身を置いた時は分かりませんが、オフィシャルな場では人類みな平等の姿勢をとっているMLBは気持ちのいい舞台です。
投票ということは数字だけでなく「インパクト」も重視されます。
(例えば20勝、防御率1点台、ヒット数記録など何かしらの大台突破は+αになる傾向があります。)そして大谷には「二刀流というこれ以上ないインパクトがありました。
まず大谷が新人王に相応しくないと言っている方は、この辺のシステムやMLBの風土の事を理解していないです。そして大谷は別に通算の数字でも明確に劣っているわけではないです。成績を見てみましょう。
他の新人王候補との比較
以下大谷の成績
打者
→104試合
打率.285、22本塁打、61打点
OPS.925、10盗塁
投手
→10試合
4勝2敗、防御率3.31、51回2/3
63奪三振
warは打者、投手分合算で3.9(warとは識者が考えたポピュラーな総合指標で、極めて客観的に能力査定してくれます)
新人王候補
ア・リーグ
大谷翔平(エンゼルス)
ミゲル・アンドゥハー(ヤンキース)
グレイバー・トーレス(ヤンキース)
ナ・リーグ
ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
ウォーカー・ビューラー(ドジャース)
フアン・ソト(ナショナルズ)
でした。
トーレスはwar3.0、アンドゥハーwar1.9です。
トーレスは攻撃指標では大谷を大きく上回っていましたが、守備が欠点でがんばって稼働したことが、新人王においては結果的に裏目に出てしまいました。
大谷翔平のマイナス面はやはり稼働できていないところですね。
唯一そこが懸念点ではありましたが、「インパクト」「総合力」この2つを考えると、大谷の新人王は至極妥当だと思います。(大谷じゃなきゃ絶対におかしいと言っているわけでもないです)
【動画】受賞の瞬間
大谷くん新人王おめでとう( ;∀;) 👏🎉✨✨✨✨✨✨✨
臨時ニュースww pic.twitter.com/WNMFHHWdee— ゆーか (@y_22_11_17) 2018年11月12日
横の方は通訳ですね。通訳まで身長が大きいです。おめでとうございます。
ファンの反応
【速報】大谷翔平選手、新人王❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️
— 市川いずみ(フリーアナウンサー) (@ichy_izumiru) 2018年11月12日
アナウンサーの方みたいですね。
亀スポ終わりでみんなでバッティングセンターへ‼︎バーチャル内海投手の120キロを打ち返してきました♡次は130キロ打てるようになりたいです(^^) pic.twitter.com/lE29Ramhbn
— 市川いずみ(フリーアナウンサー) (@ichy_izumiru) 2017年4月26日
最初はケツにしか目がいかなかったんですが、凄いバッティングです。稲村亜美にも負けていません。
その他一般人の方も祝福していました。
新人王というより、大谷は野球の歴史を変える才能をもった人物ということ。誰もがわくわくしながら彼を見るだろう。そういう選手。しかし投げる方も打つ方も並外れたパワーをもつが故に、故障が心配になる。彼のパワーを維持する肉体は、一般人と変わらぬ細胞で成り立っている。#スポーツジャガイモ
— ジャガイモ (@ja150087) 2018年11月13日
打者と投手の成績をどのように考慮してもらうかがポイントでしたが杞憂に終わりましたね!
来年はバッターとして専念して頂いて、再来年また代名詞の二刀流でファンを沸かしてください!(^^)!#大谷翔平#新人王— riquelme8スポーツ好き! (@riquelme812) 2018年11月13日
結構、日本人は新人賞をとっているんだな。
— アズマ (@yEXNGp2OijItzGB) 2018年11月13日
Σ ( ̄0 ̄)オォー!! (  ̄▽ ̄)スゲェェェ メジャーに二刀流が認められた🙆✨
— たべべと (@tabebeto3tabi) 2018年11月13日
まとめ
打つ投げる守るの能力は証明しました。あとは継続力ですね。
まだまだ若いとはいえ、シーズンを通しての稼働はなかなかできていないので、そこさえ乗り越えればメジャーリーグでも屈指の成績を残してももはや誰も驚かないと思います。
手術開けにはなりますが、何とか調子を崩さずに来シーズンも頑張って欲しいです。