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モドリッチFIFA年間最優秀選手 メッシロナウド欠席にカペッロも批判

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ロシアワールドカップで準優勝したクロアチア代表モドリッチ(レアル・マドリード)が、FIFA年間最優秀選手に輝きました。クリスティアーノ・ロナウドとメッシ2強時代が10年程続いていただけに、驚きと賞賛と納得できないという様々な声があがっているようです。

おめでとうございます。悲願のワールドカップ優勝はできませんでしたけど滑り止めの夢としてはこれ以上ないご褒美になったんじゃないでしょうか。

ただ混同される方も多いんですが、これバロンドールではありません。(コロコロ変えるFIFAが悪いです。)それらのことやメッシロナウドの欠席について。

 

メッシとロナウド欠席

ロナウドが授賞式を欠席することは事前に分かってたみたいですね。欠席したのはロナウドだけではありませんでした。

なんどメッシも欠席。カペッロも敬意を欠いていると批判コメント。彼らにも事情があるかもしれませんが、自分が受賞されるときは盛大に祝ってもらっているので出席して欲しい気持ちはありますね。

まあ自分が一番じゃなきゃ気が済まないマインドがあるからこそあれだけトップに居続けられるのかもしれませんが。

 

バロンドールとの違い

バロンドールは1956年から始まった一番古いアワードです。それが2010年にFIFA最優秀選手賞と統合され、「FIFAバロンドール」となりました。

(ちなみにFIFA最優秀選手賞は1991年発足)

しかしやっぱりやーめたとなって2016年に再び分裂。現在はFIFA最優秀選手賞とバロンドールとの2枚看板でやっている状況です。

一番大きな違いは投票システムですね。バロンドールは記者投票、FIFA最優秀選手賞はFIFA加盟各国の代表チームの監督と主将による投票で決定されます。

映画でいうならアカデミー賞とカンヌ映画賞のようにどちらも格式が高いアワードじゃないですかね。少なくとも日本のアカデミー賞とブルーリボン賞のように著しい差はないと思います。

 

過去受賞者

FIFA最優秀選手賞の直近10年の受賞者

ロナウド - 2008
メッシ - 2009
メッシ - 2010
メッシ - 2011
メッシ - 2012
ロナウド - 2013
ロナウド - 2014
メッシ - 2015
ロナウド - 2016
ロナウド - 2017

二人だけの争いになっていましたが、とりあえず終止符が打たれました。エムベパやネイマールの台頭もありますし、なによりメッシロナウドはさすがに衰え始めているので、モドリッチの受賞は終わりの始まりかもしれません。

(とかいって来年メッシが受賞してても何も驚きませんが)

 

モドリッチの談話

↑受賞の瞬間。インタビューでは

「とても光栄です。晴れやかな気持ちのなかで、この賞を手に出来たことを嬉しく思う。同時に偉大なシーズンを送ったサラーとクリスチアーノにも賛辞を贈りたい。彼らがこの賞を手にしていてもおかしくはなかった。

この賞は僕だけのものじゃない。レアル・マドリーとクロアチアの全てのチームメイトのもので、彼らの素晴らしいサポートのおかげだと思っている。それから愛をくれたファンにも感謝したい……。全ての献身性と努力が実って夢が実現したんだ」

と語っていました。かわいいルックスで性格も良さそうなのでプレースタイルだけじゃなくて私生活でも現代的な選手ですね。応援したくなってしまいます。

 

受賞には値しない?

モドリッチが受賞するならスナイデルやイニエスタも獲るべきだったという声も結構ありました。まあこればかりは実力だけじゃなくて巡り合わせも大きく関与してくるので仕方ないですね。

映画の例えばかりで申し訳ないですが、マーティンスコセッシ監督もタクシードライバーという神映画じゃなく、全盛期を過ぎて撮ったディパーデッドというちょっと出来の良いリメイク映画でアカデミー賞をやっと受賞していました。

イニエスタやスナイデル辺りは、確変シーズンがメッシロナウドの全盛期と被っていたのと、あとは伏兵同志で票が割れたりで運が無かっただけで、どの選手も受賞してもおかしくはない素晴らしい選手だと思います。

 

ファンの声

 

まとめ

次はバロンドールですが受賞なるでしょうか。

個人的にはモドリッチでいいと思います。選出時期に近いほど有利になりますしサッカーは野球と違って数字では分かり難い面もあるので、なんだかんだインパクトが大事でメッシロナウドもそうやって選ばれてきました。

ワールドカップの年に準優勝でクラブでも申し分ない活躍をしているので一番バランスが取れていると思います。とりあえず受賞おめでとうございます。










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