ロシアワールドカップで準優勝したクロアチア代表モドリッチ(レアル・マドリード)が、FIFA年間最優秀選手に輝きました。クリスティアーノ・ロナウドとメッシ2強時代が10年程続いていただけに、驚きと賞賛と納得できないという様々な声があがっているようです。
モドリッチがFIFA年間最優秀選手。C・ロナウド&メッシ以外の受賞者は11年ぶり
モドリッチはUEFA(欧州サッカー連盟)の年間最優秀選手にも選ばれており2冠達成となったhttps://t.co/xieyoxLt0h
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) 2018年9月24日
おめでとうございます。悲願のワールドカップ優勝はできませんでしたけど滑り止めの夢としてはこれ以上ないご褒美になったんじゃないでしょうか。
ただ混同される方も多いんですが、これバロンドールではありません。(コロコロ変えるFIFAが悪いです。)それらのことやメッシロナウドの欠席について。
メッシとロナウド欠席
クラブ事情による欠席だとしても無理に出席しないということは、C・ロナウドが最優秀選手賞の受賞を逃すことを意味しているのかもしれない。モドリッチが受賞したUEFAの年間最優秀選手の授賞式の際も、C・ロナウドは欠席。授賞式欠席は「ボイコット」だとして批判されていた。 https://t.co/G39yzIuFnz
— らーめんパンダ (@venti_nem_latte) 2018年9月24日
ロナウドが授賞式を欠席することは事前に分かってたみたいですね。欠席したのはロナウドだけではありませんでした。
メッシとC・ロナウドが『ザ・ベスト』欠席…名将カペッロ「敬意を欠いている」 https://t.co/oVUxIcQ8nn #gekisaka pic.twitter.com/lvsoN0HjMq
— ゲキサカ (@gekisaka) 2018年9月25日
なんどメッシも欠席。カペッロも敬意を欠いていると批判コメント。彼らにも事情があるかもしれませんが、自分が受賞されるときは盛大に祝ってもらっているので出席して欲しい気持ちはありますね。
まあ自分が一番じゃなきゃ気が済まないマインドがあるからこそあれだけトップに居続けられるのかもしれませんが。
バロンドールとの違い
バロンドールは1956年から始まった一番古いアワードです。それが2010年にFIFA最優秀選手賞と統合され、「FIFAバロンドール」となりました。
(ちなみにFIFA最優秀選手賞は1991年発足)
しかしやっぱりやーめたとなって2016年に再び分裂。現在はFIFA最優秀選手賞とバロンドールとの2枚看板でやっている状況です。
一番大きな違いは投票システムですね。バロンドールは記者投票、FIFA最優秀選手賞はFIFA加盟各国の代表チームの監督と主将による投票で決定されます。
映画でいうならアカデミー賞とカンヌ映画賞のようにどちらも格式が高いアワードじゃないですかね。少なくとも日本のアカデミー賞とブルーリボン賞のように著しい差はないと思います。
過去受賞者
FIFA最優秀選手賞の直近10年の受賞者
ロナウド - 2008
メッシ - 2009
メッシ - 2010
メッシ - 2011
メッシ - 2012
ロナウド - 2013
ロナウド - 2014
メッシ - 2015
ロナウド - 2016
ロナウド - 2017
二人だけの争いになっていましたが、とりあえず終止符が打たれました。エムベパやネイマールの台頭もありますし、なによりメッシロナウドはさすがに衰え始めているので、モドリッチの受賞は終わりの始まりかもしれません。
(とかいって来年メッシが受賞してても何も驚きませんが)
モドリッチの談話
🏆 THE BEST FIFA Men's Player 2018 is...
🇭🇷 @lukamodric10 #TheBest | #HalaMadrid pic.twitter.com/Jhk4ulAGKV— Real Madrid C.F. 🇬🇧🇺🇸 (@realmadriden) 2018年9月24日
↑受賞の瞬間。インタビューでは
「とても光栄です。晴れやかな気持ちのなかで、この賞を手に出来たことを嬉しく思う。同時に偉大なシーズンを送ったサラーとクリスチアーノにも賛辞を贈りたい。彼らがこの賞を手にしていてもおかしくはなかった。
この賞は僕だけのものじゃない。レアル・マドリーとクロアチアの全てのチームメイトのもので、彼らの素晴らしいサポートのおかげだと思っている。それから愛をくれたファンにも感謝したい……。全ての献身性と努力が実って夢が実現したんだ」
と語っていました。かわいいルックスで性格も良さそうなのでプレースタイルだけじゃなくて私生活でも現代的な選手ですね。応援したくなってしまいます。
受賞には値しない?
モドリッチが受賞するならスナイデルやイニエスタも獲るべきだったという声も結構ありました。まあこればかりは実力だけじゃなくて巡り合わせも大きく関与してくるので仕方ないですね。
映画の例えばかりで申し訳ないですが、マーティンスコセッシ監督もタクシードライバーという神映画じゃなく、全盛期を過ぎて撮ったディパーデッドというちょっと出来の良いリメイク映画でアカデミー賞をやっと受賞していました。
イニエスタやスナイデル辺りは、確変シーズンがメッシロナウドの全盛期と被っていたのと、あとは伏兵同志で票が割れたりで運が無かっただけで、どの選手も受賞してもおかしくはない素晴らしい選手だと思います。
ファンの声
未央奈映画初主演おめでとう。
そして、モドリッチUEFAに続いてFIFA 年間最優秀選手受賞おめでとう。— あお〇〇🗻 (@AoSngzasuka) 2018年9月25日
FIFA年間最優秀選手の投票で違うリーグでプレーする世界を代表するDFゴディンやキエッリーニがサラーに投票してくれてるのが嬉しい。
— Y..A (@YNWA_8__) 2018年9月25日
言いたくないけど、ネイマールがパロンドールを取るのいつになるのかw
— スナ (@SUNKKI1) 2018年9月25日
モドリッチが受賞する事は良いですね!
去年の活躍は凄まじかったので妥当ですね(^^)
今シーズンも期待してます😊#ルカ・モドリッチ— riquelme8スポーツ好き! (@riquelme812) 2018年9月24日
モドリッチかよw
チームはそうだけど、個人のパホーマンスもすごいの?— 糸氏さまー (@summerdaysdream) 2018年9月24日
パフォーマンスな笑
— 若様 (@teo_shado28) 2018年9月25日
バロンドールも取ってほしい!!
— 太宰おさまらず (@osamare_melos) 2018年9月24日
W受賞で本物のバロンドールですね!
やっぱり凄い選手ですね!— クロマニヨン (@novicehork) 2018年9月24日
サッカー界隈は今、モドリッチのFIFA年間最優秀選手受賞をバロンドールと勘違いして祝ってる人とバロンドールじゃないことを知っていてそれを叩いて情強ぶってる人で構成されている。
— あまお (@amaoroom01) 2018年9月25日
まとめ
次はバロンドールですが受賞なるでしょうか。
個人的にはモドリッチでいいと思います。選出時期に近いほど有利になりますしサッカーは野球と違って数字では分かり難い面もあるので、なんだかんだインパクトが大事でメッシロナウドもそうやって選ばれてきました。
ワールドカップの年に準優勝でクラブでも申し分ない活躍をしているので一番バランスが取れていると思います。とりあえず受賞おめでとうございます。