ホリエモンこと堀江貴文さんの出資するインターステラテクノロジズ(IST)によって宇宙ロケット「MOMO」3号機が発射され、民間としては日本史上初の宇宙観測に成功しました。
プロ野球界参入は楽天三木谷社長に真似され先を越されてしまいましたが、さすがに宇宙までいけば三木谷さんも追ってきませんでした。
北朝鮮の弾道ミサイルではありません。ホリエモンのロケットです。ちょっとタイミングは悪かったですが、民間史上初の成功は大きな意味があるはずです。
おめでとうホリエモンロケット!
一回目の打ち上げで桃ちゃんがお世話になった時から、気になって毎回打ち上げ見てたから嬉しい!(๑•̀ㅂ•́)و✧
うちらのMOMO初号機は雫公演のため、東京へ向かいます。ある意味 #おおにしタイム w#ホリエモン #MOMO3号機#奈良のMOMO1号機は東京へ pic.twitter.com/8g4IgqSf5w
— フッソ@ただの桃好き (@rx7_fc3s_tsyk) 2019年5月3日
↑ 別角度から。
宇宙空間の定義は高度100キロ以上。ホリエモンの小型ロケット開発にかけている費用、その目的など紹介します。
費用は?
今回の打ち上げだけで数千万円かかっていると言われています。大金ではありますが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が一回の打ち上げに5億円ほどかけているのに比べれば激安といえるでしょう。
世界最小のロケット「SS-520」を公開、超小型衛星を搭載して打ち上げへ…宇宙航空研究開発機構JAXA! : 軍事・ミリ速報 https://t.co/jm3uXvmeBD
素晴らしい技術
超小型衛星打ち上げだけではなく技術転用を期待出来ます。
価格も開発費込みで5億とは安い pic.twitter.com/aipOOQRZmA— 葉月 (@yukikaze0703) 2017年1月10日
民間主導のロケット開発は「Space X社」が有名ですが、Space X社は1000億円以上の費用を投入していますし、一回の打ち上げにも数億円をかけています。
そしてこのMOMOの激安ぶりはホリエモンの宇宙ロケット参入の一つの目的に繋がっています。
ロケットの目的
夢や道楽の面がないとは言わないですが、ホリエモンは現実主義者なので、将来的に事情化して大きな利益を生み出す可能性は考えているはずです。(最も事業化したときにはホリエモンの手を離れているかもしれませんが、技術は売ることもできます。)
そしてホリエモンのロケットの最大の特徴がとにかくコストが安いということです。(しかも液体燃料。)民間主導初の観測ロケット成功ということで付加価値もつきましたし、宇宙産業の世界では大きな一歩になりました。
↑ space x社の逆噴射。
これで再利用できるとのことですが、ホリエモンのロケットは使い捨ての技術で激安ロケットを実現させています。規模や宇宙工学の技術レベルでは完全に劣っていますが、「安く量産させる」ことの技術においては、ホリエモンロケットの方が上回っていると言えるでしょう。
決して同じゴールに向かっているわけではないので、〇〇に比べれば大したことないと貶める必要はないのかなと思います。今回の成功は意義のあることじゃないでしょうか。
失敗歴
↑ こちらはMOMO2号機の失敗。3号機も問題がなかったというわけではなく、発射延期などいくつかトラブルはありました。これらの失敗を乗り越え今回の成功に繋がりました。
著名人も称賛
フェンシング太田雄貴さんなどが称賛。しかしやはりフジテレビを敵に回した影響でしょうか、その辺の芸能人からのリプライなどは有りませんでした。
凄いの一言。
これぞベンチャー。諦めず挑戦し続ける。朝から勇気と元気とヤル気を貰いました。@takapon_jp さんおめでとうございます㊗️https://t.co/oORAdAmcVm
— 太田雄貴 (@yuking1125) 2019年5月3日
本日、ロケットMOMO3号が無事打ち上げに成功しました!!なんていう歴史的な瞬間なんだろ。
泣けちゃうよ。堀江さんにISTの社長の稲川さんをはじめ、沢山の人の想いがたくさん詰め込まれたロケット。
大樹町が変わる!きっとすごい事になるぞ!!#ロケット打ち上げ大成功#大樹町#ホリエモン pic.twitter.com/ERgYDbDwAk— 万里慧 (marie) (@marie19851025) 2019年5月3日
国内民間初のロケット打ち上げ成功!100km超えての宇宙空間到達、無事の着水と完璧な打ち上げ成功、本当におめでとうございます‼️🚀 歴史的快挙!本当に凄い。打ち上げ直前から華麗に宇宙へ飛び上がる様子です!(映像は十勝毎日新聞社より) @natsuroke @takapon_jp #宇宙品質にシフトMOMO3号機 pic.twitter.com/RRevosxwZV
— 千葉功太郎 (@chibakotaro) 2019年5月3日
ネットの反応は
ホリエモンのツイッターでは拍手喝采、2chなどでは賛否両論といった感じでした。
国の宇宙開発機構は何十億円もする最新の技術を使わないと国から予算をおろしてもらえない、と聞いたことがあります。
民間の力ということもさることながら、
宇宙に行くだけならそんなに高い予算をかけなくても行ける、ということを示してくれたことが大きいと思います。
おめでとうございました。— massa (@masaito44327620) 2019年5月4日
これから先、堀江さんらしい新たなビジネスと夢が展開されていくんだろうな。
— 和 (@LOGIC2019) 2019年5月4日
何か生きるパワーを貰いました。素晴らしい日になりましたね。これからも挑戦を応援しています。
— れい (@journalism006) 2019年5月4日
おめでとうございます〜🌸
次号機予定はいつですか?
2023年商業化応援してます〜🚀— はす~🚀 (@hshm02) 2019年5月4日
多分野で最初に何かを成し遂げる。
その多動力さすがです。失敗を恐れずに進むその行動力は見習うものがある。— ミウン (@appearsoul) 2019年5月4日
「民間」にしては凄いが技術的には戦前レベル。役に立つとは思えない。
目的地はメスイキロケット
証拠あるの?
↑弾道飛行で着水確認してる
どうお金に繋げるのか
上述したように大きな意義があって、将来的に莫大な利益を生む可能性はありますが、決して簡単な道ではないです。ホリエモンの出資するインターステラテクノロジズ(IST)は、最終的にZEROという宇宙衛星事業への参入を目論んでいるとのこと。
これが成功すればフジテレビに仕手を仕掛けた時ぐらいの収入をホリエモンに運んでくれるかもしれません。以上ホリエモンのロケット成功情報でした。