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森保一は日本代表監督に相応しいのか調査 東京五輪とアジア予選への危機感

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次期日本代表監督が森保一氏に決定しました。

日本サッカー協会はクリンスマンだベンゲルだとふらふらしていたようですが、最終的には日本人監督に落ち着きました。森保一さんも西野監督と同じく選手としても優秀だったので、選手の気持ちも十分理解してくれる監督になってくれることを期待しています。

個人的には悪くない人選だと思います。うまくいかなければ2年で切ればいいので、立て直しも可能ですし、東京オリンピック代表を本代表のための試作の場として運用することもできます。

 

森保監督の年俸

2年契約で3億円といわれているので、年俸は1億5000万円前後。

森保監督は現在進行形で、東京オリンピックに向けてU-23サッカー日本代表の監督も務めているため、本代表と平行して指導していくことになります。

ちなみにU-23日本代表監督としてもらっていた年俸は3500万円だったので、大幅増額です。現在年齢も49歳。ここへきての年俸1億越えは笑いがとまらない状態じゃないでしょうか。

ベンゲルじゃなかったことにがっかりしている人もいるようですが、ベンゲルであればどんなに少なく見積もっても4億円は必要だったと思います。まあ私もベンゲル見たかったですが。無理を言っても仕方ありません。

 

トルシエとの比較

五輪代表と、本代表の兼任については、実は過去にトルシエ監督でも行われていました。

トルシエといえば2002年日韓ワールドカップで印象的な方が多いと思いますが、実績は十分で

世界ユース準優勝
コンフェデ杯準優勝
オリンピックベスト8
アジアカップ優勝
ワールドカップベスト16

日本代表にこれだけの実績をもたらしてくれました。勿論トルシエが指揮した世代は、小野中田などの黄金世代が揃っており、人材にも恵まれていたのですが、森保監督も少なからず比較はされると思うので、何とか頑張って欲しいです。

ちなみにトルシエ監督、実績は立派ですが、本人が強く拘っていたフラット3は、ワールドカップ直前で選手同士が話し合い、トルシエの言うがままにしてたら守り切れないと、選手達に三行半を下された微妙な戦術です。

そのためトルシエに関して、戦術面では割と微妙な印象があります(笑)森保監督は一体どのような監督になるのでしょうか。

 

森保監督の実績(Jリーグ)

20011年から2017年までの6年間、Jリーグのサンフレッチェ広島の監督をされており、何とそのうち3回でリーグ優勝を果たしています。

野球でいうなら落合監督レベルの実績じゃないでしょうか。日本人としては岡田監督と西野監督の次のランクに位置するレベルだと思います。

ただし!!最後の2017年は17位で降格、その前年は6位と尻すぼみになっていった点は不安です。

 

なぜ兼任なのか

勿論森保一が日本代表監督に相応しいというのも大きな理由だと思いますが、1番大きいのは、東京オリンピック世代に優秀な人材が多いので、トルシエがそうしたように、カタールワールドカップにむけて世代交代や人材の見極めなどを、円滑に行うためではないでしょうか。

東京オリンピック世代は、堂安律、伊藤達哉、板倉滉、久保建英(選ばれれば飛び級です)、小川航基、冨安健など、楽しみな逸材が多いので、森保監督には、現代表のストロングポイントを残しつつ、若い世代のエッセンスも取り入れていって欲しいです。

まああとは、協会側の都合として、五輪で結果を残せなければ、日本代表のほうも首をきる、というような大人の事情もあるはずです。カタールまで率いるのであれば、アジア大会や東京オリンピック、アジアカップなどで十分な結果を残さなくてはいけません。

 

森保一は日本代表監督に相応しいのか?

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