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村田諒太や亀田がRIZIN批判 那須川メイウェザー戦、ボクサー達の反応

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前回の記事にて、「那須川天心vsメイウェザー」に対するキックボクサーと総合格闘家の反応をまとめましたので、今回はボクサー側の反応について紹介します。

傾向として、キックボクサーと総合格闘家は、他流試合で成り上がってきた経緯があるので大晦日の試合を肯定的に考えている選手が多いのに対し、ボクサーはその踏み台になってきたので、RIZINなどの興行に対して批判的なスタンスである事が多いです。

極めた選手ほど自分のやってきたことにプライドを持っていますのでね。それを踏まえて、ボクサーの方々の意見を解釈して頂ければと思います。

 

村田諒太はRIZIN批判

再起を表明した村田諒太選手。ツイッターもインスタもやってませんが、フェイスブックにて発信しておられます。

メイウェザー来日か
本気で試合する人間が、時差あるところに直前に来るかね
なんちゅう無理のある盛り上げ方と言うか、商法

一生懸命ボクシングやってる選手がアホらしくなるから、あまりウェルカムじゃないな、こういう茶番劇
那須川君は一生懸命だし、良い子なんで応援したいですが、商法として、なんだかなあ
ほとんどのボクサーがそう思っているんじゃないかと思います

昔からこの手の商法はよくあるなあと
引退したボクサー連れて来て倒して、k-1の方が強いという印象を
与えたり訳わからん団体の王者連れて来て

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みたいな図式を作ろうとする、この手のは、ボクサーからしたらなめんなよ
ってなりますわ

まあどれもすぐ潰れて、最後に残ってるのがボクシングですから、
気にしてもしゃあないのかもですけどね

これまで当たり障りのない発言が多かった村田選手ですが、今回は結構踏み込んだ発言でした。

頭のいい方なので敢えてラインを超えた感じですね。

k1でボクサーが踏み台になってきたことに対して、うっ憤が溜まっていたんだなと思います。後述しますが、格闘技ファンはこの村田の発言に対して、「言い過ぎ」等と厳しい反応の方が多かったです。

 

パッキャオ

メイウェザーとは二人合わせて500憶円ほどのファイトマネーの試合を行ったマニー・パッキャオも「茶番だ」と反応。

以下パッキャオの発言。

「これが一足早い新年の誓い。自分と同じサイズ、もしくは体格が上で、経験を持つ相手とのみ戦い続ける」

「メイウェザーは体格で5キロ以上軽く、経験の少ない那須川とボクシングルールで対戦し圧勝した。自分は体格で同等以上を誇り、十分な経験を持つ相手とだけ拳を交える」

自身のツイッターで発言されていました。

塩試合だったとはいえ、自分がボクシング史に残る試合を行ったメイウェザーのあからさまな茶番劇にお怒りの様子。

 

亀田昭雄

強い方の亀田といってもいいでしょう。

世界王者にこそなれませんでしたが、アーロン・プライヤーという伝説的なボクサーと対戦ではベルト戴冠失敗も仕方ないです。ボクシングファンの間では評価の高いボクサーです。

見るべきものの何一つ無いスパーリングでしたね。体格云々ではなく、実力差があり過ぎます。赤子と大人、あるいは小型車とダンプカー以上の違いですよ。

那須川はあくまでもキックボクシングの王者であって、ボクシングはズブの素人であることを示しました。この子にはサイドステップがまるでなく、前後の動きしかできずにメイウェザーの真正面から攻撃を仕掛けてしまった。RIZINやキックの世界では、あれでもいいのでしょうが、ボクシングはそんなに甘いものではありません。

メイウェザーが既に引退した人間であっても、あの力量で、かつての世界チャンピオンに向かっていくのはボクシングを舐めているとしか思えません。今後、この子がボクシングを真剣にやることは無いでしょうし、やったところで成功は期待できません。日本の格闘技界という狭い世界では通用しても、世界中の強者がひしめき合うボクシング界では生き抜けないでしょう。ボクシングとは、それだけワールドワイドな競技なのです。

一方のメイウェザーも“元“チャンピオンですから、身体が絞れていませんでした。脇腹の贅肉が目立ちましたよね。でも、那須川を相手に練習する必要も無かったです。パウンド・フォー・パウンド・キングとしてボクシング界のトップに君臨していた彼が、こんな見世物興行に出てしまったことが、非常に哀しいですが…。

メイウェザーは那須川に対して本気のパンチなど1発も放っていませんよ。あれはマスボクシングです。現役時代のメイウェザーが10なら、昨日の動きは1もいかないでしょう。なのに、那須川は簡単に倒れてしまった。まさに茶番劇です。

それでもね、見世物興行としては、RIZINもフジテレビも那須川もWIN-WIN-WINと言えるでしょう。「ボクシング界の超スーパースターが日本に来て、格闘技界の神童とファイトする」ということで、3万人近い観客が会場を埋めた。TV局としても紅白歌合戦を相手に視聴率で勝負を懸けることができた。那須川は「やったことのないボクシングルールで伝説の男に挑んだ悲劇のヒーロー」として自分の名を売れた。今後、主催者サイドは、お涙頂戴的に那須川を演出していくストーリーができたんじゃないかな。そういうことが好きなファンも存在するでしょうから、ビジネス的には成立しているように思います。

最初から勝負にならないことは目に見えていましたが、敢えて述べるならメイウェザーもボクシングの威厳を保てたのかもしれません。

那須川はやはり、これまでやって来た格闘技の世界で生きていくべきでしょう。今回同様、彼の姿を派手に演出するTV局があってもいい。ただ、那須川にボクシングは無理だと僕は思います。見世物とボクシングは根本的に違うのです。

(引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/kimurayu/20190101-00109810)

 

牛若丸あきべぇの例え

ボクシング技術を学ぶためというより、キャラ作りやプロモーションのために亀田三兄弟と一時行動を共にしていた牛若丸あきべぇこと渡部あきのりさんは、今回の試合を卓球とテニスに例えていました。

「予想通りでしたが、格闘家としての注目、興行を盛り上げた事は 選手として本望だったと思います。勇敢に挑み、万人の前で散った天心くんは本当にプロのエンターテイナーだと思いました」

「ボクシングはオリンピック競技でもあり、スポーツですからね。RIZIN、K―1格闘技とは競技が違います」

「テニスプレイヤーが卓球選手に卓球で勝負したような感じですかね。勝てなくて当たり前ですし、逆なら負ける訳ないと自信を持っていると思います」「ボクシングという競技で世界のトップに数十年も居続けた人間に、その人の土俵で、ボクシングで競い合ったなら 勝てなくて当たり前です」

ちなみに渡部あきのり選手は、メイウェザーとスパーリングしたことがあり、その強さは身を持って知っているはずです。

どちらかというとテニスがボクシングで、卓球がキックだと思いますが、渡部さんなりの競技性に対する解釈があるんだと思います。

 

ファンの反応

思いのほか村田諒太への風当たりが強かったです。

まとめ

既に競技として市民権があるボクシングの選手は、やはり他流試合を茶番として認めない傾向にあります。

ただボクシングもメイウェザーだけが大金を稼げる状況で、彼が完全にいなくなればキックボクシングはともかく、総合格闘技には人気の面で分が悪い戦いになるぐらい勢いはありません。

手っ取り早いのはアメリカで流行るかどうかなんですよね。アメリカで人気のある総合格闘技のほうは、市民権を得て競技として確固たる地位を確立する可能性はあると思います。

キックボクシングは競技としてはかなり難しいと思いますが、一時期のブームは楽しかったですね。那須川天心選手には何とか新たなブームを作ってほしいものです。









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