武藤嘉紀選手がプレミアリーグ移籍です。チームはニューカッスル・ユナイテッド。
速報!!!!
ニューカッスル・ユナイテッドは、マインツのFW武藤嘉紀を獲得することで合意しました。
(ソース:Kicker) pic.twitter.com/XZERfxeggv— Cerebro (@adg_10_) 2018年7月26日
以前チェルシーからオファーがあったらしいですが、当時は出場機会や自身のレベルや適性などを踏まえてブンデスリーガを選択した武藤嘉紀選手ですが、ついにプレミアリーグに挑戦です。
現在のプレミアリーグとスペインリーグは、サッカー選手の最終目標といっても良い場所ですので、武藤選手も相当な覚悟があると思います。
移籍金と年俸
移籍金は13億8000万、それなりに高額ですが、現在のプレミアリーグでプレーするために設定された、労働ビザ取得のためのギリギリのラインです。
(というか金額としては下回っているので、ある程度融通が利くのかもしれません。)
年俸は4億円の複数年契約と報じられており、代表ではともかく、マインツでの活躍が一定の評価を得ていることは間違いなさそうです。
現在プレミアリーグでプレーする日本人はサウザンプトンの吉田麻也とレスターシティの岡崎慎司だけだったので、これは観戦に楽しみが増えました。
武藤はブンデスリーガで活躍した
3シーズン所属して、7点、5点、8点をリーグだけでゴールしています。
年齢を考えるとブンデスリーガですから、十分活躍したと言えるのではないでしょうか。
現在26歳。この年齢でプレミアリーグ移籍は順調なキャリアを歩んでいると言えます。
カニというニックネームについて
ここまじで宇佐美に出してほしかった、武藤は試合通してあんまパッとしなかったな、大迫だけ突出してるわ pic.twitter.com/uWbtzWxAY0
— 桜とレッドデビル (@cumancere819) 2018年6月29日
ポーランド戦で、宇佐美にパスを出さず、横にドリブルしてしまったことから、一部でカニと呼ばれているらしいですが、これに関しては全くピンとこないですね。
香川のベロチャットもそうですが、ただ嫌いであるがためにつけたようなニックネームや、比喩表現としての巧みさが無いニックネームは浸透しないですよね。
デラップ(凄いロングスローの人)の人間発射台とか、ジョージベストの5人目のビートルズとか、プロシネツキの黄金銃とか、マラドーナの神の手みたいな、秀逸な表現だったらしっくりくるんですけど、武藤のカニに関してはちょっとユーモア成分が足りないと感じてしまいます。
プレミアリーグで活躍できるのか
応援はしていますが、正直ちょっと厳しいかなと思ってます。
今の日本代表では唯一、単独で局面を打開できそうなタイプなので、戦術の微妙なチームに放り込んでも一定の結果を残せそうではありますが、プレミアリーグでそれをコンスタントにできるかというと、今の武藤のままでは難しい気がします。
ただ本当にアスリートは、環境の変化など、少しの事がきっかけで化けたりしますので、そこは期待しています。肉体的な資質はかなりのものがあるので、あとはサッカー脳の部分が開花すれば十分通用はするはずです。
しかし武藤のような高学歴の選手が、サッカー脳の部分で物足りない選手になり、中卒でガラの悪い選手がインテリジェンスなプレースタイルになったりするので、スポーツとは本当に面白いですね。
ベッカムもあの顔でクロスとプレースキック以外は労働者でしたし、そういうギャップも楽しんでします。
武藤が活躍できるのか、アンケートにしてみました。よろしければご参加ください。