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中島翔哉ポルト移籍!年俸と移籍金、カタール経由の理由 代理人はテオ氏

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日本代表の10番中島翔哉がポルトガルの名門ポルトに移籍することが決定しました。中島翔哉個人とポルトの合意報道から時間がたちファンを心配させていましたが、まさかのカタールリーグ脱出ということで最高の決着となりました。

久保建英の台頭で中島翔哉への興味が若干薄れていた方もいると思いますが、ポルトはCL出場常連の強豪クラブなので本当に楽しみです。年俸や移籍金、カタールリーグを経由しての移籍となった理由について紹介します。

移籍金3500万(43億円)でカタールリーグに移籍してクラブでのキャリア終了かと思いきや僅か半年で栄転です。背番号は8番、アルジェリア代表のヤシン・ブラヒミの後釜として中島翔哉を迎えるというこれ以上ない待遇が待っているようです。

 

中島翔哉の年俸と移籍金

年俸と移籍金ともにちょっと複雑です。

まず年俸ですがカタールは所得税がかからないようなので、カタールで年俸4億円を貰っていた中島翔哉としては、ポルトで倍額の8億円ほど貰わないと年俸がかなり減ってしまいます。

年俸

そして肝心の額については一切公表されていません。公表され次第追記しますが、現時点ではどの情報も推測に過ぎないです。考えられるのは①年俸ダウン、②年俸4億据え置きでポルトが全額負担、③年俸4億据え置きでアル・ドゥハイルSCが一部負担の3パターンかなと思います。

ポルトが4億より上の金額を出すとは思えないので、中島翔哉の取り分はかなり減っているとは思います。(ただし今回の移籍はイレギュラー要因がかなりあるので実際の所は分からないです。そもそも最初の年俸4億円すら裏があるかもしれません)

移籍金

ポルトが払う移籍金は1200万ユーロ(15億円)ですが、アル・ドゥハイルSCは半年前に40億円払ったばかりなので、2クラブが50パーセントづつの保有権を持ちます。といってもポルトは選手を売る側のクラブなので、年俸と移籍金ともに異例の金額です。

(設定された違約金の8000万ユーロもクラブ史上2番目に高額)

5年契約なので、4大リーグへの移籍は難しくなりましたが、スペインプレミアはまだしもドイツイタリアの中堅クラブならばポルトの方がいいキャリアだと思います。何よりカタール幽閉かと思いきやあっさり脱出した中島の事なので、もはや何があっても驚きません。

当初ウワサされていたPSGへの移籍などもポルトで活躍すれば不可能ではないはずです。尚連帯貢献金として中島翔哉がJリーグで所属していた東京V、富山、FC東京にも移籍金の一部(1000万~2億円程)が分配されます。

ポルト移籍とカタール経由の理由

恐らくポルトは中島翔哉がカタールに行く前から彼を欲しがっていたはずです。なのでポルトの考えは分かるのですが、憶測を呼んでいるのはカタールのアル・ドゥハイルSCの行動です。

40億払った選手を半年で半額以下で放出はサッカーの常識では通常考えられません。石油王がオーナーなので30億程度の損ならば全く痛くないという見方もできますが、一部では、カタール代表が力を入れていたアジアカップに中島翔哉を招集させないためという話もあるようです。実際にカタール代表は見事優勝してみせました。

あとは中島翔哉がやっぱり思ったほどの選手ではないと判断され損切りされたという見方もできます。代理人のテオドロ・フォンセカも悪名高い方なのでとにかく何かしらの裏はありそうです。

と陰謀論含め色々ありますが中島翔哉にとっては最高の移籍となったことは間違いありません。またポルトで学んだことは日本代表にも還元されるはずです。

 

中島翔哉個人の思い

上述したようにクラブ間の事情が先行しているとは思いますが、そこには当然中島翔哉本人の意向も多少はあるはずです。

ポルトガル時代と違って、カタールに移籍してから日本代表でのパフォーマンスが落ちたという指摘は少なくありませんでした。本人にもその自覚があったはずですし、久保建英など若手の台頭に焦りもあったのかもしれません。

(具体的にはカタール移籍後の中島翔哉には組織的な守備の意識と技術が欠落していたように感じました。オシムはコパアメリカ後にロストが多いと批判もしていました。)

半年前にはお金が大事、カタールの環境最高というような発言をして賛否ありましたが、これからは日本のファンも素直に応援できるはずです。

 

ネットの反応

ポルト歴代所属メンバー

カシージャス ぺぺ カルバーリョ チアゴシウバ オタメンディ ダニーロ サンドロ コンセイソン デコ メイレレス グアリン ハメス カゼミーロ ファルカオ フッキ クアレスマ等そうそうたるメンバーです。

といってもレジェンドクラスはキャリア序盤か引退前にくることがほとんどですが、ローマやトッテナムと同じ程度の格はあると思っています。

クラブランキング

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16 マンチェスター・U
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18 シャフタール
19 ゼニト
20 フィオレンティーナ
21 モナコ
22 トッテナム

 

ポルトで活躍できるのか

ポルティモネンセSC時代にポルトガルリーグへの対応は十分見せてくれたのでほとんど問題ないはずです。プレーも周りの出来によってまるでダメになるタイプでもないのでポルトも大丈夫と自信をもっての今回の大盤振る舞いでしょう。

それにしても久保建英がレアルマドリード、安部裕葵がバルセロナ、そして中島翔哉がポルトと日本代表の2列目が凄いことになってきました。ポルトガルリーグはカタールでの試合と違っていくらでも視聴方法があります。中島翔哉のポルトでの躍動に期待しましょう。










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