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那須川天心は本当に強いのか RIZINのエースでk1武尊のライバル

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キックボクサーの那須川天心選手、番組の解説なんかでは高田延彦選手らが念仏のように天才選手と褒めていますが、本当のところの実力はどうなのか考えてみます。2019年のRIZIN20でも江幡塁に圧勝していました。

30連勝

同じ格闘技で連勝というと、メイウェザーが50連勝ですがあれは別格として、実は以前井上尚弥と対戦したボワイヨが無効時代を含む31連勝でした。

ですので結局相手次第でもあります。

弱い相手を選べば、かなりハードルは下がりますし、那須川選手の相手も常に那須川に相応しい強い相手だったかというとそうではありません。

ただ彼はキックボクサーなのでUFCのようにしっかりとした団体が海外にあるわけでもないですし、更に階級が軽いので、強い選手がどこにいるのかと言われると分からないんですよね。

だから対戦相手の質が低くなるのは仕方ない面もあります。

インチキ

1つだけやめて欲しいのは、他競技の選手や引退した選手を連れてくることですかね。

これは亀田選手や旧k1が良くやってた手法で、格闘技ファンは心の底から興ざめしてしまいます。

実は今回の中村選手も、本来は総合格闘技の選手です。

総合格闘技とキックボクシングは別競技で、昔は掛け持ちしている選手も多かったですが、技術レベルが高くなってきた現在では掛け持ち選手は以前ほど多くありません。

それに中村選手にキックのキャリアはほとんどありません。最近だと総合格闘家の堀口恭二選手も、那須川と戦いたいと言い始めています。

相手がいないので、仕方ない面は承知してますが、他競技の選手と戦わせるのはやりすぎですし、多分今の時代それは通用しないので、適度に強い相手と戦わせる事も本当のスターとなる上で必要なのかなと思います。

幸い次のムエタイの選手のロッタンは強い選手なので、こっちは楽しみです。

 

キックボクシングの事情

まず団体が多すぎます。

おまけにルールも各団体で、微妙に違います。(肘の有無や、首相撲の制限など。)

次に戦うロッタン選手やムエタイの選手も、あくまでムエタイで強いだけで、肘を制限されたRIZINやRISEのキックボクシングルールでは未知数ともいえます。

最終的には資本力の大きい団体が圧倒的に有利な状況で戦う事ができる(ホームルールで戦えますので)ので、資本力こそ現在のキックボクシング界の強さとも言えます。

ただRIZINは、地上波放送しているフジテレビとの関係が危うく、いつ関係が切れてもおかしくないので、それも那須川選手の扱いがデリケートになってしまっている原因ではないでしょうか。

筋肉比較

5月6日に対戦した中村優作選手と計量の時の写真

中村選手は凄い筋肉ですね。年齢が31歳なので完熟といった感じです。

那須川選手は若さなのか体質なのか中村選手ほど筋骨隆々ではありません。街で見かけたら喧嘩をしたくないのはどっちかというと・・・真ん中の高田選手ですかね。

でかいし選手時代より勇ましい顔をしてますからね。この人はうまくセカンドキャリアを成功させました。

日本のボクサーとかキックボクサーは服を着ていると危険信号を発さなくなるの怖いですよね。派手な毒キノコみたいに一目見て危ないと分からないので、揉めてしまったとき応じてしまうかもしれません。

 

格闘家は病気

試合後のお二人

しかしよく殴り合いした後に、こんな晴れやかな笑顔でツーショットの写真が撮れるもんです。中村選手に至っては鼻の骨折もしてたみたいです。

彼らは憎しみ合ってるわけじゃないので過程は違いますが、普段は仲が悪いアイドルや漫才コンビがカメラの前で仲良し笑顔になるのと同じで、これはプロ意識ななせる業でしょうね。ある意味病気です。

我々凡人は殴り合った後こんな事できませんし、ちょっとの事でギクシャクしたりしてしまうので、自分の小ささが嫌になりますし、格闘技のそういうところは素晴らしいと思います。

 

まとめ

ということでキックボクシングは、狭い世界で、更に団体も数多くあるので、弱い相手と戦わざるを得ない、事情があるのも事実です。

本人は団体が決めた相手を戦うだけですし、那須川選手に非はありません。

勝ち続けていけば本当に強い選手と戦う日も来ると思いますし、キックボクサーとしての本当のところの実力も分かってくると思いますので、楽しみにしつつ見守りたいと思います。










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