まさかの盤外戦です。
RIZINの那須川選手が、K1の武尊選手に対戦要求したことに対し、K1サイドが営業妨害と判断し訴訟する事態に発展してしまいました。
格闘技の世界でこれは前代未聞だと思います。私の知らない間に、K1のKはキックじゃなくて告訴のKになってしまっていました。
こりゃダメだ❗😁 K1 那須川天心に損害賠償とかありえん❗😣 こんな事をしたら、さらに武尊選手のイメージを落とす事になるしK1の大ダメージに繋がる事をわかんないのだろうか?この団体は?
こんな事をしたら武尊の3階級制覇後のリング上からの発言は全てウソになる😣#格闘技 #週刊新潮 pic.twitter.com/EQmngpRwny— TOSHI 05 (@toshiyuki0751) 2018年5月31日
早速記事に
スポンサーが離れてしまった事も、那須川選手の挑発のせいとのことです。
プロレスでいうところのアングルならセンスあって面白いんですけど、残念ながら大真面目なので、さすがに少し引いてしまいました。
これはツイッターでのアンケート結果
K-1運営が『那須川天心』を『営業妨害』で提訴して『1億3700万円』以上の損害賠償を求めているようですが、
K-1のやり方は
— 【那須川天心】応援アカウント (@fightergogo) 2018年5月31日
那須川と武尊はどっちが強いのか
どちらも各団体を背負うスター選手で、ほとんど負けなしのキャリアで、あの階級では恐らく世界トップクラスの力をお互い持っているはずです。
ただ素人の私が見た限りでは、那須川選手の方が強いのかなと感じています。
こちらは那須川選手の練習動画
追い込みもあと2週間!
毎日ミット10R以上追い込まれてます!
練習の考え方やケアの仕方など変えて色々取り入れてとても良い練習が出来てます!
やるしかない!俺にかかってるんだ!#RISE125#やるしかねぇ#世界タイトルマッチ pic.twitter.com/JW9DYVLz4f— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) 2018年5月28日
立ち技に関しては史上最高の天才のキャッチフレーズに違わぬ強さで、以前記事で触れた通り、対戦相手の質は微妙ですが、この階級は世界になかなか相手がいないので仕方がない面もあります。
こちらは武尊選手の練習
K-1世界王者
武尊
ハンドバッグ打ち#死闘動画 pic.twitter.com/igkTkUtTVN— 強烈過ぎる👊格闘術 (@FIGHTing_movie) 2018年6月1日
対して武尊選手は、動き自体は那須川に劣って見えはしますが、RIZINより洗練された環境のk1で、戦うべき相手ときっちり戦って勝利しているので、こと実績という点では武尊に軍配が上がるはずです。
ですので、那須川有利と思いはしますが、一発勝負と言うことも含めてどっちが勝ってもおかしくはありません。
以上、一度も殴り合いの喧嘩をしたことがない素人の意見でした。
K1が抱える数々のトラブル
k1は現在の運営体制になってから、選手やジムと結構なトラブルを起こしています。
私が知っている限りでは、ジムを任せていた小比類巻貴之を横領の疑いで追放、チームドラゴンという老舗のジムを支えてきた前田憲作とも契約トラブルで絶縁、大雅選手が所属しているTRY HARD GYM(トライハードジム)も追放したりと、揉めまくりです。
"いよいよ明日放送! ”「VS那須川天心 -那須川天心挑戦者決定トーナメント-」
挑戦者・門口佳佑選手のセコンドには、チーム小比類巻道場がセコンドにつきました。5月26日(土)よる9時▷https://t.co/WGtAcPgHd0 #AbemaTV #那須川天心 #門口佳佑 #那須川天心挑戦者決定トーナメント #小比類巻道場 pic.twitter.com/gNQ0noqzrD
— kick boxing gym 小比類巻道場 (@kohigym) 2018年5月25日
小比類巻さん。abemaTVにはまだ関わっているようで安心しました。
勿論全てk1が正しいのかもしれませんが、ここまで問題が起きてしまうと、格闘技ファンは疑いの目で見てしまう方も多いんじゃないでしょうか。
以前はギャラ未払い頻発という超どんぶり勘定だったんですけど、運営陣が変わって杜撰な個所が改善されたのは良いんですが、今は逆に潔癖すぎるような気もしてしまいます。
ルールも大切ですけど、もう少し遊びや冒険心が欲しいのが本音です。
そもそもk1は他流試合の場だったはず
そもそもK1は空手やキックボクシングなど、立ち技の他流試合のための場でもあったわけで、対戦を要求されて訴えるというのは、ちょっと悲しすぎます。
確かに、今はK1という屋号が残っているだけと言われればそれまでですが、それは看板でもあるので、そこはもう少し尊重してくれてもいいように思います。
お互い絶対的なエースなので、万が一負けたら、団体が傾いてしまう事を懸念しているんでしょうけど、格闘技って成功しているUFCやボクシングを見て分かる通り、勝者総取りの世界なんで、個人的にはこの二人が戦わない理由はないと思っています。
そりゃ現時点でk1とRIZINが軌道にのっていて、大人気の団体であれば、ダブルエースとしてやっていくのも手ですが、正直いってどちらの団体も、世間一般ではイマイチ話題に上らないマニアックな世界止まりなので、ここは勇気を出してお互い半歩づつ踏み込んでもいいんじゃないでしょうか。
と無責任な素人の意見をぶつけてみました。近い将来、お互い納得できる形で戦う日が来ることを楽しみにしております。