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ネリvsロドリゲス中止 井上尚弥も体重超過に激怒ツイッターで苦言

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ネリこの野郎!

ボクシング世界戦でルイス・ネリ選手がまたも体重超過のルール違反をやらかしました。山中慎介さんのときと違い、今回は対戦相手のエマヌエル・ロドリゲスが試合を拒んだため試合中止となってしまいました。

wowowエキサイトマッチを楽しみにしていた私も、そして散々挑発され続けていた井上尚弥選手もさすがにツイッターでブチギレていました。

2分35秒付近からネリの計量。バンタム級53.5キロを450グラムほど超過したとのことです。

計量後お互いファイティングポーズをとってはいるものの、ネリはルールを守るつもりなし、ロドリゲスは既に試合中止を考慮していたと思われます。

ネリはこの後ロドリゲス陣営に金銭的解決を求めましたが拒絶されました。ロドリゲスとしては当然かつ懸命な判断だと思います。これで今後ネリは多少なりとも減量に真剣に取り組むでしょう。(試合する機会があればですが。ネリの知名度なら干される可能性も高いです)

 

井上尚弥ツイッターで激怒

ロドリゲスといえば井上尚弥選手がWBSSの準決勝で対戦しKO勝利しています。

珍しく口調を荒げ怒っていました。先日の亀田興毅ディスリ然り、ここ最近はお茶の間を意識したキャラ作り感もありますが、本当に怒っていると思います。

(そういえばこの対戦に際して井上尚弥はロドリゲスを応援していました。)

先日ドネアとの神試合をした井上尚弥は本当に真摯にボクシングに取り組んでいます。ネリのような卑怯者とは到底理解しあえないはずです。更にそんなネリから連日「井上には勝てる」だの挑発され続けていたので、この怒りは当然です。

ネリはバンダム級の体重が作れないのであれば階級をあげるべきでしたね。体重の調整も実力の範疇なのでネリはその点でかなり雑魚とも言えます。

 

ネリの前科は半端じゃない

山中慎介との2戦では2試合とも体重超過していました。あとは薬物疑惑もあります。

薬物ジルパテロールが検出され、ネリ陣営は牛肉に交じっていただけと弁明していましたが信じている方は少ないでしょう。そして今回の体重超過と分かっているだけで4回も違反をやらかしています。

 

何度も違反する理由

アマチュア競技と違って大金が動いているプロの興行なので、体重超過レベルだと黙認して試合を強行させてきたボクシング界の実情がネリを約束守らないマンに仕上げてしまいました。山中慎介も足元を見られて無残にもボコボコにされています。

あとはベルトを軽んじてきた結果でもある気がします。体重超過するとノンタイトルマッチになるためベルトを得られませんが、気にしない選手も増えてきました。

 

ロドリゲスがキャンセルできた理由

今回はこの試合の興行主ではなかったので強い対応ができました。それでもファイトマネーは貰えませんしロドリゲス陣営は英断です。(違約金で多少保障されますが全額は無理)

あとはこの興行のメインイベントはヘビー級のワイルダーの試合で、他にもサンタクルスなど有望選手が出るためネリロドリゲスの試合が中止になっても影響は小さいです

せめて2度目は山中慎介もキャンセルすべきでしたが、こればっかりはジム、後援者、主催者、テレビ局の都合もあるので山中慎介を責めることはできないです。残念ながら今の格闘技界は、それら背後のパワーも含めて強さを競う場となっています。

 

ネットの反応まとめ

ボクシングは減量ゲームになってる側面もありますね。

当日には計量時より10キロも増えている選手もいます。IBFのように当日計量も課して10ポンド以上の増量を認めないなど、何かしらの規制の必要性を感じます。

 

山中慎介はネリより強い…

本来は体重作れなかった時点で負けですからね。同じ体重でも負けてたみたいな理屈は本来は無意味です。

しかしながら合意してリングに上がった以上は、勝ち負けで序列がついてしまうのが格闘技の恐ろしいところです。俄然山中慎介に思い入れがある私も、心の中では「ネリの方が強いかも…」と思ってしまっています。

一貫して言い続けてますが、井上尚弥選手はネリと戦わないで欲しいですね。十中八九勝てるタイプのボクサーですがどちらかというとリングの外で相応の制裁を受けてほしいです。










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