NHKがやっちまいました。
オウム真理教の教えを受け継いだ宗教団体「Aleph(アレフ)」に関する取材で、住民インタビューを記録した音声ファイルのURLをアレフ側に誤送信してしまい、情報が駄だだ漏れに。
被害にあった方にとっては永年受信料タダとBS1無料でも割に合わない損失です。
【2日発表】NHK、取材音声ファイルをオウム真理教の後継団体「アレフ」に誤送信https://t.co/uFZtGSQIta
アレフに関する取材で、住民インタビューの音声ファイルをDLできるURLを誤送信していたと発表した。 pic.twitter.com/bRykQtuuv5
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年11月2日
NHKを信頼して色々と本音で答えてくれた住民もいるでしょうし、アレフの前身団体オウム真理教は庶民をポアした前科があるので、結構恐ろしい状況になってしまいました。
何故起きてしまったのか
音声の文字起こしを外部の委託業者にメールで依頼するため、ファイルをダウンロードできるよう段取りしてたらしいのですが、データをダウンロードしたURLを誤ってアレフに送信してしまったみたいですね。
直後に気付いたらしいので、ファイルを開けなくはしたらしいですがタイムラグがありますし、アレフ側がメールを常時チェックしているのであれば、見られてはいけない住民の情報などが知られてしまったことになります。
(ファイルを開封されたか否かはNHKが把握できるはず)
URLの誤送信もそうですが、オンラインストレージで機密性の高い情報のやり取りって危険だと思うんですがその辺は大丈夫なんですかね。時代遅れかもしれませんが一部情報は直接データを受け渡しして欲しいものです。
TBSにも前科
今回の件とは違いますが、大昔TBSでもオウム真理教の情報提供者の名前を、テレビの生放送で言っちまう放送事故に近いやらかしもありました。
やっちまったのは渡辺真理さんです。
この時は生放送の報道番組で、弁護士坂本一家の失踪事件などを特集した際、番組中にとある人物からオウム真理教について重要な情報の提供がありました。
そこまでは良かったんですが、この渡辺真理さん
「それでは十文字さん、この事件についてご存知の情報をお話しいただきたいのですが」(名前は適当ですが当時の番組では本名を言ってしまってました)
そこで提供者が
「今、名前言いましたよね、私の名前言いましたよね」
「そんなこと言われたのでは絶対言えません、言うことできません、無理です」
といった感じで怒って電話を切ってしまったという事件です。当時のオウムといえば過激派団体だったので身の危険も感じたでしょうし、怒って当然です。
以前はyoutubeに動画がアップロードされていたんですが、先ほど探したら消えてしまっていました。最近はyoutubeもかなり著作権に厳しくなりました。
今回もオウム絡みですし、ネット上ではひょっとして故意にバラしたんじゃ?とも言われてしまっています。
ネットの反応
アレフが、その一般人に危害を加えたら、
NHKはどう責任とるの?大問題だよ。— けーちゃんGOGO (@skipped_beat123) 2018年11月2日
個人を特定できる音声も一部あったそう。本当に凡ミスか疑う。
— Mimi (@Mimi98921) 2018年11月2日
これ誤送信じゃないと思うんですよ
— 餅 門鉄(モチモンテ) (@mochimonte24) 2018年11月2日
NHKってこんな仕事でも年収1000万超えるんだよなぁ……
— マキ (@tea1800tea) 2018年11月2日
皆さんの収めた受信料は考案監視組織のタレコミか、女性のスカート覗く機材に使われております
安心して契約してね
テヘッ ってか— 働くニート (@twww114) 2018年11月2日
これってNHKの中にスパイがいるという事ですよ。情報筒抜けだったなんて。軽い問題ではないし懲戒免職まで求めなくてはならない問題ですよ。
— papa19610103 (@twpapa19610103) 2018年11月2日
またNHKかやれやれ…
みんなの受信料で生活しているのに誤送信なんて🐤— ilbeeet (@ilbeeet) 2018年11月2日
まとめ
アレフっててっきり上祐史浩が教祖かと思ったら、彼は早々に脱退して関係してないんですね。(上祐はひかりの輪へ)
アレフは現在でも麻原彰晃への信仰が強い宗教団体のようで、該当の住民は我々が思っている以上にストレスを感じているかもしれません。今度から気を付けて頂きたいものです。