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西純矢のガッツポーズ注意は当然 甲子園のマナーとルール

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創志学園(岡山)2年生の西純矢投手がガッツポーズを球審から注意されるという一幕が甲子園でありました。かなり賛否があるようで、西純矢個人の枠を超えて論争になっています。

ガッツポーズ動画

確かにやや過剰かなという気がしますが、ガッツポーズの禁止という条項がルールブックにないため、審判の主観というかなり曖昧な基準で裁かれてしまった事に疑問を感じた人も多いようです。

擁護派と反対派の意見や、私の見解について

ガッツポーズ禁止令への考え

ちょっと過剰すぎるので、私は注意されても仕方がないと思います。

ルールブックに明確に記載されてはいませんが、野球は不文律でルールの欠陥を補っている側面があって、選手は不文律があるという事を分かった上で野球という競技を選択したわけで、その不文律を根拠に行動を是正されるのはそれほど筋違いではないです。

大昔ハンカチ王子が大流行しましたが、マウンドにハンカチを持ち込む行為も当時凄く疑問でした。ルールブックだけを基準にすると、空振りの度にマウンドで旗を振り回すみたいな行為も可能なわけです。

ですのでどこかでラインを引かなければ際限が無くなってしまいます。

自然にガッツポーズをやっていたかどうかは本人にしか分からないですし、そもそも打者や視聴者が一定数不愉快に感じるような行動であれば注意されて然るべきです。

ただ西純矢投手は未成年なので、責めるようなことでもないですし、そもそもは創志学園の監督が注意すべき事案だったかなと思います。それはマナーの面でもそうですし、注意される事を考慮すべきだったという意味でもです。

ルールにないから何でもやっていいというのはスポーツの世界だけじゃなく社会においても暴論かなと思います。

 

擁護派

ルールにないから、自然にで出たガッツポーズであれば仕方がない、というような根拠が多かったです。

 

否定派

印象が良くない、見苦しいといった意見が多かったです。全体的には擁護派の方が圧倒的に多かったですね。ツイッターでは8:2ぐらいの印象でした。

 

西純矢の性格

負けた時の動画

右手でベンチを叩いたりしているので、恐らく熱い性格なんでしょうね。これを見るとガッツポーズも自然に出ていたんだろうなと感じます。

試合後の西純矢の談話

「試合の序盤にベンチに帰るとき、球審から『必要以上にガッツポーズはしないように』と結構、強い口調で言われました。自然と出てしまうんですが……」

ガッツポーズを控えるように注意されて「リズムが狂った」みたいな事も話していたようです。

要は審判のせいにしているんですが、これはお角違いですね。人のせいにしてはいけません。ただ彼は未成年なのでこれは全然悪くないです。(今回の件は理不尽なこととは思わないですが)ある程度の理不尽さはある事が当たり前なのが大人の社会やプロの世界だったりするので、これからの成長に期待しています。

同年齢の球児と比べると闘争心や身体能力は突出していると思うので、来年も必ず甲子園に帰ってきてくれるはずです。

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