この試合は下手したら大問題になるかもしれないですね。
西野監督のダーディな采配で観客席から大ブーイングが来ていました。私はブーイングまではしていませんが、試合後決勝トーナメント出場が決まって笑っている選手達を冷めた目では見ていました。
子供には見せられないような、そんな汚れた試合です。(川島選手は自分の子供には今日の試合だけを見せるかもしれませんが)
とはいえ、とはいえ8年ぶりの決勝トーナメント進出おめでとうございます。これが勝負の世界なんでと長谷部選手が言っていましたが、戦っているのは選手達で、批判もブーイングも全て覚悟の上で、今日のヘタレ戦術を遂行したんだと思います。
では今日の日本代表の試合のどこが問題で、どういう意図があったのか振り返っていきます。
セネガル頼みの日本代表
コロンビアがセネガルをリードしていたので、例え日本が試合に負けても1点差であればグループリーグ突破するので、負けている日本が自軍エリアでパス回しという珍しい光景を目にしました。
(ポーランドも試合には勝っているのでそれほど無理には奪いにこない構図です)
これは最低です。その試合に勝つために正々堂々戦うというスポーツの基本原則に反してしまいました。
西野監督の指示だと思いますが、客席からもブーイングが来ていました。当然です。こんな試合誰も見たくありません。恐らく今大会で一番酷い試合なんじゃないでしょうか。
(日本代表もこういう戦いに慣れていないので、ちょっと露骨になってしまいました。)
賛否分かれる采配
ただ最低ではあるかもしれませんが、私は今日の試合をある程度は支持しています。
結果として主力の一部を温存できましたし、ブラジルの山に入ったのでベスト4は難しくなりましたが、当初の目標であるベスト8に向けては少し前進しました。
ここは評価するべきです。終わってみれば最高に近い結果でした。
ただ、あんな露骨に時間稼ぎのパス回しをして、仮にセネガルが同点に追いついていたらどうしてたんでしょうか。
一切攻める気がなかったので、西野監督は日本のアタッカンテを全く信用していない事になるんですが、だったら何故武藤や宇佐美らを今日の試合で出したのか。
カウンターが怖いのは分かりますが、ぎこちない最終ラインのパス回しも十分怖かったです。
そしてJリーグ時代から宇佐美を重宝していたようですが、宇佐美は1試合目から自分本位で酷い出来でした。
今日のポーランド代表の出来であれば、主力を使って1位通過し、ブラジルと反対側のブロックを狙うのが最良の選択だったように思います。
ただどの程度主力が消耗しているか、それはこちらには情報が入ってこないので、西野監督としてはリスクを冒してでも、主力を温存したほうがいいと判断したのかもしれません。
ファンの声は
私は支持しますが、多分そういう勝利至上主義的な考えの人は少数派だと思います。
最後の戦いぶりは恐らく受け入れられないファンの方が多いと思うので、ベスト16に残りながら、興ざめしてしまうファンは多いことでしょう。
ツイッターでも
2位通過できるからって
こんな試合する?普通に意味分かんないんだけど
つまんない、最低の試合
日本、恥ずかしい
こんな試合で決勝トーナメント
上がれて嬉しいの?せっかく起きてた
2時間返してほんとに(-_-#)#WorldCup #ワールドカップ #日本代表 #西野ジャパン— あすか (@runasu_jiji) 2018年6月28日
このような否定的な意見がかなりありました。
理解はしますが、私はルールの範囲内で結果を出した日本代表を支持したいと思います。
戦っているのは選手達
外野が色々言うのは勿論自由なんですけど、戦っているのは選手たちなので、確かに見苦しい試合ではありましたけど、そこまでして決勝トーナメントに残りたかった選手達の想いも分かって上げたいです。
今日の試合は恐らく世界中で批判されるでしょうから、そんな時こそ日本人の我々が彼らの味方になるべきじゃないんでしょうか。
少なくとも1.2戦目は感動させてもらったわけですから、私は日本代表を支持したいです。決勝トーナメントも変わらず日本代表を応援していきたいと思います。