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本庶佑ノーベル賞受賞「オプジーボ」の価格と発見 京都大学の天才

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またも日本人がノーベル賞を受賞してくれました。

部門は2018年度のノーベル医学・生理学賞で、本庶佑(ほんじょ・たすく)氏が、ジェームズ・アリソン博士と共にこの栄冠に輝きました。

賞金は1億1500万円ほど貰えるみたいですが、出身大学である京都大学に寄付されるとのこと。人間性にも優れた方が医療の道をリードしてくれているのは喜ばしい限りですし、間違いなく尊敬に値する人物です。

 

本庶佑の功績

既存の抗がん剤である「がん細胞を直接攻撃する」のではなく、「がん細胞が人の免疫力から逃がす」メカニズムに本庶佑氏は着目し、人間の免疫細胞よって攻撃力を高める抗がん剤の発見をされ、停滞するがん治療の分野で新たな可能性を開いたと評価されノーベル賞受賞に繋がりました。

本庶佑氏の発明が生産に繋がった抗がん剤は「免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ)」と呼ばれ、特定のがんに劇的な効果が確認されており、がん治療を一変させる画期的な新薬として近年、世界的に注目を集めていました。

 

1992年の発見

1992年に発見した「PD-1」という分子と、がん細胞が自分の持つ「PD-L1」と「PD-1」を結合させ活性化する現象を発見。

ここでがん細胞より先に「PD-1」と結合するような抗体を作れば、がん細胞を抑えられると考え、ヒト抗PD-1抗体としてニボルマブ(製品名)、ペンブロリズマブ(製品名キイトルーダ)といった免疫チェックポイント阻害剤を製品化させました。

(本庶佑氏はPD-1の発見と、免疫チェックポイント阻害薬の開発に関わり続けてきたという事が評価されました)

現在は高額な医療費の問題などで、治療を受けられる人間は限られていますが、近い将来はがんの標準的な治療法の一つとして普及が期待されています。

 

オプシーボの価格

オプジーボは、価格は100mg当たり28万円という事です。(以前は100万円近くでした)。保険適用ということで処方が一般的になれば税金の負担という新たな問題も生まれてくるでしょうが、何とかうまく対応して欲しいところです。

 

問題発言

科学雑誌の9割は嘘という言葉が独り歩きしてしまいました。

疑ってかかれという事でしょうね。一部では忖度の多いNHKがフェイクニュースに気を付けろと報道したことを揶揄されていました。

 

ネットの反応

 

まとめ

当たり前ですが、子供の頃から滅茶苦茶頭が良く、大学進学の進路を考えた時に多くの人間のためになるからと医学部を選択され京都大学医学部へと進学されました。

東大は京大に比べてノーベル賞など発見の分野での功績が乏しいですね。試験特化型の校風なのかたまたまなのか一体何が原因なんでしょうか。

ノーベル賞を受賞される方というのは人となりも素晴らしく尊敬できますね。今後とも人類のために画期的な発見をよろしくお願い致します。










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