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大坂なおみサーシャ・バインコーチ解任が原因か ドバイ・テニス選手権1回戦敗退

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全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手が、グレードが下の大会であるドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500シリーズ)でまさかの一回戦敗退となってしまいました。

対戦相手はフランスのクリスティナ・ムラデノビッチ選手。世界ランク67位という格下の相手です。

メンタル面は克服したとはいえ元々ムラッケのある選手ではありました。あとはまだ若いので今回は悪い方の目が出てしまったのかもしれません。そしてやはり取沙汰されるのはサーシャ・バインコーチとの決別でしょうか。

 

サーシャバインコーチとの決別

2017年12月にコーチに就任してから手腕を発揮。メンタル面に課題があった大坂なおみを的確に指導して4大大会で2連勝させるまで成長させました。勿論大坂なおみ本人のがんばりあってこそですが、バインコーチの貢献は否定できないでしょう。

大坂なおみはコーチ契約の解除にあたって

『成功を自分の幸せよりも上に置いてるわけじゃない。』

『この先サーシャとは一緒に仕事をしません。感謝とともに彼の将来がベストであることを祈っています。』

とやや意味深なコメントを残されました。

前へ進み更なる進化を遂げるために環境を変えるというのはよくある話ですが、いきなりの1回戦負けという落差に驚いているファンは多いでしょう。

友達のような関係性だったという話もあるので、ギクシャクしてしまいその近すぎる関係が仇となってしまったのかもしれません。これ以上ないぐらいうまくいっていたタイミングでの解任なので、 技術的な問題とは違う原因もあったのかなと思ってしまいます。

 

セレーナウィリアムズも師事?

現在34歳のサーシャ・バイン元コーチは、セリーナ・ウィリアムズの練習に関与していました。といってもコーチではなく、トレーニングパートナーとして打ち合いの相手を務めるのが仕事です。

錦織が師事したマイケルチャンのように選手として目立つ実績はないのですが、その一因となったのは父の死だといわれています。

彼が15歳の時、父は交通事故で不慮の死を遂げ、彼はテニスでがんばるという意欲を失ってしまいました。イケメンですがそんな苦労人でありますので、大坂なおみを育てたというキャリアを今後に生かしてほしいものです。

 

ドバイ・テニス選手権

先述しましたが、ドバイ・デューティフリー・テニス選手権はATP500シリーズの大会です。

(一番グレードの高い大会はグランドスラム、次にATPファイナル、マスターズ1000、その次にATP500といった位置付け)

ほとんどのテニスプレイヤーにとっては重要な大会ですが、4大大会で2連勝して十分なポイントを稼いでいる大坂なおみ選手にとっては、負けて休養することができると前向きに考えることができなくもないです。

男子に比べれば負担は少ないですが、それでもテニスは非常にハードな日程なので、休んで次の大きな大会に向け力を溜めて欲しいところです。

 

試合動画

大坂なおみも180cmと大柄ですが、対戦相手のクリスティナ・ムラデノビッチはもっと大きいですね。世界ランク1位の王者に勝利とあって試合後にかなり喜んでいました。

 

ファンの反応

グランドスラムコレクターと呼ばれそう

大坂は負けるときはあっさり負けるもんな
GS優勝するようになるまえから
快進撃するかすぐ消えるか両極端

男子ランク比較だとATP500相当だから。グランドスラムとマスターズで稼げる選手は捨てる大会。錦織とは意識が違う。

色々言われてるけどこれも世界ランク1位の宿命

やっぱコーチだったケインとの決別が原因だろうな。巻き返せ。

 

まとめ

サーシャ・バインコーチは選手時代そこまでの実績はありません。

しかし大坂なおみを開花させたことで、ずっと無職になってしまうということはないでしょう。4大大会で2回も優勝させ、世界ランキングも68位から1位にまで押し上げました。たった1年でこれだけの実績をあげたというのは、大坂なおみと一緒に彼もコーチとして評価を上げることに成功しました。

大坂なおみは現状に満足していないんですかね。関係に問題いが発生したとはいえ、普通だったら環境を変えたくない状況にいたと思いますがまさかのコーチ変更、そして今回の1回戦負けです。

実力はもう疑いの余地がないので、次の試合に期待しましょう。










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