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大迫傑が1億円getも東京マラソンに批判 コロナと日本陸連は大丈夫なのか

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コロナウイルスで一般ランナーの参加が中止となった東京マラソンが開催され、大迫傑選手が日本記録を更新、日本陸連が約束していた1億円を獲得されました。

3月8日に開催されるびわ湖毎日マラソンで日本記録の更新が無ければ、東京オリンピックの日本代表にも決定です。実質的に既に内定したと言ってもいいでしょう。大迫傑選手にとっては最高の結果となりました。賞金1億円ゲットの勝因、東京マラソンへの批判など紹介します。。

順位は以下

1位 ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)2:04:15
2位 バシル・アブディ(ベルギー)2:04:49
3位 シサイ・レマ(エチオピア)2:04:51
4位 大迫傑(日本) 2:05:29
5位 ビダン・カロキ(ケニア)2:06:15
6位 エルハサン・エルアバシ(バーレーン)2:06:22
7位 アセファ・メングストゥ(エチオピア)2:06:23
8位 高久龍(日本)2:06:45
9位 上門大祐(日本)2:06:54
10位 定方俊樹(日本)2:07:05
16位 設楽悠太(日本)2:07:45

以前1億円を獲得した設楽悠太選手は16位と遅れてしまいました。

大迫傑選手は持ってますね。マラソングランドチャンピオンシップで3位となって内定を逃したことが逆に功を奏し1億円ゲットとなりました。

ちなみに東京五輪日本代表の3枠中2枠は既に内定しており、男子では中村匠吾、服部勇馬、女子では前田穂南、鈴木亜由子が出場となります。コロナウイルスで東京オリンピックが中止とならない限りは、素晴らしい走りを見せてくれるはずです。

 

計3億円…日本陸連は大丈夫なのか

日本陸連の純資産は2018年時点で3億1500万円と決算公告されていました。

2018年に設楽悠太と大迫傑がそれぞれ1億円獲得、そして2020年東京マラソンで大迫傑が2度目の1億円で計3億円を吐き出しています(実陸連が15年に設立した実業団マラソン強化プロジェクト「Project EXCEED」から拠出)。

日本陸連のお財布は大丈夫なんでしょうか。

2億円目の時にあと1回ぐらいは大丈夫とやや弱気なコメントを出しています。

資産的にはそろそろ限界ですが、スポンサーにはトヨタ、日本郵政、パナソニックなどの大企業がついていますので、スポンサーが手を引かない限りは問題ないはずです。

とはいえ日本記録の宣伝効果は徐々に薄まってきていますので、この先もずっと1億円の報奨金が設定されるかというと分からなくなってきました。

設楽悠太選手などは東京五輪より1億円の方が大事と語っていました。

大迫傑選手の今回の順位を見てお分かりの通り、オリンピックのメダルは現実的に不可能なので、記念参加レベルであれば1億円を優先するというのは正直な選手側の心情かもしれません。

 

フランスはパリマラソン中止

フランスよりも感染が拡大しているであろう日本では開催され、一部では批判の声もあります。

一般参加者は返金無しで参加不可になったにも関わらず、沿道には多くの観戦者が詰めかけていました。

 

ネットの反応まとめ

大迫傑さんが賞賛される一方、開催強行された東京マラソンへの批判も目立ちました。

大迫傑1億円getの勝因

彼の努力や能力は大前提として、やはりナイキの厚底シューズも大きな原動力になったはずです。

ちなみに最新モデルは購入条件が相当厳しくなるため、実質プロランナーしか履けなくなってしまいます。大迫傑選手は非常に勝負強く持っている選手なので、日本からコロナウイルスパンデミックを少しは遠ざけてくれたかもしれません。1億円おめでとうございます。










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