エンゼルスの大谷翔平がアストロズ戦に88日ぶりに先発しました。
ソーシア監督は左打者で大谷を使わない割に、体に負担のかかる投手で大谷起用はちょっと意味が分からないですね。ポストシーズン狙えるならともかく、ワイルドカード争いすら厳しいんですが何を考えているんでしょうか。
とそれはさておき、今日大谷選手がアストロズ打者の打球を、素手でキャッチする場面がありました。3回途中で降板したとはいえ、素手捕球の後も多少なげていたので今回は大事には至りませんでしたが、本来であればキャッチするべきじゃないのかなと思ってしまいます。
その時の動画がこちら
当然利き腕なので、少しでも当たり所が悪ければまたしばらく投げられなくなってしまいます。大谷の怪我が多いのは試合で省エネすることができなず常に全力でプレーしてしまう事にも起因していると思うのですが、この素手キャッチも私は避けて欲しいと思ってしまいました。
ところがどっこい、メジャーリーグで5年連続二桁勝利をあげた黒田博樹投手は、この素手キャッチに対して独自の見解を述べていました。
黒田博樹とイチローのメール
広島時代に今回の大谷と同じように、打球を利き手の右手で素手捕球する場面があり、黒田の場合はこれで怪我をしてしまいました。
その後イチローから『右手を止める癖をつけておこうか』とメールで思いやりのダメ出しをされたらしく、その時は『分かりました』と黒田も返事を出します。
しかし男黒田博樹はその後
見えていない球に反応するのは難しいけど、球が見えていれば、そんなに危ない所に当てない自信はある」「手が出なくなったら辞めるとき」
こう言って、結局考え方を変えることはありませんでした。
今回の大谷翔平も黒田のように分かっていた上で手を出していたということであれば、私なんかがリスク管理や上手くないと感じたのは、大谷の事を理解していなかっただけなのかもしれません。
大谷ファンは心配
大谷くんは
野球が大好きなんです❤️
ボールが大好きなんです❤️
彼の感性でしょうかね
困ったもんです😅— @福岡タクドラ (@ELbtJBWWVUeL384) 2018年9月3日
外から失礼します!!
いやぁ怪我から復活なのに(笑)
つい手が出たのかしらね(笑)
全くヒヤヒヤさせてくれます(ノ゜ο゜)ノ— なつ (@TcWjCKXLZWvThER) 2018年9月3日
大谷くんは
野球が大好きなんです
ボールが大好きなんです
彼の感性でしょうかね
困ったもんです😅— @福岡タクドラ (@ELbtJBWWVUeL384) 2018年9月3日
今日は残念でした( ノД`)…
田澤も打たれちゃったし。。。
まぁ次に期待!!
本当に、これ以上の怪我だけは(泣)
その感性は困ったもんですな(泣)— なつ (@TcWjCKXLZWvThER) 2018年9月3日
チームの考え通り
来年に備えてのゆっくり登板で良いかと思います
兎に角怪我なくですね
今日の素手で取りに行った時は冷んやりでしたからね
残り僅かですがバッチリ登板して新人王を奪って欲しいんですけどね
田澤君はレッドソックス時代よりかはキレがありませんが今後大谷くんの後を任せたいですな— @福岡タクドラ (@ELbtJBWWVUeL384) 2018年9月3日
大谷翔平は野球少年なんですね。
Aロッドは苦言
思いの外解説が上手なアレックスロドリゲス(元レジェンド打者。日本でいうなら落合博満クラスの人)は、
「恐ろしい考えですよ。体が反応してしまったのでしょうが、常に若い投手には教えなければいけません。(打球は)内野手に任せろ、と。これは危険だ。デンジャラスです。(当たったのは)右手の薬指ですよ」
と苦言を呈していました。
イチローとAロッドは気持ちは勿論強いですが、どちらかというとより合理的に考えてプレーするタイプで、黒田博樹や大谷翔平は気持ちでプレーするタイプに見える(勝手な印象ですが)ので、こういった行動や考えの相違が生まれるのかもしれません。
イチローと黒田の仲
黒田博樹が引退するときに、プライベートで試合前のイチローに挨拶しにいったり、引退前にイチローにはメールで引退を報告したりと、決して仲が悪いわけではありません。イチローも黒田に対して安定した投球で試合を壊さない先発投手と最大限の賛辞を送っていました。
ただ一流選手同士であっても確固たる信念や野球観が必ずしも一致しているわけではないので、素手キャッチに関する考え方は違うものになりました。
ただ二人なりの根拠があるので、これはどちらも正解なんでしょうね。大谷選手も今後同じ場面がきたらどうするのか分かりませんが、自分なりの信念があれば、素晴らしいメジャーリーグ人生になるはずです。