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大谷翔平の本塁打率が凄い 怪我がなければタイトル争いペース

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MLBエンゼルスに所属する大谷翔平選手の本塁打率が凄い事になってきました。

現在195打席で12本のホームランを打っており、6%の確率でホームランを打っている計算です。MLBはフル稼働すれば700打席近く機会があるので、単純計算すればシーズン40本前後打てる計算です。

なぜこんな頻度で本塁打を打てるのか、そして今後の展望などについて考えていきます。

12号ホームラン。広角方向に狙ってホームランが打てるのが大谷選手の強みです。過去日本人にそんな選手いませんでした。

こちらは先日の2打席連続ホームラン。これも広角方向。優劣でなくタイプでいうなら松井秀喜より生粋の長距離打者タイプだと思います。松井はスランプに陥ると打球が全く上がらなくなっていました。

日ハム時代のコーチと再会して何かきっかけを掴んだのかなと思ったんですが、再会は2本塁打の後だったので全く関係ありませんでした。

 

メジャー初年度の本塁打率ランキング

0.0616 大谷 195-12
0.0356 城島 506 - 18
0.0294 井口 511 - 15
0.0257 松秀 623 - 16
0.0250 新庄 400 - 10
0.0200 福留 501 - 10
0.0192 青木 520 - 10
0.0152 松稼 460 - 7
0.0143 岩村 491 - 7
0.0116 鈴木 692 - 8
0.0000 西岡 221 - 0
0.0000 川崎 104 - 0
0.0000 田口 15 - 0
0.0000 中村 39 - 0
0.0000 田中 30 - 0

ダブルスコアでダントツの1位です。

 

全打席換算

メジャーのレベル云々は言いがかりですね。言う程レベルは下がってないと思います。ただ苦手としている左投手の時は打席に立たない事が多いので、この本塁打率をもって全打席換算するのもナンセンスです。

更に大谷の場合二刀流とは名ばかりで、実際の稼働率は低く負担が他の選手より重いかどうか全く未知数なので(年俸が安いので稼働率が低いこと自体は問題ないです。)フル稼働すれば少なからず悪い影響もあるはずです。

とはいえ、ホームランを打つという能力に限って言えば文句なしに素晴らしいので期待せずにはいられません。仮に全打席にたてば、現時点で30本塁打くらいは打てる能力があるように見えます。

(まあ守備位置やDH枠という球団の事情があるので、ケガが無かったとしても全打席には立てませんけど。なので机上の空論です。)

どうでも良くはないですが、ここまで左投手に苦手という欠点がハッキリしていると逆に使いやすいかもしれません。

ただソーシア監督が今季でクビという話もあるので、来期以降の起用法がまた分からなくなってしまいました。かなり理解ある監督だったので、もし退任ということになれば残念です。

 

広角方向へのホームラン

松井秀喜選手含めて過去に、メジャーリーグでセンター方向より外に軽々スタンドインできる日本人は皆無でした。リーチの長さとパワーとあとは才能なんですかね。広角へ打てることがいまの大谷選手の本塁打率の原動力だと思います。

ただ逆に引っ張ってホームランを打つことができないので、そこは課題ですね。大谷選手の場合色々と課題は多いですがどれも割とハッキリしているので、対策は立てやすいはずです。

引っ張るための一番簡単な対策は、少しホームベース寄りに立つことですが、そうすると内角への対応、そして死球により投手大谷に悪影響という懸念もあるので、他の打者よりも慎重にならなければいけません。

 

本塁打王の可能性

現実的な予想としては今季のホームラン数は20本行けば御の字という感じですかね。打席に立ち続ける事も能力の範疇なので、本塁打率=能力ではありませんけど、将来性と伸びしろを考えると夢を見てしまいます。将来的に打者に専念して薬物規制をしっかりやってもらえれば・・大谷選手がホームラン王に輝く可能性は十分あると思ってます。

大谷選手の今季の成績はシーズン前に予想してたんですが、自分の書いた記事が見つからないので、見つかり次第追記しておきます。新人王はグルーバーとの争いですかね。まあNPBで経験のある選手が新人王資格を有しているのは間違ってると思いますが、貰えるもんは貰ってノープロブレムなので、是非とも新人賞をとってほしいです。










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