三重県四日市市にある堀木の国道でパトカーに対してあおり運転を実行し、警察から職務質問されると今度はその警察官の胸倉を掴み蹴った20歳の男が公務執行妨害で逮捕される事件が発生しました。
以前白バイがルーレット族にあおり運転しているかのような動画が拡散されていましたが、今回は逆にパトカーがあおり運転の標的になってしまったようです。犯人の男が起訴される可能性、ネットの反応など紹介します。
【警官にあおり運転し蹴る 逮捕】https://t.co/XcPfmIhTQf
29日夜、三重県でパトカーをあおるように車を運転し、職務質問しようとした警察官を蹴るなどした20歳の男が公務執行妨害の現行犯で逮捕された。「パトカーがゆっくり走っていたので、むかついた」という。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年12月30日
犯人の名前は井坂有星と報道されています。顔画像などは今のところ報道されていません。以下井坂有星の供述
「パトカーがゆっくり走っていたので、むかついた」
つい先日あおり運転の罰則が厳しくなったばかりですがそのニュースを知らなかったのか、あるいは知っていても感情をコントロールできずに暴走してしまったのか、何れしてもかなり危険な人物です。
こういう輩は刑事罰が抑止力にならないので何をしでかすか分かりません。相手が警察官じゃなかったら大変なことになっていたかもしれません。
公務執行妨害の起訴率は高い
各種犯罪の中では起訴率が高く2009年時点で62%という統計があるようです。
承前・完》手元資料では公務執行妨害罪の起訴率は62.4%(2009年)と,犯罪の中ではけっこう高いほうですが(注:全ての犯罪が起訴されるわけではありません),責任能力が微妙な本ケースではどうでしょうかね。責任能力ナシと判断された場合,通常は不起訴の報道もされません。(U)
— ARK K and U (@ARK_kandu) 2014年6月26日
傷害27.1%、性犯罪関連(強姦致死傷36.4%、強姦20%、強制わいせつ10・5%)
起訴率は大きく落ち込んでいることがわかる。
米兵の公務執行妨害、文書捏造、脅迫、詐欺、恐喝、横領、盗品の起訴率は0%で不起訴率が100%です。全く罪に問われていない。— Honami (@rock_west_) 2016年5月19日
ちなみに米兵の場合は起訴率0%になります。在日米軍は必要だと思いますがこの辺は改善して欲しいところです。井坂有星は自称とび職とのことで米軍ではないはずなので、高確率で起訴されることになるでしょう。
あとは警察官に対する暴行の程度でも変わってきそうですね。本気蹴りだったら間違いなくアウトですし、当たった程度なら穏便に済ませてくれるかもしれません。被害者の警官は怪我していないとのことだったので、それほど強い蹴りではなかった気もしています。
ネットの反応まとめ
警察に煽り運転する人、逮捕したとしても武勇伝にしそうなんですよね
— 坦々麺 (@nyuuuuunnnnn) 2019年12月30日
犯行に対して
『誰でも良かった』
等と宣う輩はコレ位はやらないと【誰でも良かった】とは思われませんぜ(;^ω^)— 松の家志ん太郎(偽名) (@matusin00) 2019年12月30日
免許取り消しして刑務所入れてほしい😤
常識外れの基地外だから一般人を傷つける恐れがあるから怖い😱— ドカ❣ (@Doca_do1036co) 2019年12月30日
度胸あるわ、あっぱれ、
— 大和魂 (@jtpimadju) 2019年12月30日
「差別しない」とはこういうこと。
— jet (@jet_kde) 2019年12月30日
こういう奴は自分より強い奴は避けて攻撃する、みたいに言うけどこれはその反例になるな
— 漢(オトコ)は黙ってATM (@GanbaruATM) 2019年12月30日
こういう奴は自分より強い奴は避けて攻撃する、みたいに言うけどこれはその反例になるな
— 漢(オトコ)は黙ってATM (@GanbaruATM) 2019年12月30日
パトカーは法定速度で走るんだから諦めるしかないだろ。
信号停まりたくなくてサイレン鳴らして赤信号渡ってからサイレン消す様なのも居るけど。
— 斜悪団No.Ⅲ (@m1k0t0_k) 2019年12月30日
覆面じゃない普通のパトカーを煽り、出てきた警察に暴行を加える…自分より弱そうな相手を狙わなかった事は褒めてやろう。ただこいつは一生監禁しといてくれhttps://t.co/LYTPW22f9O
— アリ@へっぽこ提督 (@arinosu2424) 2019年12月30日
勇者やな
— すすす (@sussumq207) 2019年12月30日
むちゃしやがってw
— 糸氏さまー@trainee of Jedi,padawan (@summerdaysdream) 2019年12月30日
警察官を殴るとはもってのほかです。
— 吉野 勝次 (@ka5531l) 2019年12月30日
法定速度が何のために存在するか理解できなかったんだなー
— ひよこ男爵 (@gentlepiyo) 2019年12月30日
法定速度が何のために存在するか理解できなかったんだなー
— ひよこ男爵 (@gentlepiyo) 2019年12月30日
目の前で足に発砲して、黙らせれば良いのに。
— リベリーナ・エスペシアル (@RiverinaESL) 2019年12月30日
強い(確信)
— Tsuki @ 年明けからグルホ (@Tsuki54330480) 2019年12月30日
少年法の対象と勘違い説
井坂有星の年齢は20歳とのことだったので、もしかするとまだ少年気分で逮捕沙汰の事件を起こしても少年法に守られ実名報道されないと勘違いしていたのかもしれません。(現行の少年法では原則18歳未満の実名報道は無し)
警察官としては年末にいい点数稼ぎになりました。車線がちょっと気になりますね。2車線ならば愚の極みですが、1車線であれば法定速度でタラタラ走られたら犯人が苛立つ気持ちは理解できます(パトカーに煽り運転や公務執行妨害までは理解不能です) 。
あおり運転に対する罰則は相当厳しくなりましたので年末年始の渋滞でやってしまわないよう気を付けましょう。