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日本男子4×100mリレー失格!世界陸上と東京五輪出場の条件 桐生小池にバトンミス

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ドーハで開催される世界陸上への出場をかけた 「陸上世界リレー大会」が日産スタジアムで行われました。400mリレーはもはやお家芸の日本は地元での優勝を期待されていましたが、小池祐貴から桐生祥秀へのバトンパスでミスがありまさかの予選失格。

東京五輪への出場条件にもなっている世界陸上への出場が確実ではなくなってしまいました。

小池祐貴選手が笑顔になっているのがやや気になるところですが、恐らくは失敗を誤魔化すための、苦し紛れの笑顔といったところでしょうか。世界陸上や東京オリンピック本番だったら批判されていたかもしれません。

この大会自体は割とどうでもいいんですが、オリンピックや世界陸上の予選も兼ねているので相当痛い失格敗退です。出場条件や世界リレーの結果など紹介します。

 

世界リレー結果

出場した日本代表メンバーは、多田修平選手、山県亮太選手、小池祐貴選手、桐生祥秀選手です。今回はサニブラウン選手が怪我で出場できなかったため、本来は3走になることが多い桐生祥秀がアンカーとなったことが裏目に出てしまったのかもしれません。

桐生祥秀はここ最近改善しつつありあますが、注目されるとやや固くなる印象がまだあるのと、あとはカーブを加速しながら走る技術に長けているので、今回の失格を受けて、やはり3走向きではという声が多く上がっていました。

【動画】失格と笑顔の小池祐貴

こちらは予選3組のレース動画とバトンパスミスの場面。

別角度から。

アメリカなど他の強豪国より難易度の高いバトン方法なので、こういったリスクがあるという弱点も露呈してしまいました。逆にいうと毎回本番で当たり前のように成功させている過去の代表メンバー達はお見事です。

小池祐貴選手のはにかんだ笑顔。これは今頃チーム内で怒られているやもしれません。層の厚い日本代表の中で、小池祐貴個人にとっても数少ないチャンスだったんですが、最悪の結果となってしまいました。

しかしまあ小池祐貴選手も23歳とまだ若いのでこれからの成長に期待しましょう。

 

世界陸上と東京オリンピック出場への条件

日本陸連公式サイトにも記載がありますが、まず今回日本が失格となった世界リレー大会の上位10ヵ国に、ドーハ世界陸上への出場権が与えられます。

そしてそのドーハ世界陸上で上位8位以内に入賞すると、2020年東京五輪への出場権が与えられる手筈になっています。つまりまずは世界陸上に出場しないとオリンピックへの出場も厳しくなってしまいます。

しかしまだドーハ世界陸上への出場が潰えたわけではなく、世界ランキング6位以内となれば出場は可能です。今回の敗退のこともありますし、何もしなければ6位以内に入れないはずなので、日本男子はダイヤモンドリーグなど中規模の世界大会で世界ランクを上げて出場を狙うことになります。

厳しくはなりましたが、確率的にはまだ安心していいラインだと思っています。恐らく問題なく世界陸上に参加してくるはずです。

ネットの反応

世界陸上や五輪本番じゃなくて良かった

やっちまいましたが、むしろこれが世界陸上や東京オリンピック本番で出ていたらジ・エンドだったので、本当に不幸中の幸いでした。日本の修正力に期待しましょう。

世界リレー参加前の日本代表の面々。まさか予選敗退とは思ってもいなかったでしょう。陸上もここ最近は注目度が上がってきて、普段陸上を見ないような私みたいな都合のいいファンから夢を乗せられて大変だとは思いますが、注目されればその分待遇もよくなるので、重圧を跳ね返して東京オリンピック出場とメダル獲得に期待しています。










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