2019年世界選手権の選考会も兼ねた陸上日本選手権100メートルが行われ、日本記録保持者のサニブラウンが10秒02秒の大会新記録で優勝しました。過去の陸上100m日本選手権優勝タイムや、為末大、桐生祥秀のコメントなど紹介します。
【#サニブラウン が大会新の10秒02で優勝!】#日本陸上選手権 男子100m決勝
2位 #桐生祥秀 3位 #小池祐貴NHK日本陸上特設サイトで動画公開中!https://t.co/DV6GJMncqm#陸上 #日本陸上 pic.twitter.com/CJQ6IHD9vn
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2019年6月28日
↑ 決勝の動画
順位は以下です。
①サニブラウン 10.02
②桐生祥秀 10.16
③小池祐貴 10.19
④飯塚翔太 10.24
⑤多田修平 10.29
⑥坂井隆一郎 10.31
⑦川上拓也 10.31
⑧ケンブリッジ飛鳥 10.33
向かい風0.3mだったので条件が良ければサニブラウンは9秒台が出ていたはずです。※有力選手の山縣亮太は今回病気のため欠場です。
2位桐生祥秀とタイムでは0.14秒ほどですが距離にするとかなりの差です。サニブラウンの年齢と考えると今後数年は誰も勝てない力の差を感じました。サニブラウンの走りや筋肉を見ると、まだかなり伸びしろを残しているように見えます。
桐生祥秀のコメントと心境
悔しいけど予選と準決の修正は今ある感じではできたかな
力がまだ足りない応援ありがとうございました!
明日の200もしっかり行きます#日本生命 #asics pic.twitter.com/CPLBFufPRT— 桐生(kiryu Yoshihide) (@KiryuYoshihide) 2019年6月28日
サニブラウンとの壁は恐らく感じていると思います。何とか食らいついていってほしいです。しかし桐生祥秀といえば大きな舞台では走りが硬くなってタイムが伸びないイメージがあったのですが今回はかなり好タイムでした。
歴代の陸上100m日本選手権優勝タイム
101 平成29 10"05 サニブラウン
100 平成28 10"16 ケンブリッジ飛鳥
99 平成27 10"28 高瀬慧
98 平成26 10"22 桐生祥秀
97 平成25 10"11 山縣亮太
96 平成24 10"29 江里口匡史
95 平成23 10"38 江里口匡史
94 平成22 10"26 江里口匡史
93 平成21 10"14 江里口匡史
92 平成20 10"31 塚原直貴
91 平成19 10"34 塚原直貴
90 平成18 10"37 塚原直貴
89 平成17 10"40 佐分慎弥
88 平成16 10"10 末續慎吾
87 平成15 10"13 末續慎吾
86 平成14 10"05 朝原宣治
85 平成13 10"45 朝原宣治
84 平成12 10"35 朝原宣治
83 平成11 10"09
82 平成10 10"08 伊東浩司
81 平成9 10"26 朝原宣治
80 平成8 10"14 朝原宣治
79 平成7 10"22 伊藤喜剛
78 平成6 10"47 井上悟
77 平成5 10"57 井上悟
76 平成4 10"32 鈴木久嗣
75 平成3 10"18 S.ブルニー
74 平成2 10"49 R.ダ・シルバ
73 平成1 10"28 青戸慎司
平成以降のタイムです。
今回の2019年度日本選手権でサニブラウンが破るまで、大会記録は86回大会に朝原宣治さんが出したタイムでした。こうしてみるとやはり朝原宣治と末續慎吾はかなりレベルが高かったですね。ここ数年でようやく彼らを超える選手たちが出てきました。
今回の桐生祥秀のタイムはほとんどの大会で優勝相当なのでよく頑張りました。リレーや個人での飛躍に期待できます。
為末大のコメント
サニブラウンの凄さに報道ステーションにて言及していました。
「0.3ですかね、向かい風。
すごいざっくり言うと100分の1秒が風0.1と計算するので
そうすると無風だとか追い風だと9秒台が出てたタイムになりますかね
ですから追い風で2メートル吹いて9秒97より速いタイムで走ってると思っていいと思いますね」
やはりコンスタントに9秒台を出せる能力が既にあるんだと思います。これは次の世界選手権、東京オリンピックと楽しみです。100×4の400mリレーにも還元されることでしょう。
原付より速い最高速度
最高速度は42.7km/h 原付きバイクより速く走った。凄い。 pic.twitter.com/eUbYSceO7q
— レッドカーペット (@FM_Redcarpet) 2019年6月28日
↑ 桐生祥秀との速度比較
最高速度は42.7kmでその辺の原付より速いです。ちなみにボルトの最高速度は時速45kmだそうです。
ここ最近のタイムの伸びは2017年に完走に45歩だった歩幅が、2019年には44歩と歩幅が伸びていたことも大きいと専門家の方が語っていました。
ネットの反応
サニブラウン選手でしたか…
今期絶好調ですからね
-0.3mで10"02でしたか…
今年中に9"93〜4くらいまで伸ばすんじゃないの!
期待したいですね👍— equal toughman🇯🇵🍇🍑🍷🗻 (@equal_0830) 2019年6月28日
9秒9秒やかましくて言わんでええのに。ダントツやん。おめでとう。めっちゃ応援できる好青年
— さぶりな (@saburinayade) 2019年6月28日
ハキーム君、他を離して抜きでていた。走りのオーラ、体付き、血統が違う。ひと回り小さな体の桐生君もタジタジ。
— タケル倶楽部 (@kazuukt81) 2019年6月28日
素晴らしい。
サニブラウンは、東京五輪の100、200の個人種目でも、
決勝残る可能性めちゃくちゃ高いな。うまくいけば200ではメダルの可能性もあるかもしれない。
期待したいね。#サニブラウン#日本選手権— けーちゃんGOGO (@skipped_beat123) 2019年6月28日
でもこれで彼が向かい風でも9秒台を出せることが証明されたと思った。
— Taka (@Accountofmine1) 2019年6月28日
サニブラウン選手は最高速は42.7km/h 原付きバイクより速かった。
— レッドカーペット (@FM_Redcarpet) 2019年6月28日
決勝の各選手は皆素晴らしい走りでした。久しぶりに興奮してTV見ました❗️サニブラウンおめでとう。
— my_まっしゃん (@my77070037) 2019年6月28日
しかも10秒台ならほかの選手とて、十分狙えるはずで、もっと競り合う展開なら良かったのに。
まだまだ日本は安定して速い選手が不在だなあと。
山縣選手不在なのも残念。
ケンブリッジもう少し活躍してほしいなあ。— ぱんぱんだ (@pandapanda9876) 2019年6月28日
はじめてツイートします。東洋大時代から応援しているファンです。今日はお疲れさまでした❗明日、桐生選手らしい走りで頑張ってください🎵
— きょうこ (@5Mi2EHuDPUlwycT) 2019年6月28日
素晴らしい。
サニブラウンは、東京五輪の100、200の個人種目でも、
決勝残る可能性めちゃくちゃ高いな。うまくいけば200ではメダルの可能性もあるかもしれない。
期待したいね。#サニブラウン#日本選手権— けーちゃんGOGO (@skipped_beat123) 2019年6月28日
なんて、好青年なんでしょう!すぐ友達になれそうなくらい、親しみを感じます!おめでとうございます!(^-^)もう、タイム中心の扱いはやめてください。優勝は優勝!アスリートは365日24時間頑張ってるんです!
— 小林一洋 (@bskrey) 2019年6月28日
トップのサニブラウンはおいておいて、もう少しハイレベルの勝負を期待していたので、正直残念。
桐生とかの国内選手も海外で自分より早い人たちとレースをして、先行されても自分のペースで走れる力を付けないと、大きな大会での結果は付いてこないんじゃ無いかと心配になってきた。
— CARL (@supercarlstar) 2019年6月28日
今日みたいに雨が降ってタータンが湿ってる時はやっぱサニブラウンの走り方が有利よね
桐生とか小池とかの反発しっかりもらう走り方はやっぱりタータンに吸収されちゃう
ケンブリッジとかも有利になると思ったけどな— bmw (@bmw30924500) 2019年6月28日
リレー金メダル狙えそう
サニブラウンの個人メダルもそうですが、個人的にはリレーでの金メダルはかなり可能性が高い気がしています。
ボルトやパウエルが引退しジャマイカも以前ほどじゃありませんし、日本は平均レベルとバトンの受け渡し技術が高いので、東京五輪で十分狙える戦力が整っています。
#陸上 間もなく男子4x100mリレーの決勝👀👀 予選でアジア新記録/日本新記録を出した日本代表が、メダルを狙いに行きます💪🏼💪🏼💪🏼💪🏼 #オリンピック #リオ2016 @genius__shota pic.twitter.com/9z0DHkBopA
— オリンピック (@gorin) 2016年8月20日
#世界リレー は明日、日産スタジアムで開幕。男子400メートルリレーは1走・多田修平選手、2走・山県亮太選手、3走・小池祐貴選手、4走・桐生祥秀選手。桐生選手は東京五輪の試金石に向けて「メダルを狙っていきたい。37秒台が目標」。予選は午後9時14分開始予定で米国や中国と同組です。 pic.twitter.com/XrbC1bs0cW
— 鈴木 智紘 (@vgYCRieNiuque42) 2019年5月10日
これだけのメンバーがいます。皆さん素直で応援したくなってしまうので、誰かが補欠になってしまうのは心苦しいですが、2017年の世界選手権では補欠メンバーだった藤光謙司が活躍してメダル獲得していたように決して4人だけで戦うわけではないので切磋琢磨して頑張って欲しいです。期待しています。