女優の沢尻エリカさんが麻薬取締法違反(合成麻薬所持)の疑いで逮捕されたことが明らかになりました。2012年には週刊文春で大麻疑惑の報道がありましたが、特に問題にはならず、「別に」騒動以来トップ女優としての地位を盤石にしていましたが、今回の逮捕で全てを失ってしまうかもしれません。
沢尻エリカさんは以前スターダストプロモーションという大手事務所に所属していたのですが、2009年に契約が終了し退所しています。スターダストとしては命拾いした格好です。
違法薬物所持の疑い 女優の沢尻エリカ容疑者を逮捕 警視庁https://t.co/bEAS05NzUU
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年11月16日
MDMAと呼ばれる合成麻薬を所持していたようです。
ここ最近はピエール滝や新井浩文の逮捕で、損害賠償金や違約金で5億円前後の金額が取りざたされていましたが、沢尻エリカさんは比較にならない規模の仕事をしていたので、賠償金は日本史上最高額になってしまう可能性もありそうです。
IndeedのCMに出演中でした。恐らく即刻削除となるでしょう。泉里香さんとしてはせっかくゲットしたCMなのにとばっちりを受けてしまいました。その他現在の仕事については後述します。
まただよ。政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される。これもう冗談じゃなく、次期逮捕予定者リストがあって、誰かがゴーサイン出してるでしょ。
— ラサール石井 (@lasar141) 2019年11月16日
反安倍首相のラサール石井は陰謀論を展開。
沢尻エリカは湾岸。
ひとり言やけど前回の時に3人噂が立ってん。1人はすぐに関係者らが否定。残った2人のうちの1人が沢尻エリカやった。逮捕されたら大河が大変になるとまで業界関係者の間では噂されててな。
容疑が事実なら、あれが薬物を断つ最後のチャンスやったのではないか、、、。— 沖田 臥竜/おきた がりょう (@pinlkiai) 2019年11月16日
↑ 文春だけでなく業界内では多少ウワサにはなっていたようです。
組織犯罪対策部とマトリの違い
薬物といえばマトリこと麻薬取締部の印象が強いですが、組織犯罪対策部も捜査することが多いみたいですね。今回も組織犯罪対策部による逮捕で、過去には清原和博さんやASKAの逮捕もこの組織犯罪対策部が動いていました。
マトリは厚生労働省の一部門で、ここで働く麻薬取締官は客に成りすましての捜査も認められており、薬物Gメンとも呼ばれています。ピエール滝と田口淳之介の逮捕はマトリ主導でした。
マトリが末端の使用者を取り締まるのに対し、組織犯罪対策部はその名の通り組織ごとの摘発を見据えているようです(ASKAの逮捕をきっかけとして密売組織を壊滅させたと報じられていました)。沢尻エリカの逮捕も今後の大捜査のきっかけになるかもしれません。
「別に」から薬物へ
映画舞台挨拶で「別に」という塩対応で叩かれていましたが、確かな演技力と誰もが認める美人ぶりでせっかく復活していたのに残念です。ネットでは別にかけて大喜利合戦にもなっていました。
「沢尻さんは麻薬取締法違反で逮捕されましたが、何か感想ありますか?」
「別に」— デーブ・スペクター (@dave_spector) 2019年11月16日
デーブスペクターさんも黙ってはいられなかったようです。
沢尻エリカ容疑者は警視庁の調べに対し「別に」を繰り返しており、警察は余罪がないかを引き続き調べております。
みたいなパターンになりそう。
— johnny54jr24 (@johnny54jr24) 2019年11月16日
別にと違って犯罪なのでちょっと厳しくなってしまいました。まだ大麻であれば大麻合法化推進派からの擁護意見もあったかもしれませんが、合成麻薬はどうしようもないです。
やはり大麻そのものの害よりも、法律違反を犯してまで薬物に手を出す人間は更なる刺激を求めて合成麻薬やら覚せい剤に手を出すケースが多いですね。(無論沢尻エリカが大麻をやっていたかどうかは分かりませんが)
現在の所属事務所と仕事
スターダストを退所してからはエル・エクストラテレストレという事務所に所属していました。といっても個人事務所なので、酒井法子の損害賠償金を肩代わりしたサンミュージックのようなことはできないです。(業務提携はエイベックスと結んでいます)
2020年には大河ドラマ「麒麟がくる」に濃姫役で出演が内定していました。確実に降板となるでしょう。それにしても大河ドラマは出演者が多いとはいえ逮捕者常連のドラマとなってしまいました。
P&GのレノアハピネスのCMにも出演していました。映画では「人間失格 太宰治と3人の女たち」に出演中ですがこちらは既に公開から2か月たっているのでギリギリセーフです。
その他広告モデルにも多数採用されています。ドラマや映画への出演数自体はバイブレイヤーだったピエール滝や新井浩文に及びませんが、やはりとんでもない金額の代償を払うことになりそうです。
ネットの反応
超大物の逮捕にツイッターの勢いがとんでもないことになっていました。5ちゃんねるのスレッド数でも歴代トップ10入りするかもしれません。
ドラマ大奥での演技好きだったんだけどなー(´・ω・`)
— 🍇かるるる (@w_U4x4U) 2019年11月16日
大麻ドラマ
— 斎 (@DrySola77) 2019年11月16日
nhkって国家と絡んでそうだし、臭い奴とか最初から教えてもらっとけよ
— み (@mme00w) 2019年11月16日
せっかく復活してきたのに…
CMとかいろいろ大変だな。— minami (@minaminroop) 2019年11月16日
これまでの逮捕者の中では一番の衝撃かもΣ(-∀-;)。
— 馬二郎 (@DzfFjg6JkeSIuHA) 2019年11月16日
ちゃんとした大人の女性に変わったなーって思ってたのに…
— ぬーぼ (@c35PTGR6FRoOCn6) 2019年11月16日
麻取と組対の勝負は組対の勝ちだな
沢尻エリカって前から目を付けられてたみたいだし
やっぱ捕まりましたかなって(^ ^)— なべっち (@nabe2474) 2019年11月16日
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沢尻エリカは復帰できるのか
芸能界はとにかく逮捕やら不祥事に厳しくなりました。薬物も昔は甘かったのですが、ここ最近はどんどん厳しくなっています。酒井法子もいまだまともな復帰は叶っていません。(その分以前は緩かった肖像権やプライバシーの権利などを主張できるようにはなっていますが、トータルでは以前ほど旨味がない世界に感じています。)
「別に」は叩かれすぎた感がありますが、2度目のトラブルであることは間違いないのでもしかしたら芸能界引退の可能性もあるでしょう。美人で演技力も兼ね備えた貴重な女優だったので残念です。
沢尻エリカさんを擁護するつもりはないですが、芸能界は賠償金や借金で雁字搦めにして、例えばヌードなど汚れ仕事をさせたりと謀略うごめく世界なので気を付けなければいけません。