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【ハンドボール】性転換し女子代表は卑怯 トランスジェンダー男子も警鐘

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差別なのか権利なのか、女子ハンドボール界が性転換した元男子選手を女子選手と認定した事が論争となっています。

ただの男子ではなく、元オーストラリア代表という実力者「ハンナ・マウンシー」という猛者が性転換で性別女性を選択し、女子代表として世界選手権に出場する運びとなりました。

 

男子の能力を持った女性選手

ちなみに、「ゲイ」「レズ」「バイ」「トランスジェンダー」は全て異なる意味を持ち、それら全てひっくりめたて「LGBT」と呼ばれています。(男性から女性に性転換したトランスジェンダーの恋愛対象が女性というケースも)

日本で両性具有と呼ばれる存在は、「インターセックス」に分類され、これは「LGBT」には含まれません。この辺はちょっと複雑で、ヘタに踏み込むと差別になってしまいます。

全て平等に権利が与えられるのは当たり前の話ですが、スポーツの世界では男子と女子では運動能力が違うため、少し事情が変わってきます。

 

様々なケース

①「心は女性だけど体は男性」

②「心は男性だけど体は女性」

③「女性でも男性でもない所謂インターセックス」

扱いが難しい性の存在にはこの3パターンがあります。③は本当に難しく有名な陸上のセメンヤ選手なんかもこれに該当するので、運動に有利に働く男性ホルモンが「女子基準」としては多い彼女は終わらない議論の対象となっています。

①と②に関しては、運動や銭湯では通常は体をベースとして選択をすることが基本ですが、今回は以下の基準を満たしたため、女子選手として出場する権利を得ました。

「テストステロン(男性ホルモンの一種)」が1年間基準値以下。「性別適合手術の有無は関係なし」

(2015年より以前は2年間で「性別適合手術」も条件でしたが緩和されました)

要は現在は生殖器が付いていてもオッケーということです。

 

トランスジェンダーの意見

三橋順子さんというご自身もトランスジェンダーで、セクシュアリティ史の研究者でもある方のご意見。(戸籍上は男性とのこと)

こういう立場の方が疑問に近い意見を投げかけてくれるのは貴重だと思います。

189cm、99kgという体格やパワーは他の女子選手と違い、男性だった頃に身に着けた武器である可能性が高く、不公平だと不満を抱く女子選手が現れても不思議ではありません。

ハンナ・マウンシー選手の意志は尊重すべきですが、それを公平であるべきスポーツの世界にまで広げるべきか否か、再度検討の余地はあると思います。

 

キャスター・セメンヤ

この選手も色んな意味で有名です。陸上800m選手でオリンピックで2連覇中ですが、2位以下の女子選手が切ない表情で決勝を走っていた記憶があります。(実際に選手から不服の声もありました)

彼女は女性と結婚しました。これには異論が多いでしょうが、「体は男性じゃない」「性の対象は女性」というマイノリティな条件を満たしていると考えると、矛盾していると言い切ることはできないです。

(かといって女性としての出場が正しいというとそれは別問題ですが)

マンデラを引き合いに出し、自分も差別と戦っていくそうです。

本人とその家族は「女性」として信じているようです。

しかしながら国際陸上競技連盟はついに重い腰を上げ、2018年11月から

男性ホルモンのテストステロン値が高い女子選手に対して出場資格を制限する。しかし値が高い選手は投薬によって基準値を下回れば出場を認める、該当する選手が薬物摂取を拒否した場合、ドーハ世界陸上、東京五輪への出場資格白紙。

検査の対象は400mから1600mの間の種目のみ(ハードル種目も)

これはもうセメンヤ選手のための新規則です。世界陸上などでは目を付けられないために加減しながら走りオリンピック3連覇を目指しているセメンヤ選手ですが、確実な物ではなくなってしまいました。

 

ネットの反応

 

まとめ

複雑な問題なのであまり深く踏み込みはしませんが、自分が女性でその競技に人生をかけていたらと考えると、男性である恩恵を受けた選手が人権を盾に勝負の土俵に上がってきたら、ほとんどの人は不満を抱くはずです。

やはりもう少し慎重に考える事案かなと思います。

トランスジェンダーのカテゴリーを作るなり、どちらとも言えない選手は選択制でなく、有利にならない女性として扱うなどしないと、それこそ「差別になるから男女一緒に」みたいな事になりかねないです。

ハンナ・マウンシーの場合団体競技ですが、着替えや生活などもどうするのでしょうか。東京五輪へも参加するかもしれませんし、まだ色々と論争は続きそうです。














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