DeNAランニングクラブ監督の瀬古利彦さんが、セクハラ発言を行った事が明らかになりました。既に謝罪もしており一件落着の様相ではありますすが、ここ最近アスリート関係者の不祥事が多く、東京オリンピックに暗雲立ち込めています。
瀬古氏がセクハラ発言・騒動を謝罪「皆様に多大な迷惑」 https://t.co/jwWtQubOGe
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年8月9日
瀬古利彦さんは、DeNAの陸上部監督だけでなく、日本陸連の役員でもあったため、そのどちらからもお叱りを受けたようです。
ちなみに日本陸連の役人には、高橋尚子と有森裕子という女性もいるため、相当白い目で見られているのでしょうか。「それぐらい私は平気ですよガハハ」ぐらい言ってくれてたらいいのですが。
あの室伏広治も役員なので、次やったらシメられてしまうかもしれません。
セクハラを受けた女子アナ
これはほぼ特定されています。
というのも、瀬古利彦は、テレビのマラソン番組の後に行われた、関係者による飲み会でセクハラをした事が明らかになっているのですが、時期的にそのマラソン大会は「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」しかありません。
この岐阜県で行われたマラソンの放送情報は以下
第8回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン
テレビ愛知・ぎふチャン・BS11
2018年4月22日(日)
■出演者
実況:久保田光彦
解説:瀬古利彦
レホーター:岡田愛マリー(テレビ愛知) 安井怜介(ぎふチャン) 東千晴(ぎふチャン)
まず実況の久保田光彦さん
こちらは男性でしかもおじさんなので却下。
こちらは安井怜介さん。ゲイ受けしそうなので可能性は0ではありませんが、女子アナといっているのでないでしょう。ということは
こちらの東千晴さんか
この岡田愛マリーさんのどちらかということになります。
文春にはハーフの女子アナという記載があったらしいですし、あとは東千晴さんがブログでマラソン大会の事について言及していたのに対し、岡田愛マリーさんはスルーだったようなので、岡田愛マリーさんでほぼ確定です。
ハーフマラソンでハーフの女子アナにセクハラするという、ちょっとややこしい不祥事であります。
発言の内容
瀬古利彦が具体的に何を言ったのかまでは明らかになっていませんが、文春調べによると「体毛セクハラ」という事で、そのジャンルまでは分かっています。
「毛が濃いね」ぐらいであれば、瀬古利彦に同情しますし、下の毛の色や濃さに触れたのであれば、女性に同情してしまいます。どっちにしろイケメンでも親しくもないおっさんに言われたら気色悪いのは間違いありません。
(これが逆で男でも嫌ですよね。私は意外とそういうの嫌いじゃないですが、普通の男性は不愉快になってしまうはず)
ただ飲み会の席らしいので、瀬古さんも酔って楽しくなっちゃってその場のノリで言った感じなんですかね。昔から饒舌で冗談好きな人なので悪気や下心は無かったのかもしれません。
セクハラに対する見解
女性によっては比較的寛容です。
結局相手がどう受け取ったかが問題なので、どうしてもスケベ精神を抑えられないのであれば、相手を見極めて言うしかありません。岡田愛マリーさんは、どちらかというと神経質そうな雰囲気なので、少なくともプライベートでは許してくれなさそうです。
ただこんなご時世なので、そんな欲求は抑えて一律でやめておくのが無難でしょうね。リスクが大きくなってきたので、セクハラ発言で得られるささやかな喜びでは釣り合わないです。
って皆分かってるんですけど、エロの欲求はそういう理性を吹き飛ばしてしまうんですよね。瀬古さんは幸いにも職は失いませんでしたが、リーチかかっている状態なので今後は気を付けなくてはいけません。
マラソンファンの反応
瀬古さんのセクハラはあっけらかんとした感じだったので、瀬古ハラって感じだったけど、まあ、ダメなんだよな、きっと
— モンキーいのーえ (@gogomonkeyw) 2018年8月9日
瀬古さんは、弁か立つから余計な事まで喋ってしまうんだよなぁ。
— アズマ (@yEXNGp2OijItzGB) 2018年8月7日
いい歳をして、何をやっとるんだ、恥を知れ!
— ごんぎつね (@nickniiimi1) 2018年8月7日
瀬古さん、一回だけインタビューしたのだけど、ナチュラルボーンセクハラおじさんだったので、むしろ今までよく何もなかったなと感心する。
— モンキーいのーえ (@gogomonkeyw) 2018年8月9日
瀬古氏もセクハラ発言か。
現役の頃の姿や真面目そうな様子からは想像つかない。実社会にはあるあるの話だけど、ショック😱
被害にあった方のことを思うと怒りを感じる。#MeToo によって加害が可視化されていくのはいいことだ。— Kazuko Ito 伊藤和子 (@KazukoIto_Law) 2018年8月9日
セクハラはいけません。私も気を付けます。
瀬古利彦は凄いマラソン選手だった
本当に凄い陸上選手でした。
日本ではここ最近、日本記録を更新した設楽悠太や、公務員ランナー(現在はプロですが)の川内優輝など、話題性も実力も兼ね備えた選手が出てきてはいますが、瀬古利彦にはまだまだ及びません。
日本がボイコットしたモスクワオリンピックに出れば、金メダルの有力候補でした。(少なくとも銀か銅を取っていた可能性は高いです。)
その後衰えながらも、二度ロサンゼルスとソウルで五輪に出場していた偉大な選手なので、このセクハラの一件でその偉業まで忘れられてしまうのはちょっとかわいそうです。
明るい雰囲気ですが、国の事情でメダルを失った悲劇のランナーでもあるので皆様にも許して欲しいところです。柔道の篠原選手もそうですが、悲劇が身に降りかかると、その反動で少し頭がおかしくなってしまうのかもしれません。
これは83年の東京マラソン。宗兄弟の弟、宗猛とのラストスパート勝負など見所満載のレースでした。
東京といえばオリンピックのマラソンも勿論ここで行われます。猛暑の中のレースになるので、日本人にもワンチャンあるのではないかと淡い期待を抱いているのですが、どうなるでしょうか。