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大丸梅田店の「生理バッジ」炎上騒動まとめ『女性店員は自主的に。批判覚悟』

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大阪にあるデパート「大丸梅田店」にて一部女性従業員が生理中であるとお知らせする『生理バッジ』をつけて接客の仕事をしていたことで炎上が続いています。

生理に対する理解を深めるための試みのようでですが「客が知ってどうするの」「完全にセクハラ」と失敗に終わってしまった生理バッジ騒動についてまとめて紹介します。

報道によると、男性側からの提案ではなく、あくまで女性店員側の希望があれば生理バッジをつけていたとのことで、男性上司からの強要によるセクハラの要素は一応はないとされています。(女性従業員はおよそ500人)

といっても上層部の意志も介入していれば、希望しないといけない空気になっていた可能性も考えてしまいます。以下公式HPで公表されている大丸松坂屋百貨店の役員一覧。

好本 達也
加藤 俊樹
澤田 太郎
石井 康雄
佐藤 りえ子
堤 啓之
森井 進
松田 弘一
香川 曉子
清原 克彦
大登 正志
太田 征男
執行役員
忠津 剛光
西阪 義晴
今津 貴博
松原 亜希子
北川 公彦
冨士 ひろ子
岡 裕之
小山 真人
吉川 辰司
小宅 祥広

ほとんど男性でした。また仮に女性従業員がセクハラと感じていなかったとしても、客側がそう感じてしまう可能性がありますし、閉経し生理が来なくなった中高年の女性店員もネガティブな感情を抱くかもしれません。

今回の生理バッジ事件は、企業ができもしないポリコレ意識を高めたことが裏目に出てしまい、完全に失敗してしまった感があります。

 

専門家と女性従業員は好意的

専門家といっても何のことやらですが、田中ひかるさんなる生理用品およびその時代背景に精通している社会学の専門家がいるようです。田中ひかるさん曰く、

「試験的な導入ということで、結局廃止になってしまうかもしれないが、生理を語る議論を起こすために一石を投じた意義はあると思う」

として今回の件を好意的に捉えているようでした。確かにもっと適切なやり方であれば定着するかもしれません。

また女性従業員もこの取り組みを好意的に捉えていました。

「生理の話を職場の人とできるようになったことが大きな一歩だと思う」

「同性同士で話すことで、ポジティブな雰囲気で盛り上がれた」

上司や会社に気を使った建前でなければ、大丸百貨店内では問題はないのかもしれません。

 

生理への理解を深める動き

女性の生理は辛い上に他人には言いにくい問題を抱えているので、女性が恥じることなくオープンにする動きを感じます。

「生理ちゃん」なるキャラクターもどうせ迷走してんだろと思いきや、プチヒットしていて二階堂ふみさん主演で映画化もされるそうです。個人的には理解不能ですが、ウケているということは好意的に受け入れられているのでしょう。「がんばれ!童貞くん」もヒット中です。

ちなみに今回の大丸梅田店はアプリと協業し生理の周期を「ブルー期(生理中)」「キラキラ期(生理後)」「ゆらゆら期(不安定な時期)」「どんより期(生理前)」と定義づけています。男の私はまったく意識していなかったので、ここは一つ勉強になりました。

 

ネットの反応まとめ

批判的な意見がほとんどでした。

という感じなのでこの取り組みはそのうち終了しそうです。










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