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名古屋小学校で恐喝イジメ事件 学校と生徒の名前は?少年法61条

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名古屋市にある小学校で恐喝まがいのイジメ事件があったと、市の教育委員会が明らかにしました。被害生徒は小学校5年生で同級生複数人から「金を持ってこないとのけ者にする」と脅され1か月で総額20万円を手渡していたそうです。

母親の500円玉貯金箱から現金を取り出し、1回に3000円を毎日加害者生徒に渡していたそうです。大人が同じことをしたら間違いなく恐喝容疑で逮捕案件ですが、未成年の学生ということで学校内のイジメとして処理されることになりました。

なお加害生徒は、受け取ったお金をゲームセンターやスマホゲームのプリペイドを買わせるなどして使っていたようです。学校側が気付いた後すぐに教育委員会に報告したとのことなので、学校側は隠蔽することなく最低限適切な対応をしていたのかもしれません。

以下イジメを受けていた生徒の父親のコメント

「気付くのが遅ければ、息子は死んでいたかもしれない。加害児童には心から反省してほしい。学校には、息子をしっかり見ていてほしい」

 

イジメとは名ばかりの恐喝

事件の構造としては完全に恐喝ですね。格闘技のリング上だと反則が傷害になり難いように、学校だからイジメになっただけです。ただし金額が大きくなると恐喝として認定されることもあります。

2000年には同じく名古屋市で5000万円を一人の生徒から脅し取った事件があり、こちらは恐喝として少年らは少年院措置を受けています。(その後大人になって別の犯罪を犯し、実刑判決となった生徒も)

この件は学校側がイジメすら当初否定していました。

 

学校と生徒の名前は

学校の校舎が一部報道で映っているので、これがフリー素材でなければ学校名は特定しようと思えば特定できるかもしれませんが、今のところは学校名も生徒の名前も完全に非公開です。

少年法61条に基づいた現状の処置ですね。

家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。

(少年法61条)

法律なので仕方ないですが、ずる賢い少年たちをこれを悪用している節もあるので何かしら改善が必要な気もします。

 

ネットの反応まとめ

強く批判されていました。










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