k1やHERO'Sで活躍した元格闘家の須藤元気氏が、立憲民主党の擁立で参院選比例代表に出馬することが明らかに。立憲民主党といえばバリバリのリベラル政党なだけに、保守寄りのネットでは「応援するのやめます」等ネガティブなコメントが多く寄せられていました。
立憲民主党が須藤元気氏を参院比例に擁立https://t.co/lh8lGwgolB
→元プロ格闘家の須藤氏は東京都出身
→格闘技「K-1」などで活躍し、現役を引退後の平成20年に拓殖大レスリング部監督へ就任した
→知名度を生かして党勢拡大につなげる狙いがあるとみられる— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年6月4日
須藤元気氏のコメントは以下。
この度、立憲民主党から参議院選に比例代表の公認を受けました。WE ARE ALL ONEの精神でがんばります!#須藤元気 #立憲民主党 pic.twitter.com/VEZpQCXWWt
— 須藤元気 Genki Sudo (@genki_sudo) 2019年6月4日
「格闘家になる前に、学校になじめず、漠然とした不安を感じた経験がある。自分がこれまで培ったことを生かし、これまでの経験を世の中に還元したい」
「格闘技を通じ、憎しみでは相手を倒せないことを知っている。不安と対立をあおる外交政策ではないものを実現するため、前向きに政治に取り組みたい」
まだマニフェストといえる段階ではないですが、プラスチックゴミなどの環境問題の改善に興味を持っているようでした。
須藤元気は昔からリベラル思想
立憲民主党を選んだ理由としては、「多様性を重視している点が、(自身の掲げている)『WE ARE ALL ONE』の精神と重なる」とざっくりと言っていましたが、元々須藤元気氏は反安倍晋三の思想だったので、出馬するならリベラル政党からというのは納得です。
過去にも安倍首相に対する批判をツイッター上でしていたことがあります。
今後、格差を助長する安部政権を支持するネトウヨ。そのネトウヨ自身が弱者ということに気がついていないパラドックス。いつの時代も皮肉です。
— 須藤元気 Genki Sudo (@genki_sudo) 2015年7月31日
ネトウヨとまで言ってます。ツイッター上では「そんな思想だったとは」「もう応援しません」との批判も目立ちましたが、2015年時点で安倍首相にここまで言っているので、かなり今更感はあります。
須藤元気の印象
私は筋金入りの格闘技好きなんですが、須藤元気はあまり好きではありませんでした。スポーツ全般に言える事ですが、ベクトルが勝利に向かっていない選手は好きになれないです。(といっても彼は人気者だったので私が少数派なんでしょう)
ただ人柄にはナイスガイですし、格闘技引退後は拓殖大学などでレスリングのコーチをして頑張っていたので応援していました。
凶気の桜では俳優にも挑戦しています。この時はもろに右翼思想の人間を演じていましたが、現実は違ったようです。
競技外での彼へのイメージですが、陸上の為末さんやフェンシングの太田雄貴さんと同じく、とにかく意識高い系のイメージがあります。知性に関しては特別賢いわけではありませんが、アスリートの中では口がうまく、政治家としての仕事もそつなくこなしそうな要領の良さは感じています。知名度も文句なしでしょう。
当選すれば立憲民主党のためにうまく働いてくれるのではないでしょうか。立憲民主党は支持していませんが、どの国にもこういう政党はあるので、存在意義はあるのかなと思います。
須藤元気の出馬に落胆するファン
比率としては7:3ぐらいでしょうか。立憲民主党からの出馬に落胆しているファンの方が多かったです。
須藤さんのことは昔から応援しており、率直に申し上げて、今回のご決断は残念です😓
— キスケ (@kisuke130) 2019年6月4日
立憲はないわ…
— ひゆな (@hiyuna_1a) 2019年6月4日
えええええっ なんで立憲民主党?!
— リーマン大家の嫁 (ヨメちゃん ダヨ!) (@OH_YEAH_no_YOME) 2019年6月4日
とても、とても残念です。
格闘家としてのファイトスタイル、エンターテイナーとしての魅せ方、どちらも好きだったのですが。なぜ、そんな党から…
まだ遅くないので考え直してほしいです
— なざむ@断捨離中 (@nasum_ism) 2019年6月4日
残念です。
もう応援する事はなくなりました。— せり (@serippp3) 2019年6月4日
頭の良い人って
曲がると修正難しいから怖いわ— おもち (@mino1020) 2019年6月4日
何故いきなり国会議員なのか?青空好児師匠のように地域に根ざした活動ではダメなのか?
— 古今亭とことん (@SqmjC) 2019年6月4日
正直ガッカリ…
— Tamahura (@Tamahura1) 2019年6月4日
好きだったのに残念です
— だろむ (@tenzarusoba50) 2019年6月4日
好きな格闘家でしたけど、これを機に嫌いになりました。
— 立川大輝 (@Bahtlioila) 2019年6月4日
応援の声も
取り敢えず、今の世の中、弱者に寄り添う野党側からの出馬で大変嬉しいです。
立憲が良いだの悪いだのの意見があるとは思いますが、須藤さんならどこでも自分らしさを貫いて頂けると思います。
頑張って下さい!— BetterMan (@Nyanyamaru_cat) 2019年6月4日
ええやん。維新とか自民からじゃなくてよかった。
— tomo (@nokamo009) 2019年6月4日
好きだったので、嬉しいです。
格闘技とはまた違った、しかしリングの上で闘って欲しい。是非政当選して治家になって下さい。応援します!!!!— 坂本 二夜 (@Sakamoto_Niya) 2019年6月4日
おお!!須藤元気素晴らしい!!おっくんといい楽しみになってきた😆
— JunJun (@jazzjazz2222) 2019年6月4日
須藤元気さん、応援します。頑張りましょう。
— ふくチャコ (@mineo_sn) 2019年6月4日
ネトウヨの攻撃に負けずに頑張ってください。
— GOVERNMENTXXX (@GOVERNMENTXXX) 2019年6月4日
ついに政界進出ですね!
いまかいまかとお待ちしてました。
自分のことのようにとてもうれしいです。— shiroioinu (@shiroioinu7) 2019年6月4日
勉強熱心で情熱もある須藤さんなら、立民から第二の山本太郎のような議員になれますよ。リベラルとしては、ああいう人が各党からもう一人二人と出てきてくれたら、どれほど心強いことか。批判の声も多いでしょうが、頑張ってください。格闘家の頃もファンでした。応援してますhttps://t.co/0GJOGZk5hW
— 真野 (@IwanMayataka) 2019年6月4日
須藤元気は強かった
好きではないと言いましたが、私の好みがそうだっただけで須藤元気は滅茶苦茶強かったです。
一番有名なのは山本キッド徳郁選手との試合でしょうか。若干この試合はストップが速かった気がします。スポーツ競技としては妥当なんですが、ヒーローズは桜庭に無茶させたりストップの基準がブレブレでした。
UFCでも勝ち越していますし、キックボクシングで寄り道しなければもう少し総合での戦績は良かったかもしれません。ただまあどちらかというと彼は入場に全力を注いだり、格闘技は目立つの手段の1つというタイプでした。
格闘家あがりの政治家だとアントニオ猪木や、あとは馳浩が大臣にまで上り詰めるなど頑張っています。立憲民主党はネットでは嫌われていますが一定の支持者はいますのでこれから政治家として躍動してくれるかもしれません。