不祥事、事件

「太鼓の達人」窃盗犯人の高校生を書類送検 顔モザイクや逮捕無しは甘い?

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ゲームセンターで「太鼓の達人」を窃盗した男子高校生の3人が出頭し、書類送検されていた事が分かりました。

事件があったのは愛知県のヨシヅヤ師勝店。窃盗後はゴールデンウィークということもあって被害額は数十万から100万円近くになるとも言われていました。民事裁判でどうなるかは分かりませんが、書類送検のため犯人の高校生達に前科がつく可能性はほぼ無くなりました。

↑ 分解された太鼓の達人の動画。売るつもりではなく、太鼓の達人が好きでやってしまったということなので、ゲームセンターに返し、被害額などは裏で親が賠償するのかもしれません。

警察としては自首して反省していること、未成年の初犯ということで厳重注意という事でしょう。個人的には過去の事例と比べると妥当な判断かと思いましたが、ネット上では甘いといった厳しい意見も多くありました。

 

モザイクは必要ない?

ワイドナショーにて松本人志さんなどは、未成年であってもモザイクは必要ないと言っていました。

その他坂上忍さんもモザイク反対派です。

犯行の強要の可能性はありますが、それは成人にも言えますし、確かに成人と未成年で差をつける必要はないように思えます。まあテレビ局としては実名など個人情報を報じないという努力義務があるため、面倒ごとを避けるために扱いに差をつけるだけでしょうか。

とはいえ現在はアングラサイトなどもありますので、モザイク無しの動画も出回っており、ネット上から完全に画像や動画のデータを削除するには面倒な手続きが必要になってきます。

 

ネットの反応

少年法は必要なのか

未成年者の犯罪は原則として家庭裁判所による甘い処分になります。

モザイクの有無以前に、そもそも少年法は必要なのかという論争もあります。特に軽犯罪ではともかくとして、殺人などの重い犯罪で少年法を持ち出されると、被害者側は納得できるはずありません。

※一応現在は以下のように少年法も多少厳しめに改正されています。

2000年:刑事処分の可能年齢が「16歳以上」から「14歳以上」に引き下げ。また、16歳以上の少年が故意の犯罪行為で被害者を死亡させた時は、検察官への逆送が原則となった。

2007年:少年犯罪の凶悪化や低年齢化に対応するため、少年院送致の年齢下限を現行の14歳以上から「おおむね12歳以上」に引き下げ[8]。警察官が触法少年の疑いがある者を発見した場合の任意調査権を明文化し、少年や保護者を呼び出して質問できる権限を明記。

2008年:2004年に成立した犯罪被害者等基本法と整合性をとるため、殺人事件等一定の重大事件において少年の心身に影響がないと判断された場合、被害者が少年審判の傍聴をできる制度を創設。

2014年:18歳未満の少年に対し、無期懲役に代わって言い渡せる有期懲役の上限を、15年から20年に、不定期刑も「5年 - 10年」を「10年 - 15年」に引き上げ。

少年法を悪用する未成年者もいるだけに、この法律がうまく運用されているのか疑問は感じます。

今回の犯罪はいけないことですが、更生の余地はあるでしょうし、初犯であれば世間が甘いと感じるような処分でも止む無しといったところだと思います。以上太鼓の達人の犯人書類送検についてでした。










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