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貴乃花vs相撲協会 引退と退職届の違い 再提出をめぐり最後の争い

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先日相撲協会からの引退を表明した元横綱貴乃花ですが、何と日本相撲協会が貴乃花の引退届を受理しないというまさかの展開に。

貴乃花が出した引退届ではなく、退職届が必要だったようです。何と言う塩対応でしょうか。それに対して貴乃花は弁護士と相談した上で、退職届の再提出には応じない意向を明らかにしました。

 

退職届と引退届の違い

日本相撲協会の要職を退き、角界の表舞台からの撤退を意図していた貴乃花の「引退届」ですが、表向きには事務的な不備という理由で相撲協会には受理されませんでした。

ただあくまでそれは相撲協会の建前であって、真意は退職の経緯を有耶無耶にし貴乃花への退職金を支払わないため、あるいは世間にむけた貴乃花のイメージダウン作戦と考えるとしっくりきます。

一方で貴乃花サイドにも狙いはあると言われており、「退職届」を出してしまうと相撲協会という組織から、自己都合で退職したことになり、後々パワハラについて問題提起しにくくなってしまうので、表向きは引退という名目で相撲協会からの退職とした狙いも考えられます。

(現段階ではパワハラにより会社都合での退職を強いられたと争う選択肢も残されています)

何れにせよ退職届は形式にガチガチの規定はないようなので(意志さえ確認できればオッケー)、この件に関しては相撲協会のイチャモンという見解が多いです。

 

デーモン小暮と相撲

大相撲に詳しいデーモン閣下。相撲協会は相撲ファンを裏切らないようにみたいな事を言われていますが、もはや世間の相撲協会に対する印象はそういうレベルじゃないような気もしてしまいます。

 

相撲ファンの反応

ツイッターでは貴乃花は頭がおかしい4割、相撲協会がおかしい6割といった比率でした。

 

まとめ

貴乃花は角界の最大の功労者ですから、相撲協会の最後までコケにした対応は印象最悪ですね。貴乃花も組織人としては失格でしたが、相撲協会は組織としておかしいので単純に後者のほうが不快感は大きいです。

現役時代の貴乃花によって生み出された利益は相当大きかったはずなので、世間に向けて貴乃花を尊重している姿勢を少しは見せておくべきでした。曙、若乃花、貴乃花、朝青龍と平成以降の横綱の多くが角界を離れているのは偶然じゃない気がしてきました。大相撲はこれから一体どうなってしまうのでしょうか。










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