2020東京マラソンがコロナウイルス流行の影響で一般ランナーの参加は中止となり、マラソンのエリート及び車いすエリートの部のみの開催となりました。
中国からのインバウントに釣られ入国制限できず後手後手にまわっていた日本政府に比べると英断と言いたいところですが、既に支払い済み16200円の参加費返金は無し、2021年度東京マラソンに参加の際は別途参加料が必要になるなど波紋を広げています。
【東京マラソン 参加料返金せず】https://t.co/ypJFrb8YRQ
新型コロナウイルスによる肺炎の影響を考え、一般参加者の出場が取りやめとなった東京マラソンは、規約に基づき、参加料、チャリティ寄付金は返金せず。皇居ランナーたちもショックを隠しきれず。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2020年2月17日
ひと騒動ありそうな決定になってしまいました。
以下東京マラソンの免責事項です(https://www.marathon.tokyo/participants/guideline/より)。
エントリー規約に定める理由による大会中止の場合を除き、参加料の返金は行いません。
13. 積雪、大雨による増水、強風による建物等の損壊の発生、落雷や竜巻、コース周辺の建物から火災発生等によりコースが通行不能になった結果の中止の場合、関係当局より中止要請を受けた場合、日本国内における地震による中止の場合、Jアラート発令による中止の場合(戦争・テロを除く)は、参加料のみ返金いたします。なお、それ以外の大会中止の場合、返金はいたしません。
14. 参加料の過剰入金・重複入金、規約違反による参加権取消し及び自己都合による出場キャンセルの場合はいかなる理由があっても返金並びに次回以降の大会へ権利繰り越しや優遇措置等も一切行いません。
天災で建物が損壊し中止となった場合等は「参加料のみ返金」とありますが、今回はその扱いとはならなかったようです。要は主催側に落ち度無しとの判断でしょうか。
免責事項に記載されている理由以外での大会中止のため返金は無し、となりましたが、規約より法律の方が優先されるので、必ずしも規約が絶対的効力を持つわけでもありません。集団で民事裁判など起こされれば、どう転ぶか分からない微妙な案件のような気がします。
また次回以降への繰り越しも無しで、参加費の16200円が完全に払い損になってしまいました。個人的には返金すべき案件だと思いますが、東京五輪も中止の可能性が出てきており、コロナ流行における返金問題の前例となるかもしれません。
中国人だけ優遇 日本人のみ来年も参加有料
一部では中国人キャンセルのみ返金、来年無料と言われています。
え、コロナの影響で東京マラソン一般人参加中止でかつ参加料返金無し、次回参加無料などの措置無しってやばくねすか?参加料1万6200円とかですよ💧そして中国人には返金するという…裁判沙汰案件
— GKEN (@YesterdayGoodby) 2020年2月17日
中国人が発端でコロナウイルスになってるのにあいつらは来年の参加費免除で被害受けてる日本人は別途参加費必要ってその措置はなんなの??詐欺師集団ですか??#東京マラソン #新型コロナウイルス #東京マラソン財団 @tokyo42195_org pic.twitter.com/yqpePdbuQz
— u (@69184oo) 2020年2月17日
日本人参加者には返金しないけど中国人ランナーには返金するらしいね東京マラソン
— く牛ううう (@usi_930) 2020年2月17日
東京マラソンの件、参加費返金なしは理解できるし、他のマラソン大会でもそうだから分かる。
ただ日本人は来年エントリーする場合も免除とかないのに、中国人が来年エントリーする場合は参加費免除するってのは理解できない。
北京マラソン東京編ちゃうねんぞ? https://t.co/U5QNyTD48R
— むりむりざえもん (@lastmee25) 2020年2月17日
これに関しては公式周知での文言やニュースソースを確認できませんでしたので、ガセかもしれません。確認でき次第追記致します。日本でマスク不足や防護服が足りるか分からない状況の中で、二階俊博氏主導により中国への大規模支援が行われており、日本国民は不安や怒りを感じこの手の問題に敏感になっています。
※https://www.marathon.tokyo/news/detail/news_001573.html によると中国人に対しては次回無料の対応のようです。渡航制限がかかっているという一応の理はありますが、納得する日本人の一般参加者は少ないでしょう。
ネットの反応まとめ
批判が相次いでいました。
W杯ラグビー、台風で中止になった岩手県釜石の試合は、観戦チケット代、送迎バス代、ツアー代金、振込手数料以外、全部返却していただきましたよ😲 岩手県が負担してくれた、と聞いてます。
まぁ、比べるもんではありませんが。
— nob (@nobi_ine) 2020年2月17日
今回は大会主催者側の都合じゃん。
せめて参加費は返してあげようよ。
市民ランナーは参加できないショックも大きいはずなのに、これはひどい。— 土田真樹 (@kankokueiga) 2020年2月17日
いや、金は返そうよ
— テリオン@十刃 (@ihaveaniphoneX) 2020年2月17日
返金しないという規約があれば、それ自体が違法な条項。参加費用は保険料として徴収されている訳ではないし、戦争が起きた訳でもない。そのような規約自体が消費者の不利益であると推認できる。
非合理な規約は、当然無効とならなければおかしい。— tweet🌐meme▶️時生悠仁 (@EugeneTokio) 2020年2月17日
お隣の国に大盤振る舞いするが、国民からはボッタクリ
— かずみ (@xiao_1213) 2020年2月17日
詐欺だよこれ!まさか中国へ送金するんじゃないだろうな。小池油断も隙もない。
— イシマエル (@PNFBLRp1Ulm4pGh) 2020年2月17日
中国に防護服とマスクを寄付に回されたか?
— 鳳洲 (@houshuu64) 2020年2月17日
免責事項で書いてるんだと思うけど
絶対荒れますねこれ— セドナ (@_sedna_) 2020年2月17日
まぁ県単位の陸上大会でも、エントリーフィーは返ってこないって聞いたしな。
それは仕方ないんかな。でも、これ、どこがプールするんだ
— バタコ (@ik860206) 2020年2月17日
払い戻しに莫大なお金がかかるだろうから分からなくも無いが、来年も参加する人には繰り越しで参加料は免除にしないと。
— リーアベルト。 (@sitenrin) 2020年2月17日
参加料返金なしなんて、ランナーなら承知の上だし普通のことだよ。この記事書いた人は走ったことない人でしょ。
— たなとも@02/23 姫路城マラソン (@deep1025) 2020年2月17日
でもこれおかしなことに中国からの参加者のみ次回は無料なんですよね。
— favx jsim (@ca_qr7) 2020年2月17日
これがOKってことは、もし東京五輪が中止になった場合、チケット返金も危ういな…
こえー:(;゙゚'ω゚'):— tsuyoshi@自然士チャンネル (@tsuyoc_c) 2020年2月17日
かつてランニング好きだったことがあります。
しかし辞めました。
一部ですが、ランナーたちの公道マナーの酷さを目にしたからです。
歩行している人の横スレスレに「どけ!」と言う態度で追い抜いていく態度を見たショック。
唾を平気ではいているのを見たショック。— えのさん (@enomoto_4485) 2020年2月17日
最低限の落としどころですよね。
横浜マラソンが中止のときと同じ対応。
来年辞退した人のぶんを追加抽選で募集でしょうか。— ヨージー@ブログ5ヶ月目×フルマラソン12回 (@yozyflynn) 2020年2月17日
え!?返金しないの!?( ゚д゚)
16200円ですよ!?
ランナーは楽しみに、そして東京マラソンを目標にしてる方々もいたんですよ!?せめて
来年は必ず出れるとか、
面倒ですが〜宛に振込先をご記入下さいだとか
対応はたくさんある中で、
問答無用で返金しない!
ってそりゃねぇだろ!?— ヒノキ 会計士X週末主夫 (@HinokiYbi) 2020年2月17日
強欲にも程がある
— D-503 (@D50380020498) 2020年2月17日
納得できない方が多いのも理解できます。一方東京マラソン主催者としても日本政府が然るべき対応をしてれば開催できたという思いもあるのかもしれません(主催者は一般財団法人東京マラソン財団)。かなり強引な返金無しの対応はこのまま丸く収まってくれるのでしょうか。