今日は大谷翔平のチームメイトであるマイクトラウトについて。
この選手は現役だと世界ナンバー1の野手だと私は思ってるんですが、如何せん総合力で勝負するタイプの選手なので、主要タイトルは打点王と盗塁王の1回ずつのみで、もしかするとイマイチ凄さが日本には伝わっていません。
特に大谷でトラウトを知ったようなライトなファンは恐らくですが、打率、ホームラン数、防御率、勝利数ぐらいしか目に入ってないので、トラウトといえばやたら体と年俸の凄い選手ぐらいにしか思っていないはずです。
(それは別に悪いことでもなくて、そういう層まで大谷効果でメジャーリーグを見るのは意義のあることだと思います。)
今日はそのトラウトがどれだけ凄いのか私なりに紹介していきます。
トラウトの筋肉
こレを見てください
👀👀👀 @MikeTrout 💥⚾#ObsessedWithBetter #Switch2BODYARMOR pic.twitter.com/AJB6Md8Ahm
— BODYARMOR (@DrinkBODYARMOR) 2018年4月29日
服装はともかく、体は本当にゴツいです。横に広いので身長は高く見えませんが190センチ近くあります。(ただアメリカは靴を履いたまま身体測定するみたいなので実寸は185ぐらいかも)
で体型なんですが腕が長くて足が短いんですよね。(でも速いです。)
足が短いってことは重心が安定しますし、腕が長いと外角にも対応しやすいので、何気に打者向きの体型なのではと勝手に考えています。
そしてこんなCMをするぐらいですから、性格も優しいはずです。
成績
ホームランはキャリア通算で既に200本以上打ってるんですが、特筆すべきは年齢でまだ26歳なんですよね。守備位置は中堅ですが、まだまだ若手なんです。
20歳ぐらいから普通にホームランぽんぽん打ってましたし尋常じゃないです。
これだけ若いのに既にイチロー以上の通算warですし、同年齢時点での比較でいうと、バリーボンズを超えるレベルじゃないでしょうか。この体格で足もトップクラスに早いので攻撃面では手が付けられません。
守備も素晴らしいですが、肩が唯一の弱点で、唯一の人間らしい部分です。
ただ野球ってどうしても能力が偏ってた方が得なんですよね。
例えばミゲルカブレラが3冠王を取ったときにも、実はトラウトの方が総合的な指標では上で高いパフォーマンスだったんですが、インパクトで結局カブレラがMVPを取りましたし、オールマイティで悪く言えば器用貧乏なトラウトは割を食っている気もします。
ただアメリカの野球ファンの間では当然能力を認識されていて、現役メジャーリーガーでは1.2番ぐらいの高い人気だと思います。
トラウトのホームラン動画
こちら
軽く擦っているだけに見えますがスタンドインしてます。
日本人では考えられないパワーですが、唯一大谷は今までの日本人にないパワーを見せてくれているので、近い領域に達してくれるのではないかと期待してます。
今後のトラウト
大谷と二人でエンゼルスを引っ張ってほしいですが、2019年までの契約なので、再来年もしかしたら都会の球団に行ってしまうかもしれません。
あと恐らく足は衰えるのが早いでしょうね。アレックスロドリゲスもそうでしたが、長打も打てるタイプは大柄なのでどうしても足は早々に衰えてしまいます。
リッキーヘンダーソンみたいに小さい選手はキャリア晩年まで走れますけど、トラウトもかなり大柄なので、こればかりは仕方がないです。
そうなると守備にも影響が出てきますし、攻撃面でも足を生かしているので、その時は打撃で今より上積みがないと、選手としてはスケールダウンしてしまうかもしれません。(高いレベルでの話ですが)
いつまで大谷と同じチームにいるか分かりませんので、NHKとBSで見ることができるうちに沢山応援しておきたいと思います。