ヴィッセル神戸のフアンマヌエル・リージョ監督が契約解除となったことが明らかになりました。リージョ監督は一応自身の意向と述べていますが、ポドルスキのコメントや三木谷浩史オーナーの過去の行動を顧みると、タイミング的に解任ではないかとも言われています。
フアン マヌエル リージョ監督の意向を受け4月17日付で契約の解除に合意しました事をお知らせ致します。
リージョ監督、今までありがとうございました。詳しくはこちら:https://t.co/HCnI4pk6ee#visselkobe #ヴィッセル神戸 pic.twitter.com/IgJH8TKLFS
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) 2019年4月17日
リーグ戦は現在10位と低迷。イニーゴ・ヘッドコーチ、ホルヘ・アシスタントコーチともさよならです。後任の監督は吉田孝行さんですが、あくまで繋ぎ登板なので、よほどのことがない限り今季限りでお役御免でしょう。
リージョ監督のコメント
「ヴィッセル神戸のスタッフ、選手、そして会長、社長、ファンの皆様ありがとうございました。神戸という街で暮らし、素晴らしい方達と仕事をし、かけがえのない経験ができました。人生では難しい決断をしないといけない事もあります。私と家族にとってはこうする事がベストだと思いました。ヴィッセル神戸は私の心の中に常にあり続けるでしょう。皆さん、今までのサポート、本当にありがとうございました」
お疲れ様でした。
ここ最近のヴィッセル神戸のパフォーマンスは微妙だったので、欧州の中堅クラブ並にお金を出している三木谷社長としては我慢できなかったんでしょう。三木谷社長は「金も出すけど口も出す」スタンスなので、ヴィッセル神戸サポーターはある程度予想していたと思います。
ポドルスキのコメントやヴィッセル神戸の課題など考えてみます。
ポドルスキのコメント
驚きはもちろんあるけど、クラブの意向もあって。(リージョ)監督が今のままチームを率いて成長できていけば良かったけど、 >そうはならなかった。自分たちも、その中でやっていかないといけない。みんなでひとつになって進まないといけない」
このように言っていました。
クラブの意向と言っているので、円満解除にしろクラブ側が不満を抱き解任を迫った可能性は高そうです。ポドルスキは日本に馴染もうとがんばってるんですが、イマイチ活躍してないですね。
パンチ力はあるんですが、2年半の契約で23億円(年俸換算で10億円近く)のパフォーマンスではないです。ただサッカーは微妙ですが、日本文化への理解度は物凄く高いです。
横綱白鵬と相撲をとるポドルスキ。
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Thought it would be nice to show them my sport ⚽👌🏼💪🏻 #support #sumosquats #friends
力士と嬉しそうに写真を撮るポドルスキ。サッカーやってるときより楽しそうです。
楽天の野球の試合にもやってきてベンチ入りするなど、かなり日本での生活を満喫しています。嫁さんや家族をドイツに残しての単身赴任なので暇なんだと思いますが、恐らく彼は十分なお金さえ貰っていればフラストレーションはさほどたまらないタイプに見えます。そういう割り切った性格の選手にとっては、今のヴィッセル神戸の惨状もさほど気ならないのかもしれません。
神戸サポーターの皆さん、こんにちは。
残念なお知らせがあります。自分はヴィッセル神戸のキャプテンの座から降りる事になりました。ここ数週間の苦しくて悔しいチームの状況と同じように自分にとっても難しい決断でした。喜びと誇りを持ってやってきていたので複雑な思いです。 pic.twitter.com/DpwprfR53K— Lukas-Podolski.com (@Podolski10) 2019年4月17日
ポドルスキはキャプテンから降りることも自身のツイッターにて発表。これはもしかしてヴィッセル神戸を退団する準備なんでしょうか。
イニエスタとの不仲説
イニエスタが、広島戦以降ポドルスキのインスタに’いいね’してないと神戸サポーターの間で話題になっていました。
イニエスタは年俸32億円もらってますが、試合中や試合後の表情などを見るにかなりフラストレーションが溜まっているように見えるときもあります。バルセロナという常勝軍団にいただけに、Jリーグで10位というのは屈辱なはずです。
イニエスタは高いパフォーマンスなだけに、他の選手に苛立ちを感じていても不思議ではありません。
ちなみにイニエスタは
「あなたの側で働くことは喜びでした、ありがとう監督。幸運を」
「Arigato!」
と粋なメッセージをリージョ監督に送っていました。
リージョ監督の経歴
ビッグクラブでの監督経験こそないですが、レアルソシエダなどそこそこのクラブで途切れることなく指導者としてお仕事されています。突出して有能というわけではないですが、個人的には楽しいサッカーを見せてくれていたと思います。
神戸ファン曰く、「サンペールが来てから歯車が狂った」というのが目立ちました。あとはビジャも怪我して戦線離脱してしまいましたし、リージョ監督としては、戦術面以前の問題に頭を抱えていたかもしれません。日本を嫌いにならないでいてくれるといいのですが。
神戸サポーターの反応
リージョのサッカーでアジアNo. 1狙うんちゃうかったんかいな⁉️
1月17日の新体制発表会が懐かしく感じるなぁ〜あの時はワクワクが止まらんかったもん‼️ pic.twitter.com/2UEDt3PkgK— KINGHARU (@kingharuchan) 2019年4月17日
何でよ😢 楽しいサッカー観れてたのに。。
— 虎キチ🐼 (@tigers_7777) 2019年4月17日
早すぎん?ww
チームスタイルをしっかり確立しないとどんだけいい選手がおっても勝てんって!— 244(つよし) (@hykw244_0707) 2019年4月17日
@visselkobe 早過ぎるのでは?というのが率直な感想。楽しく、魅せて、そして勝利するサッカー。言うのは簡単だが、実践するのはどんな監督であっても容易ではないはず。せめて1年、とは思う。だけど、今はリージョさんにご苦労様でしたと言いたい。大変でしたよね。飄々とした雰囲気、大好きでした。
— reivaxsan (@reivaxsan) 2019年4月17日
神戸の監督て、軽いポジションなんやねー笑
— アッキー21 (@avispa0021) 2019年4月17日
ピッチではイニエスタが指揮を…
— せじ (@s__football) 2019年4月17日
吉田孝行が復活してくれるのは嬉しいけど、
ちょっとこのタイミングは、素直に喜べませんなぁ😢— Masami.k(4/17 神宮球場) (@KotobukiMasami) 2019年4月17日
え?、ちょっと意味が分からないのですが(ー_ー;)
— ひろみ51 (@nukolove44) 2019年4月17日
何故?早すぎじゃないですか?
— AKIRA (@akira20020) 2019年4月17日
おいおい、エイプリルフールはもうすぎたぞ
— üme~~!! (@ume_knives_out) 2019年4月17日
家族に何かあったのかな……
残念です……— かえるさん (@like_a_snow_) 2019年4月17日
ネルシーニョ呼んだで!→12位、7位
あかん、監督だけじゃ上に行けへん。よっしゃポドルスキ連れてきたるわ!→9位
ポドルスキにパスする選手が必要や!イニエスタ獲ったで!監督もペップの師匠にするで!→10位
ビジャとも連れてきたで!これが日本のバルサや!→現在10位— choo(練馬伯爵) (@count_of_nerima) 2019年4月17日
さすがに早すぎるという意見ばかりでした。私もそう思います。
ヴィッセル神戸は何故勝てないのか
DAZNで何度かヴィッセル神戸の試合を見ました。
今シーズンはイニエスタやビジャの加入によって、私のように普段Jリーグを見ない客層も多く関心を寄せていると思います。そういう意味では三木谷社長はJリーグに多大な貢献をしているでしょう。
ただ勝てないと選手もサポーターも熱が下がっていくので、ここは何としてもある程度勝たなくてはいけないんですけど如何せん弱いですね。イニエスタだけが別格で、古橋やダンクレーなど攻撃面で貢献してくれる選手は多いですが、とりあえず守備陣、特に最終ラインが酷いという印象です。
リーグ戦7試合で12失点というのは、18チーム中4番目に酷い数字です。次の吉田孝行に期待しましょう。即席ヴィッセル神戸サポーターとして応援しています。