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「100日後に死ぬワニ」炎上まとめ 電通関与の証拠と作者の反論

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ツイッターで無料公開されていた4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が実は電通案件だったのではと大炎上しています。

「ワニ で」で検索するとこれまでのデスロールと違い、電通が関連ワードで最上位にくる始末です。

現時点で電通が絡んでいるのは間違いないですが、一つ争点となっているのは、電通がいつから関与していたかです。では炎上の理由、作者の反論や読者の批判と擁護など今回の騒動についてまとめて紹介します。

100日後に死ぬという、タイトルでのネタバレを逆手にとった手法はこの作品の魅力の一つです。映画で冒頭に主人公が死ぬ場面を見せる倒置法的な演出を思い出しました。

キャラクターもかわいいですし、漫画雑誌ではなくツイッターでの連載も漫画の在り方の可能性を広げる好例となりました。

炎上については、もう少し余韻が欲しかったという声も多かったですが、結局今批判している人どうやっても批判してたはずです。要は「漫画家が無償、無料やってる」という健全性ありきの人気だったのが裏切られ、それが反動となり現在の批判に繋がっている気がします。

ではそれらのことについて。

 

連載前に電通が関与していた証拠とは

作者のきくちゆうき先生が「100日後に死ぬワニ」連載開始前に電通の方と打ち合わせをしていた証拠があるとして、炎上の一つの要因となっていました。

きくちゆうき先生が12月4日に、2時間かけて打ち合わせにいったと画像付きでツイッターで報告していたのですが、この駅の近くに電通研究所があるとスレッドがたてられていました。

連載開始前に関係性があったのであれば、電通主導の企画ということになり、興ざめする方は少なくないかもしれません。とはいえ個人的にはかなり根拠に乏しく、現時点では言い掛かりに近い意見かなと思います。全国区ではないとはいえ、他の仕事もあるでしょうし、他の企業との打ち合わせかもしれません。(後述の通り作者もここは否定しています)

尚現在はyotube動画のスタッフ名に電通の方が名前を連ねていることや、グッズ販売や映画化といった大規模なメディア展開により、広告代理店が後押ししています。

 

「100日後に死ぬワニ」本当に人気なのか

loftの入口ガラガラと言ってた人もいましたが、整理券配り終わってただけで実際にはかなり人が来ていたようです。作者ツイッターのフォロワー数も200万人を超え、youtubeでのPR動画も2日で300万再生を超えていました。

電通案件による誘導の可能性があるとはいえ、結果的に大きな人気を得ていることは間違いないです。コロナという例外を除けば、今最もバズっているワードと言っても過言ではありません。

 

犬山紙子版ときくちゆうき版のラスト

どっちも面白いです。

 

きくちゆうき先生の反論

「自分一人で始めた」と電通主導の企画であったことはきっぱり否定されています。

またコラボムービーを手がけた、いきものがかりの水野良樹さんがとのツイッターライブ動画でも、

「僕が個人的に始めたことに色んな人が共感してくれて盛り上げてくれたことに感謝しかない。裏で大きな組織が動いているんだろうと言われると、悲しいし申し訳ないと思う」

「何があるか分からない中で、限りある時間を大切にしてほしいとのメッセージを伝えたい」

と一人で開始した企画であると主張。

水野良樹さんも

「電通案件とか言われるけど、電通さんは絡んでないです」

と同じく否定しています。個人的にはこのお二人の言葉を信じたいです。また100日後に死ぬワニを連載開始したのは、友人の死がきっかけであったことも明かされています。

 

連載終了から現在までの発言

 

ネットの反応まとめ

賛否両論でした。

アイドルに実は彼氏いましたみたいな感覚になりました。

面白ければ何でもいいです。

ランサーズの関与を疑っている方も少なくありませんでした。尚業界人(手塚るみ子、犬山紙子、水野良樹等)は概ね今回の件を擁護されています。

 

次の作品に期待

きくちゆうき先生は、ツイッターの旨味と恐ろしさを短い期間でどちらも味わうことになりました。貴重な体験だと思います。次の作品にも活かされるかもしれません。漫画は2つの作品をヒットさせるのは本当に難しいですが、きくちゆうき先生の次の作品に期待しています。










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