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プレミア12 不人気とメジャーリーガー不出場の理由 視聴率も客席もガラガラ

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野球の国際大会の一つ2019年WBSCプレミア12の第一ラウンドが絶賛開催中ですが、客席がガラガラでアメリカ代表やプエルトリコ代表にメジャーリーガーもほぼ出場していません。というか大会の存在を知らないメジャーリーガーがいる気すらしています。

プレミア12は視聴者だけでなく、選手達からも人気がないのでしょうか。

↑ 菊池涼介のこのようなファインプレーなど随所に見所はあります。しかしそれが世間に伝わる気配が今のところありません。

また球場への集客だけでなく、視聴率も一桁%を連発し侍ジャパンでようやく11%と、40%近くの視聴率を叩き出したラグビーワールドカップとは対照的です。

↑ 驚くことにこれでも客入ってる方です。決勝の韓国戦は盛り上がり何とか体裁を保ちました。

2回目ぐらいまでのWBCや五輪ではそこそこ人気があったんですが、日本だけが本気という現実にプロ野球ファンも気付き始め、更にプレミア12に関してはメジャーリーガーがほぼ出場していないため、WBCより格落ちで落ち目の大会として認知され始めている気がします。

 

メジャーリーガーが出場しない理由

まず1つは開催時期ですかね。

WBCはMLB開幕前の3月に開催されるため、WBCに駆り出されずとも結局はMLBのオープン戦で汗をかくことになるので、だったらと内心乗り気ではなくとも招集に応じる選手や球団が出てくるのは自然なことです。

プレミア12はオフシーズンなのでこんな不人気な大会に出ようという物好きはそうはいないでしょう。

↑ 成功したメジャーリーガーのオフシーズンはバーベキューやらで忙しいです。

あとは主催も別組織です。

WBCはWBCI(ワールド・ベースボール・クラシック・インク)というMLBが主体となって発足した組織が主催で、プレミア12はWBSC(世界野球ソフトボール連盟)が主催しています。

WBCの利益はMLBに還元されますので、一応は協力的です(といっても個人レベルでは出たからないメジャーリーガーも多いですが)。対してプレミア12はMLBには何の利益にもならないので一切協力してくれません。

この辺はアメリカはドライですね。どちらも読売新聞など日本の企業が大口スポンサーになっているので、少しは選手を送り出してくれてもよさそうなもんですが、我関せずでプレミア12はこの惨状になってしまいました。

こんなことじゃ野球が衰退していくぞという脅し文句を言いたいところなんですが、アメリカは野球の人気は低下していても収益はケーブルテレビ放映権料のおかげで絶好調なので、国内で完結している現状で特に問題はありません。足元見られて歯がゆいですが国際化が進まないと困るのは日本の方です。

 

ネットの反応

いやはや厳しい意見が多く、野球ファンとしてはちょっと苦しい状況です。

韓国に期待


本当は駄目なんです。駄目なんですが以前韓国人がWBCでマウンドに旗を立てたり日本を挑発したりといった行為は、大衆の興味を引くという意味では一役買ってくれていました。

韓国への感情を煽る何かしらの出来事があれば、プレミア12がエンターテイメントとして1ランク上のステージに上がるかもしれません。ちなみに優勝予想は圧倒的に日本です。あの張本勲さんも日本代表が優勝すると言っていました。期待しましょう。










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