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山田邦子事務所独立の理由 太田プロとの確執、若い頃は好感度NO1の女芸人

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タレントの山田邦子さんが、所属する芸能事務所太田プロから独立する方向で話し合いをされていることがスポニチなどの取材で明らかになっています。

山田邦子さんといえば、ビートたけしさんが独立してからの太田プロを支えた事務所の功労者です。ネットでは「太田プロは冷遇しすぎ」「今の時代には合わない」といった様々な反応がありました。

決定したわけではありませんが、双方の歩み寄りがなければこのまま独立することになるでしょう。

既に太田プロに対して十分すぎるほど貢献してきた方なので、独立後に干されるといった問題はありませんが、貢献者を冷遇すると太田プロも対外的に顔が立たないので、「引き留めようとしたけど山田邦子が自分で出て行った」という構図にしたいのが太田プロの本音かなと思います。

 

独立と確執の理由

決定的になったのが先日山田邦子さんが行った長唄のライブと言われています。

歌舞伎座で行った芸能活動40周年記念の「長唄杵勝会」に太田プロの関係者が誰もこなかったことでかなりご立腹だったと報道がありました。

この時の不満はかなりのもので、山田邦子さんがブログで吐露しています。

39年所属しておりました太田プロダクションの
事務所スタッフには
誰ひとりも観てもらえなかったことが
とても残念でした
この事は
新しい令和の年に向け
いろいろ整理が付く、出来事にもなりました。
残念です

(山田邦子さんの公式ブログhttps://ameblo.jp/yamadakuniko/entry-12457559131.htmlより)

一般人からするとどうでもいい話ですが、芸能界は義理立ての世界ですし、杵屋勝之邦を襲名する特別な公演でもあったので、太田プロに貢献してきた自負のある山田邦子さんとっては許し難い出来事だったのかもしれません。

事務所との確執について山田邦子のコメント

事務所の社長が変わったことで雰囲気も変わったと言っていました。

「20年ぐらい前かな、事務所の様子が変わっていってしまった」

「恩義のあった前社長が引退して会長に、その息子が新社長になってから、私のマネジャーが動いていない状態なんです。ほら、今もひとりでしょ? もう末期的なのよ」

「事務所は私に全然関心がないの。(今回の舞台も)私のプライベートなことだからって。でもさ、芸事でしょ?」

2019年の舞台『山田邦子の門』は太田プロ主導では?

「それも太田プロは関係ないの。何十年来っていう長年のつきあいがある仲よしのプロデューサーがお祝いで考えてくれたことで。
だけど、事務所にはお金を落とすじゃない? 昔から30%は落としてきたから。現場に若手のかたがちょろっと見に来ていたけど、GWに入ったら全然来ないし(苦笑)。
後輩にも仕事を流してあげてるのよ? だから、話し合いよ、話し合い」

事務所との話し合いは?

「今年に入って一度は“どうします?”“私のとこ、動いてないですよ”と。ただ、話をしてみると思いを抱えていたのは私だけじゃなかったみたいだったの。
うちのタレントみんなが“邦子さんよく言ってくれました”って。ほかの事務所も同じようなことを聞いたから、いい機会だなって。こういううるさい人間が波風を立てるのもね」

女優の仕事がない事にも不満

「私は、朝ドラも大河も映画もバンバン出てたんだけど、今は事務所の“役者部”が何にも動いていないのよ」

「樹木希林さん枠が空いたでしょ~(笑)。って、全然足元にも及ばないけどもね

と自身の扱いにかなり不満がある様子でした。

事務所からすると山田邦子さんのために人事や営業のリソースを割く価値がないという判断でしょうし、山田邦子さんは自分の仕事が微妙になったのは事務所のせいであるという発言のニュアンスです。

(不満が募り始めた20年前はちょうど山田邦子さんが低迷し始めた時期と重なります)

ちなみに長唄とは以下のような感じ。

まあこれは事務所の方は顔を出さないのは分からんでもないような(笑)。これは米津玄師さんが演奏しても寝てしまう自信があります。

あとはまあ、山田邦子さんの口から「来てほしい」という直接的な言葉があったのかは不明(多分言ってない気がする)ですが、かなり貢献してきた方なので、誰かしら顔ぐらい出しても良かったような気はしてしまいます。

最近はマネージャーがついていない事もあると言っていたので、それも功労者にとってはつらい状況だったのでしょう。

 

山田邦子は割と気難しい

女性芸人No.1と銘打たれている「THE W」に参加する、いややっぱり参加しないでひと悶着あったこともありました。この時の不参加理由は、番組の趣旨説明での食い違いと言われています。

あとは以前に山田邦子さんの冠番組で、レギュラーを頻繁に入れ替えるスタッフに文句をいって自分も降板したぐらいなので、確固たる信念をお持ちの方です。この辺のプライドの高さもあって、事務所からすると少し扱いにくい存在になっていたのかもしれません。

 

2017年には事務所のライブに参加

最後の「山田邦子の門」は太田プロ関係ないと語られていましたが、2017年にはまだ太田プロ主催の事務所ライブに参加していたとの情報があります。

通常芸能事務所のHPは芸歴か年齢順、あるいは貢献度の順に紹介されていることが多いのですが、太田プロはアイウエオ順に並んでいたので、そこは確認できませんでした。ここ最近は指原莉乃や有吉弘行が太田プロの稼ぎ頭ですが、山田邦子を露骨に冷遇してしまうと彼らの不信感も誘発してしまうかもしれません。

ネットの反応

山田邦子は偉大な女芸人だった

1980年代から90年代の中盤までは山田邦子さんの人気は凄まじいものでした。

優秀な女芸人はここ最近増えましたが、山田邦子さんはガヤではなくMCができる貴重なポジションでしたし、キャリア全体で考えると久本雅美さんぐらいしか追随できる女性芸人はいない気がします。

1995年頃には好感度NO1の座に輝くなど割と長い事人気者でした。急激に露出が減った原因はゴシップで追い回してきた井上公造氏に「お前もてないだろう」「バカじゃないの」と罵倒したのが一因とも言われています。(今や井上公造のほうがテレビ出てます)

あとは時代的にまだ女性芸人が舐められまくっている時期だったので、どこかで軽く見られていた気はします。

山田邦子の「血はすぐ止まるんですか?」という質問をガチンココンプレックスを拗らせていたプロレスラー馳浩氏は『血のりを使っている』と曲解してブチぎれるという、滅茶苦茶理不尽な目にもあっています。

山田邦子さん本人的には、露出が減ったのは自分の及ばざる実力以外のことが原因だと思っているからこその、事務所との温度差という感じでしょうか。才能のある方だと思いますが、今のバラエティパッケージに適応できるかというとかなり疑問です。独立騒動はどうなってしまうのでしょうか。










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