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吉本闇営業に大物お笑い芸人、ビートたけし明石家さんま岡村隆史太田光ら言及

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宮迫博之や田村亮が謹慎処分となっているオレオレ詐欺集団への闇営業事件や、スリムクラブが稲川会の会合に参加した一連の問題について、ビートたけしや明石家さんまなど影響力の高い大物芸人達が言及していましたので、まとめて紹介します。

 

ナイナイ岡村隆史

オールナイトニッポンで宮迫博之へ複雑な思いを口にしています。

宮迫博之との関係については

「泥水すすって、なんとか頑張ってきたのに、仕事が増えたことによって、昔の宮迫さんより、なんかちょっと変わってしまった部分、ちょっとあるのかも分かれへん。宮迫さんと、ちょっと、なんか、距離ができたな、と思たこともあったし。なかなかプライベートでも飯食いに行くこともなくなってしまった」

とここ最近プライベートでの付き合いが無くなっていたことを口にしていました。

大阪時代から岡村隆史が売れてからもしばらくは元天然素材のメンバーとしてかなり仲が良かったのですが、宮迫博之が売れて松本人志や今田耕司らと懇意にし始めてから距離が離れていった印象です。

また闇営業問題が吉本興業にまで及んでいることについても言及、「それがないと飯食えない人もいるんや、っていうことをどっかでちょっと分かっていただいたら」と理解を求めていました。

また、「吉本の社員が闇営業をとってきたこともあった」「社員が封筒から金を渡してた」と昔は今と違う時代背景もあったためかなり緩かったこともお話しされています。

宮迫博之は先輩ということもあり連絡していないそうですが、田村亮や蛍原徹とは電話で連絡したようです。そのほか岡村隆史のコメントは以下。

「しんどくなったりしたら言うてな」

「闇営業ではなく直営業、直の仕事と呼んでいた」

「宮迫さんとか(ロンドンブーツ1号2号の田村)亮とか、そういうとこ行かんでもええのに、仕事ちゃんとあんのに、行ってしまった。ウソついてしもた。アカンもんはアカン。ホンマになんでやねん、っていう思いなんですね」

「20代、ずっと雨上がりさんと一緒にいましたからね。めちゃくちゃかわいがってもらったからこそ、悔しい思いもある。そんな人がこんなとこ行かなくても、全然よかったんや。でも行ってまうねん。ほんまに、腹立つわー」

「(雨上がり決死隊は)だいぶ泥水すすって、遠回りして遠回りして、今のとこまできた」

笑い一つなく神妙な雰囲気で問題に言及していました。

ナイナイは売れるのがとても早く経済的な苦労はしていないので、売れない芸人の気持ちは分からないかと思いきや、芸人愛の強い方なんですね。岡村隆史さんはあまりフリートークが得意な方ではないですが、思いが伝わってきました。

岡村隆史に対するネットの反応は

 

明石家さんま

明石家さんまさんはテレビでは一切世相を語ることはしません。(時事ネタはしますが)。ラジオ「ヤングタウン」のみで見解を述べてくれます。

以下明石家さんまさんの見解

どうやら入江慎也は、さんまが好きなサッカーチームやNBAチームのTシャツなどを送ることで明石家さんまとも仲良くしていたようで、入江慎也から頼まれていたら自分も闇営業に行っていたと語っていました。

「俺は入江にすっごい世話になってるんで、入江がもし『さんまさん、お願いします』って言ってきたら絶対行ってた」

「吉本とがいろいろと話題をかっさらっている」「いけないことをしてしまった。どうしようもない」「(スリムクラブは)あいつらも大変。生活もせなあかん」

とスリムクラブや吉本興業についても言及。

さすがに入江慎也も明石家さんまや松本人志クラスを怪しい営業に誘うことは恐れ多かったのかもしれません。

ネットの反応は

爆笑問題 太田光

爆笑問題太田光さんは売れない期間や干されていた期間が長かったですが、それでもやはり反社会的組織への闇営業は罪が重いとし、テレビへの復帰は難しいかもしれないと深刻に受け止めていました。

「芸人なんてネタさえ良ければ。テレビはスポンサーなんかで許さないかもしれない。ただどんなやつだってネタがおもしろいってことになれば客は付いてくる。テレビに出なくたっていいんだから。あいつらのネタがまた見たい」

ホトちゃん(雨上がり決死隊・蛍原)だって一時期は自殺しようってぐらい落ち込んだ時期もあったんだから。2人とも地獄みて復活したんだから。また一からネタ作ってやりゃいい。芸人は最終的に芸だから」

爆笑問題は定期的に舞台にたってネタを披露しているので、お笑い芸人が舞台に回帰する考えは他の芸人よりも強いです。

愛情を感じる優しい意見ですが、現実的に雨上がり決死隊の宮迫博之が今さら舞台でネタをやるかというと個人的になかなか難しい気がします。

爆笑問題太田光さんは、詐欺集団の言葉を信じ芸人ばかりを責める視聴者にも苦言を呈しています。

「腹が立つのはさ、宮迫が知らなかったって言ってたら、元詐欺集団の幹部というやつが知ってたはずとか言うわけ。雑誌も宮迫はこう言うが、元詐欺集団はこう言う。こっちのほうが真実だって。お前だまされてないか? 詐欺集団を信じるのか?って話になる」

「元詐欺集団の言葉は信用できない」

「素朴な疑問として、宮迫がパーティーに行ったのが犯罪集団が捕まる半年前だっていうわけ。その時点ではまだ捕まっていないわけじゃない。捕まる半年前だからそいつらが犯罪者だとは思わないよな」

これは詐欺集団が言っているからというより、状況を見て吉本興業やお芸人達のいうことを信じていないだけのような気もします。

 

ビートたけし

29日の「新・情報7daysニュースキャスター」にて触れていました。自身が過去に経験した闇営業の話を交えながら、吉本興業へ苦言を呈しています。

自身がかつては反社会勢力の会合に営業にいっていたことも話していました。

「俺はどこ行ったってもらうからね。そのかわりウケるためには、相手をよく調べて、ネタを作って行く。オレは、反社会的勢力でも(会などに)行って、そいつらが笑うネタを作っていくけど、それは10年前の話で。今はちゃんと法律があるから、まずいでしょ」

「漫才ブームの時に地方興行やった時、全部、反社会的勢力の人たちが興行やってた時、おいら漫才やってたけど、それ(=反社会的勢力の人が関わる興行)以外なかったはずだよ」

さすがビートたけしさん、その時代でギリギリのことをやってきて生き残ってきた方です。

松本人志と対談したコマネチという本では、普通に知り合いのヤクザの組長を褒めたたえていました。ずっと同じ意識でいたら島田紳助が失脚したときに一緒に芸能界から引退していたでしょう。

その他吉本興業にも苦言を呈しています。

「闇営業をしなきゃ食えないような状態にする事務所もおかしいと思うけどね。だったらタレント契約しなければいいのに。最低限の金銭補償くらいすればいいなと思うけど」

多分これをやると6000人ともといわれている所属芸人の数が激減してしまうでしょう。とはいえ時代を考えるとそうしないといけないのかもしれません。以上大物芸人達の闇営業事件に対する見解でした。










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