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吉本興業に反社スポンサー?謝罪会見止めた理由 宮迫博之と田村亮が暴露

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宮迫博之と田村亮が衝撃的な記者会見を開きました。

吉本興業や岡本昭彦社長の暴露はネットでは生配信やフル動画が紹介されていますが、テレビでは岡本社長の「クビにする」発言を現状カットして報道するなど、吉本興業への配慮も感じます。

早い段階で謝罪の記者会見したかった二人を止めていた吉本興業側の意図は何だったのでしょうか。

謝罪会見を吉本興業に「静観でいこう」と止められたと言っています。

しかし吉本興業は真逆のことを主張。

「2人はこれまでも事実と異なる説明を繰り返してきた。会見を開かせなかったと言うが、会社としては会場も押さえて準備をしていた。2人の方が会見に来なかったのです」

「引退でも謝罪でもどういうものでもいいから、自由にして構わないという前提で、会見を準備していました。会見させなかったわけではありません」

録音データなさそうなので言った言わないの水掛け論になってしまうのでしょうか。

宮迫博之と田村亮が主張する、吉本興業が会見をさせなかった言い分としては「得する会見はない」との吉本の考えがあってのことらしいですが、この問題は本丸は別のところにありました。

 

記者会見を止めた理由

動画の1時間10分過ぎからの質問「入江慎也が持ってきた闇営業はどういう経緯で成立したのか?」に対しての宮迫博之の回答に問題の発言がありました。

そこでは入江慎也から仲介された直営業について以下のように話されています。

「(反社組織は)僕のイベントのスポンサーについてくれている。僕がやる吉本の会社を通したイベントについてくれているスポンサーなのでそこは安心です」

(ギャラが100万円と50万円という金額の大きさに不安を感じた田村亮が確認した際の入江慎也の言葉)

「吉本興業もそこ(反社組織)に自社のタレントを派遣し、そこから入ったスポンサー料でギャラを払っている。構造的には僕らが行ったパーティーと同じ」

と、自分達が参加した闇営業にいた反社会的勢力が、吉本興業のスポンサーになっていることを示唆していました。

 

反社会勢力がスポンサー?

↑ 「carisera」というエステを扱う企業が、入江主催の2014年のイベントのスポンサーになっていることが確認されています。

あくまでこれは闇営業に反社会的勢力の一員がいたことに気づけなかったことの弁明として、吉本興業ですら気づかないのだから、我々も気づけなかったという経緯で話された内容ですが、事実であれば大問題ですので、吉本興業としてはこれを公にしたくないために会見を止めたという疑惑が持たれています。

またその場には吉本興業社員がいたことも宮迫博之は口にしていました。(動画の1:16:10過ぎあたり)

真偽は不明ですので吉本興業側の言い分を聞きたいところです。

吉本興業は所属タレントを護るためだった

吉本興業に好意的な見方をすると、大崎洋氏の意向でタレントの記者会見に反対のスタンスをとっていた中で、岡本社長もそれを汲み会社と芸人を守るために静観を指示していたのかもしれません。

確かにタレントの記者会見はマイナスになることがほとんどですし、特に亮は正直者で嘘が下手です。

しかしそれだけに亮は罪の意識に苛まれ静観が難しくなっていました。弁護士を雇った段階で吉本と対立という流れでしょうか。お互いに不信感を抱き今の修復不可能な状況になった感があります。

 

スポンサーとなっている在阪在京のテレビ局

会見では「在京在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」 という言葉が吉本興業側からあったようですが、実際に吉本の株を所有しているテレビ局があるようです。※本当にその言葉があったのかどうか確定ではありません。

 

吉本興業に芸人も不信感

すぐに吉本興業を離れる芸人が出てくるとは思わないですが、所属お笑い芸人たちもかなり不信感を感じているようです。

陣内智則は吉本興業の幹部に会見を要求。

また、ハリセンボン近藤春菜も大崎洋会長の「今後も書面でなく口頭で」という発言に対し、口頭での契約もないと反論するなど、吉本内部もかなり揺れています。

また吉本興業以外の芸人からもエールが届いています。

セクハラ疑惑のある三村マサカズさんや三浦マイルドさんから激励されていました。

 

ネットの反応

つい数時間前まで盛大に叩かれていた宮迫博之ですが、風向きは変わり、ネットの矛先は吉本興業に変わっていました。

田村亮が効果的だった

宮迫博之さんと田村亮さんの気持ちが伝わる記者会見でした。

宮迫博之は若干芝居がかって見えましたが、田村亮の存在が大きかったですね。彼のおかげで心を動かされた視聴者は多いと思います。印象という意味でもそうですし、所々悪意なく暴露発言をぶっこむなど効果的な役割を果たしていました。

入江慎也が解雇されたときに、上述したことが事実であれば入江慎也にも言いたいことはあったはずですが、そのまま辞めていきました。これは自分が会社を糾弾したら関係ない吉本芸人に迷惑がかかるという善意があったことも一因のような気がします。

宮迫博之と田村亮にも当然その考えはあったはずです。それでも会見暴露に踏み切ったのはやはり会社への不信感がそれを上回ってしまったのでしょうか。吉本興業としては計算を見誤ってしまいました。吉本興業の次の対応が待たれます。










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